橋田壽賀子さんの追悼番組再放送を観て思う | ゆきの時間……台湾に暮らした先祖の足跡を辿って

ゆきの時間……台湾に暮らした先祖の足跡を辿って

☆高祖父は『南島雑話』の名越左源太時敏 ☆名越(なごや)は祖先の姓
☆曽祖父(左源太の次男&時成の弟)は明治時代に台湾総督府勤務
☆祖父は台湾・麻豆の役所勤務定年後に嘉南大圳水利組合で勤務
☆父は台湾の台南・麻豆生まれ、亡き母は旧満州・新京生まれです☆

今観てるのは、今年5月に放送された番組の再放送。ちゃんと観てなかったから再放送が見られてよかった。

橋田壽賀子さん、ようこそ『おしん』を残して下さったな、と思います。

 

おしんの生まれの設定は明治34年。それにはある思いがあったらしいのですが‥‥、

 

昭和天皇と同い年にしたそうなのです。

天皇陛下がこのドラマをご覧になるかはわからないけど、同じ頃の庶民、女性がこんな風に生きていたことを知っていただけたら、ということでした。

聴いて驚きました!そんな思いがあったとは!

 

また、

・日露戦争の頃の脱走兵(演じるのは中村雅俊さん)が与謝野晶子の詩をおしんに読んで聞かせるシーン、そこに込められた思い、

(このシーンはこれまでにも観ていました)

・橋田壽賀子さんは与謝野晶子と同じ母校であり、学校には与謝野晶子自身が書き寄進された「君死にたもう事なかれ」の詩をいつも目にしていたということ、

・おしんの夫が自死するストーリーは初めて知りましたけど、太平洋戦争の戦前・戦中の自分や一般国民の意識、敗戦後の思いや気づきなどを投影させたことなど

を、橋田先生ご自身が語っていました。

 

『おしん』は総集編も含め何度も再放送されているけど、正直なところ田中裕子さんが主人公を演じる第二部辺りはあまり観ていなかったので、今日のこの番組でいろんな事・いろんな思いを知ることが出来てよかったと思います。

 

 

「橋田壽賀子のラストメッセージ〜“おしん”の時代と日本人〜」初回放送日: 2021年5月15日

 

 
☆DVDのPR動画があったけど、このテーマ曲聴くだけでも、この短い動画観るだけでも泣けてくる‥‥
 
それにしても、全7巻・297話ですって!!
全部観るのは無理にしても、田中裕子さんが演じる時代の回、一度ちゃんと観てみたい気もする。
 
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