先日から勉強を続けている情報処理技術者試験について書きたいと思います。日記らしい日記は久しぶりのような気がします。

私は会計士試験合格者ではありますが、もともとは理系です。今理系資格の過去問を解くとどういうことになるかを試してみました。まだ途中ですが経過を書きます。応用情報技術者試験は午前問題と午後問題に別れておりまして、午前問題が4択の短答式ににた問題80問@2時間半、午後問題が2問中1問が必ず選択する問題で、残りは各専門分野10問から5問選択する形式になっています。こちらも2時間半です。

昨年23年度秋試験は以下のような出題でした。
午前 テクノロジ系(いわゆる理系な問題、コンピュータ、ネットワーク、情報理論、データベースなどなど)49問、マネジメント系(プロジェクトマネジメントなど)10問、ストラテジ系(経営戦略、情報戦略、システム監査など)21問の合計80問。
午後 経営戦略、プログラミング(アルゴリズム)のうち1問選択、情報戦略、システムアーキテクチャ、ネットワーク、データベース、組込システム(エンベデッドシステム)、情報システム開発、情報セキュリティ、プロジェクトマネジメント、ITサービスマネジメント、システム監査

大学に行っていた頃は当然のようにテクノロジ系が得意でしたが、会計士受験後に問題を解いたら以下のような状況でした。まだ午後の最後の方は終わっていませんが…

午前 テクノロジ 29/49 マネジメント 7/10 ストラテジ 15/21 
合計51/80 63.75%(60%で合格)

午後 経営戦略75% プログラム skip (おそらく経営戦略を選択)
情報戦略60% システムアーキテクチャ60% ネットワーク90% データベース50%
組込システム35% 情報システム開発35% 情報セキュリティ100% 残りはまだ

ソニー時代に専門としていた組込みシステムが最低の結果になり、テクノロジ系はネットワークを除いて低調、逆にストラテジ、戦略系は得意になっていました。

特に午前のシステム監査の問題は初見で全部正答でした。やはりシステムとはいっても監査は監査であって、保証業務に変わりはありませんから、応用が効くのかもしれません。内部統制の問題を解いている印象ですね。また、戦略系の問題は、今いる会社で戦略を練る時に様々な可能性をよく検討していましたので、そういう意味では穴のある戦略にはすぐ気づいてしまうみたいです(^_^;)

一方、組込みシステムとかは実務ではよくやっていましたが、組込屋というよりは無線技士だったので専門外だったのが良くなかったのかもしれないです。多分本試験では選択しません(笑)

午後問題の選択方法については、今後過去数年分の過去問をみて判断しようと思っています。私が得意なのは直近までやってたウェブシステム開発とかネットワーク構築とか、ITが絡んだ戦略等なので、そのへんを中心に選択する予定です。


ここまででわかったことは、会計士試験で得られた思考能力はコンサルティングのためや経営戦略を練るために必要な要素を多分に含んでいるのではないかということです。経営のために財務面で何が必要なのかは明白にわかっていく勉強をしていますので、それに付随して必要になるものも想像しやすいんでしょうね。例え私が会計士試験に不合格だったとしても、様々な仕事に応用できそうだなと思いました。現に、コンサルティングファームからよく会計士合格者の募集がくるのはそういうことなのかなと思います。


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