『温故希林』とパイワン族の編み袋「シカウ」と父の思い出話 | ゆきの時間……台湾に暮らした先祖の足跡を辿って

ゆきの時間……台湾に暮らした先祖の足跡を辿って

☆高祖父は『南島雑話』の名越左源太時敏 ☆名越(なごや)は祖先の姓
☆曽祖父(左源太の次男&時成の弟)は明治時代に台湾総督府勤務
☆祖父は台湾・麻豆の役所勤務定年後に嘉南大圳水利組合で勤務
☆父は台湾の台南・麻豆生まれ、亡き母は旧満州・新京生まれです☆

樹木希林さんと古民芸愛好家・尾久彰三さんが骨董品・民芸品にまつわる旅をする『温故希林』。

温故希林 台湾! 樹木希林の骨董(こっとう)珍道中「山の民の美しき手仕事」

https://hh.pid.nhk.or.jp/pidh07/ProgramIntro/Show.do?pkey=505-20171122-10-08072

この中で紹介されていた、台湾南部の少数民族パイワン族の手編み袋「シカウ」。

麻のようなもので編んだリュックサックのようなものだけど、父が戦時中、台湾から予科練入隊のために四国へ渡る際、着替えや身の回りのものを入れて持って来たのが正にこれだったと話してくれた。

 

当時は「生蕃袋(せいばんぶくろ)」と言ったそうだ。番組で紹介されたものはボーダー柄が入っていたけど、父のは無地。大して大きくはないこれひとつで故郷をあとにして、その後この「編み袋」は予科練で支給されたもの以外の私物を入れて台湾の実家へ送り返したという話だった。

 

確か前に番組を見ていた時にも聞いた記憶があるけど、また聞けて良かった(笑)。