私、いのうえ、6月から、名古屋大学内の講義ホールにて、防災士になるため勉強が始まりました。
愛知ではおそらく二つの方法で防災士試験の受講資格が得られるのですが、その一つが、名古屋大学で行われている『防災・減災カレッジ』での講座受講。
ちょうど今から60年前に大惨事となった伊勢湾台風や、今後必ず来るといわれる南海トラフなどの大規模災害に備え、自分の身は自分で守り、地域が互いに助け合うための防災人材を育成するための講座です。
ちなみに、もう一方は 防災士研修センターなどの機関にてセミナー受講をする方法。
どちらを選ぶか、当初比較するときに私自身が困ったので簡単にまとめておきますね。
まず、防災士になる一般的な流れはこちら。
1、日本防災士機構から認証を受けている研修機関で講座受講
2、救急救命に関する講座を受講
(すでにお持ちの方は有効期限や取得日をよくご確認くださいね)
3、防災士資格試験に合格
試験合格後登録完了して、初めて防災士と名乗ることができます。
私の受けている防災減災カレッジでは、防災士試験の受験資格だけでなく、防災リーダーやアドバイザーなどいくつかの証がもらえるのですが、コースの選択の仕方により認証されるようで、防災士資格に必須ではない講座もありますので申し込みの際には注意が必要です。
防災減災カレッジでの防災士資格取得の場合は
【必須】 防災基礎研修(一日)を受講 特に重要。
これを受けておかないと先に進めません。
↓
【必須】 市民防災コース (二日間)
↓
【〇の4つの中から1つ選択必須】
〇企業防災コース (二日間)
〇防災行政コース (二日間)
〇地域防災コース (二日間)
〇防災VCoコース (二日間)
↓
【必須】防災士教本に基づくレポート提出
【必須】消防署等で受けた救急救命講座の修了証
(持ってない場合は防災減災カレッジにて無料で受講可)
防災減災カレッジでの必須講座が最低5日間あり
費用は一日 2000円のため、10000円
(注 2019年度の場合)
(申し込み時は振り込みのため、別途 講座費振込手数料必要)
修了証がそろってから、防災士教本代、試験受験費用、登録料が必要とのことで聞いています。
これらを終えてやっと、2月の本試験に臨むことができます。
ランチタイム、悩んだら名大スタバへ、笑。
私のスケジュールをご紹介すると、
6月に防災基礎講座、7月に市民防災コースを受け、8月に地域防災コース、救命救急講座と、もう一つ受けたい講座があるので私は合計7日間大学へ足を運ぶ予定です。
講座は、名古屋大学の福和 伸夫教授を筆頭に大学の各分野の教授や医療、ボランティア団体などからいらした先生方の1時間の講座を各間に休憩をはさみながら9時30~17時00まで受けます。
↑土曜日の講座はやっていない学食もあるし、敷地内広いから、ランチタイムどこに食べに行くか朝のうちに考えておいた方がいいですよー。自販機はあるけど、売店は遠いから、かばんの中に飲み物、休憩に甘いもの必須、笑。
一方で、防災士研修センターなどの機関での受講の場合は、
試験受験料や教本等もすべて含めて61000円くらい。
必須講座は2~3日間、
愛知県での開催ですと、土日の二日間受講とHPに記載がありました。
短い期間で受けたい方は費用は高額ですが研修センターでの受講がおススメ。
研修センターでの講師の先生はどんな方がされているのかわかりかねますが、研修センターHPにて福和先生のお名前もお見かけしたので他にも講師として参加されている先生がいらっしゃるのかもしれませんね。
先日は朝からこの地方に台風が接近していた日で、笑。
講座内で、リアルタイムの気象庁のナウキャストを見ながらの災害情報の講座。
また三重大学よりいらっしゃった川口先生の講義は、テンポよく、また子を持つ母にとっては防災知識を子供に伝えるにあたって考えさせられる内容が満載で印象的でした。
防災・減災カレッジについて、私がネットで事前に知っておきたかった内容を記載したつもりですが、もし間違い等ございましたらご指摘くださいますと幸いです