先月、ロンドン(とパリ)に一人旅をした。
宿泊したのは、イーストロンドンのエリア。
 
 

現地に住む友達に連れて行ってもらった「GIANT STEPS」というベニューが面白かった。
中心部から少し離れた運河沿いにあって、とても広く、様々な音楽の楽しみ方ができる場所だった。

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その日、テラスではジャズバンドでアリス・コルトレーンのトリビュートライブをやっていて、中に入るとよく陽の光が入るスペースで皆話しながらお酒を飲んでいた。
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お金を払って入る奥の部屋にはアナログのいかにも高級なサウンドシステムが5つ、部屋を囲むように置いてあり、そこで人々はDJが流す(決して繋がず、一曲一曲かけきる)曲を、地面に大きなクッションと共に寝そべりながらゆったりと聴くのだった。

曲はエクスペリメンタルなものやアンビエントなどで、「リスニングパーティー」といって、こっちでは最近流行っているらしい。もちろんダンスミュージックを爆音で聴く日もあるそうだ。

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ロンドンは、ここがどこかわからなくなるほど様々な人種が共存していて
音楽の面でも、日本では見たことのない自由な発想の楽しみ方と寛容性があった。
音楽が「イベント」ではなく日常の楽しみとして、そこにラフに存在していた気がする。
これは現地に行かなければわからなかったことだった。



7月になって、DYGL(デイグロー)というバンドの新しいアルバムがリリースされた。

彼らは今、まさにイーストロンドンに住んでいる。

大学で出会った4人で結成されたDYGLが、そろって渡英したのは2018年。
それまでに海外でツアーをし、
SXSWでライブをし、LAでのアルバムレコーディングも経験した彼らがイギリスに住むことを選んだ理由は「好きだから」。
その後リリースした2年ぶりのアルバムは、その土地のムードを大いに孕(はら)んでいると言えよう。音楽において、これは何人(なにじん)だとか洋楽だとか邦楽だという線引きは本当にどうでもいいことだけど、やはりその場所で行動し生活している者にしか出会えない相手、出せない音、紡げない言葉があるのだと感じさせられた、変化に富んだ一枚だ。







・・・・と、ここまでは
アルバムレビューにしようと思って書いていたけど、自分の話しすぎだなと思ってボツにした文章。笑
そのレビューはこうなりました↓読んでみて〜。
レビュー:DYGL"Sounds of Innocence&Experience" 




 そんなDYGLのライブを、今年のフジロックで観ることができました。


ところが直前にタイ料理を買ってしまって、スタートギリギリに向かったら
もうパンパンで入れない!!
しかも大雨が降ってきて、余計に人が詰めかける!!


すし詰め状態で、汗か雨かわからないけど濡れてて、無理やりタイ料理を口に運びながら・・・
DYGLのサウンドを聴くのは「いとおかし」でした。


というか何だこれ、めっちゃカッコいいな・・・?!


音が踊ってる!!ギターが叫んでる!!エネルギーが爆発してる・・!!
スケール感も、鳴らす音も、メンバーの男っぽさももう全然違う。
めちゃくちゃ楽しくて夢中で踊りました。


そんな熱狂のライブの後、楽屋でインタビューを決行!!

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みんな雰囲気変わったな〜!
イギリス生活の話も聞いたけど、後半は思わぬ方向に(笑)
いや〜同世代だなぁ。Nobodyknows+ の歌詞で会話できるなんて嬉しいよ!笑


インタビューと、ライブ音源とセットで
日曜日のFM802「INTRO-JUICE 802」で流しました。
↓  ↓  ↓
ここから聴けます📻
radikoのアプリをダウンロードすれば
スマホやPCで、来週の日曜日までは さかのぼって聴けます。
関西以外にお住いの方は、月額315円のラジコプレミアムに入れば全国のラジオが聴けます!

この日は他にもフジロックのライブ音源流しました。
・Janelle Monae  "Make Me Feel"
・七尾旅人  "Rollin Rollin'"
・Daniel Seaser  "Open Up"

どれもすっごく音がいいので、臨場感と そこでしかありえない瞬間を是非感じてください♡


あ〜海外住みたいなぁ。イギリス好きになっちゃった!



写真も話もいっぱいあるのでまた書くね。