さて、長期にわたると思われる慢性上咽頭炎の私の上咽頭の様子、どうなっていたと思いますか??👀
鼻の粘膜の内側はつるりとした表面をしているのが通常(鼻の粘膜の画像を検索してみてくださいね)です。
なんとも目を疑う状況になっていました!
全体に白くぶよぶよしてるうえ、白いつぶつぶしたものが広がって通常の粘膜組織が見えない状況でした!
こんなたとえをしていいかわかりませんが、
お餅の3~5分づきのお米が見えるような状態。
医師からは「明らかな異常所見」
と言われました。
受診した先の病院は事前にEATについて雑誌で解説されている医師がいて、その先生の診察を目当てでいきました。
https://www.jmedj.co.jp/journal/paper/detail.php?id=11081
ですので、EATを実施していると確認済みでしたので、直ぐに上咽頭炎に対してEATをしてみたいかどうか医師に質問されました。
私としては、第一には
・痰が絡むことでのむせ込みをどうにかしたい
・長年続く喉の違和感と痰をどうにかしたい
というのがあり、
(あわよくば、EATで今悩みの種の諸々の症状がすこしでもよくなったらいいなぁ)
という下心も当然あったので、
一も二もなく「よろしくお願いします!」となったのでした。
医師からは、
「(全身状態の改善については)あんまり期待しないでね」
と言われています。
とにかくまずは、慢性上咽頭炎の治療を受けるのみ!
【処置の実際】
①(一度目はしなかったけれど)痛みを押さえるために、キシロカイン&ボスミンを染み込ませたカーゼを両鼻へ詰め込みます。
(私は鼻腔が両方狭いのでこれだけで痛いし出血すること多いです😰)
②10分程置いて麻酔が効くのを待ちます。
③処置用椅子に座りいざ!
込めガーゼを取り、更にキシロカインやボスミンを鼻に噴霧、片側からファイバーカメラを入れて患部を確認。
④薬液をつけた細い金属の先に綿を巻いた綿棒をカメラを入れていない方から入れて、患部に軽く押し当てたり、軽く拭ったりします。
組織に異常がなければ痛みもなく、出血もしないそう!👀
というのが信じられないくらい
一回目は
焼け付く痛みが脳天まで走り、涙ボロボロでした😭
⑤鼻から三回綿棒を入れて処置したあとは、今度は太い綿棒で口から上咽頭に向けて患部を擦ります。
慣れないと「おえっ」てなりますが、
大きく口を開けて、鼻で匂いを嗅ぐようにくんくんすると、幾分楽に処置してもらえて、しっかりと広範囲に処置してもらえます。
⑥最後に鼻吸入をして処置は終わり。
処方は抗生剤+ステロイドの点鼻薬、あとは鼻うがいをするように指導されます。
最初は週1回通う予定でしたが、教授から週2回通う?と聞かれ、週1では週末の症状(痰絡みとムセ)が辛かったので、週2回の通院をお願いして通っています。
昨日7/23で6回。
少し腫れは引いて来たようですが、
「敷石状」に腫れているとのこと。
処置後当日も翌日になっても頭庁から側頭部の痛みが強く、鎮痛剤も効きません😭
まだまだ改善までは道が険しいです💦
長く通う事になるので、たくさんの医師と関わる機会も多いので、CFSについて情報を提供できたらな、と
これまたあわよくばを狙っている私でした😜
CFSがありEAT(Bスポット療法)に興味がある方は結構いるのではないかと思いますが、EATに対応している医療機関は限られます。
また、上咽頭炎がなければEATの実施には至らないかも知れません。
喉に違和感があったり、飲み込みに問題があったりする方は、耳鼻科でご自身の上咽頭の様子を診てもらって相談されてみてください。
EAT(Bスポット療法)可能な施設は日本病巣疾患研究会ホームページから探してみてください。
https://jfir.jp/chronic-epipharyngitis/
また、保険診療なのか、自由診療なのかのお問い合わせも事前にされてみた方がよいでしょう。
私は上咽頭炎があるので、保険診療でしてもらえています。
参考までに、処置にかかる医療費を掲載しておきます。(実際の医療費については各医療機関にお問い合わせください)
〈10割換算で(円)〉
再診料:730
検査(鼻からのカメラ):6000
投薬:680
処置:200
上記合計:7610
(保険診療の場合、3割や1割など各自計算を)
がんばって処置に通いますよ!
少しでも体調よくなりますように🍀
(今のところ通院負荷と処置の負荷で体調マイナス💦)