『池田クレモナ・モダンタンゴ音楽工房(ラボラトリ)』
フルートを担当してしている、
フルートゆきです
このブログは、フルーティスト、フルートゆきのCDレビューになっています
どうぞ、最後までお付き合いください
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この調子
ポチりん
してね
まず、昨日のブログから、
あえてクラシック音楽の世界にとどまっていると
お話しました。
多くの反響がありました
昨今、多くの若い才能は、クラシック音楽から離れていっています
せっかく音大を出たのに、優秀な演奏者は、演奏活動のできる他の音楽の世界に行ってしまいます
見渡すと、上手な演奏者がいなくなっています
非常に残念です
だから、私たちは
あえて、
このクラシック音楽の世界に残るという事を決心し、さらに前進できるよう努めてまいりたいと考えています
さて、本日ご紹介するのは、このCDです
ヨハン・セバスチャン・バッハ
『ブランデンブルグ協奏曲集』
ラインハルト・ゲーベル指揮
ムジカ・アンティクワ・ケルン
【音楽の父】とよばれているバッハです。
私たちの音楽監督かじくんが、もっとも敬愛している作曲家です。
また、私たちが演奏しているピアソラも自らバッハから連なる系譜にいると考えていました。
そして、私たちもクラシック音楽の演奏家として、バッハから流れをしっかりと受け継いでいきたいと願っています。
まず聴いてみるとよくわかるのですが、
ほとんどの曲の終わりは、長三和音で終止しています。
これは、『三位一体』の象徴であり、自然倍音のトランペット想起される
と、習ったことがあります。
今から思えば、長三和音なんてどこにでもあるし、いちいち三位一体なんて言葉を出さなくても
ピカルディ終止について説明してくれればよかったのにと、思いますが…。
このCDを聴いて思うのですが、よくバロック音楽のことを【古楽】という人がいますが、私は少し違った印象をもっています。
この時代の音楽は、非常に若々しい(幼い)音楽だと思うんです。
演奏様式的には、かなり古臭いというか、特にこのCDを聴くと、今の感覚からするとだいぶんズレたりもする部分がありますが…
21世紀の私たちから見てみると、普段複雑なストーリー(中身があるかは別として…)のある音楽ばかり勉強して
バロック音楽を改めて聴くと、【なんて素直なのだろうか】と実感します。
ロマン派でみられるような、奇を狙ったスフォルザンドはありません。
穏やかな変化の中に、音楽が流麗と流れていきます。
まるで、セーヌ川のように、濁流にはなりません。
突然なショッキングなものがなくても、ドラマは成立すると私に語りかけているようになります。
そうです、音楽の流れ方は流麗でなくてはなりません!
バッハの演奏解釈についていろいろと議論があります。
小難しいことは、演奏様式の専門家である、クレモナのバンドマスターぴかりんにお任せするとして、
分かっていないことが多いこの時代、解釈うんぬんで演奏を評価するのはもう止めてほしいです。
様々な可能性があり、また様々なスタイルを甘受するように、バッハは献呈されたスコアにもそう書き残しています。
多くの人が、1986年のこのCDの録音も
そして、私たちの全く新しい解釈も全て、
バッハの音楽であるという寛容な聴き方ができればと、私は思っています。
バッハに言いたいことがあります。
『私たちは、あなたからの系譜で音楽を続けているのでしょうか?』
自分たちは、バッハからの系譜で音楽をしていると思っています。
そんなクレモナが一番大切にしているのが
定期公演
5月5日(土・端午の節句) 14時開演
定期公演 【Mio passo 希望の轍】
チケットの発売は11日(日) 10時から11時半までの
【クレモナ公開練習 in ルークカフェ】 入場無料
にて、発売を開始いたします
ぜひ、お時間のある方はお越しください
フルートゆきへのお問い合わせは
大阪府池田市満寿美町13-7
072-752-7188
コーヒー専門店【ルーク・カフェ】
『ローストラボ・クレモナ』 (担当:ぴかりん)
『Duo de amor』
タンゴというものを、クラシック音楽として演奏するとこうなります
それが、私たちの唱えている
【モダンタンゴ】です
今週は、この曲をお届けいたしております
さて、最後はこちらです
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