『池田クレモナ・モダンタンゴ音楽工房(ラボラトリ)』フルーティスト ゆき です。
本日は節分ですね。
丸かじりは、関西人鉄板行事です!

のんびりとお届けする
【フルートゆきのブログ】
本日も最後までお付き合いください。



さて

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本日は、こちらのCDです。

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ミラノ スカラ座室内楽アンサンブル
フィリップ・モル(Pf.)
『I Fiati ALL Opera』

以前の話です。
東京六人組という東京のオケの首席の人とピアノのユニットがあるのですが、『あんな風になりたいです。』と、監督かじくんにいったら、
『そんなしょうもない音楽している連中を目標にしたら、下手くそになるからダメ!』と、言われて差し出されたのがこのCDです。
フィリップ・モルのサインの入っている貴重なCDです。

この演奏のフルートは、私がとっても好きなフルーティストの、ダヴィデ・フォルミザーノです。
このCDの素晴らしさは、録音に使用された楽譜のエディションだと言えると思います。19世紀のイタリアで活躍した管楽器の演奏者たち(当日のイタリアでは、管楽器奏者は弦楽器奏者ほど有名ではなかった)は、自分たちのためにオペラの作品を作り直していました。
これらの作品は、ミラノ市とミラノ音楽院が所有しており、現在でも学生たちのための練習曲として利用されています。
なぜか不思議なことに、後に出版された、リコルディ社のピアノ譜と全く同じアレンジの物もあるのですが、リコルディ社は自身の楽譜のエディションに出所を明記していないものもあるということです。(こう言った話はオタクのぴかりんのメルマガに任せます。)

19世紀、ドイツでは交響曲が全盛期にあった時代です。イタリアやフランスでは、オケの首席や音楽院の教授などが、カルテットなどを結成して室内楽を演奏していました。
私たちは、そういう系譜の中にいると実感することのできるCDです。
東京六人組… 何の脈絡もない音楽をする人たちと私たちは違います。悔しかったら、自分たちの演奏の楽譜のエディションをだしてみろ!!
遠くない将来、びびらしたるという思いがメキメキ⚡️⚡️⚡️
悪口は、ぴかりんに任せますが、決意を新たに演奏をお楽しみください❤️

フルートゆき🙋