この音お気に入りだなと思えるギターの音がそれとなく出来、ここのところLife In Musicは常にこの音。

薄めの歪みにリバーブ深め、ディレイもうっすらと存在感。

よくある音の感じだけどこれが夜中にお酒を飲みながらヘッドフォン越しに聴いていると我ながら泣けてくる時がある。

 

技術ではなく心で。

でも心を表現するには技術がいる。

 

「もっとこうしたいのになー!」

となりながらちょっと雑な仕上がりに、、、?

 

敵はいつだって負けそうな自分。

 

 

 

 

ただただお酒を飲み酔いに身を任せてばかりではいけないな、と思いつつも、

酒は音楽につながり、

歌につながり、

メロディにつながり

明日の自分につながっていく。

 

 

今日の自分は何か成長したかと言われれば、

 

 

そうだなぁー、、、

 

 

 

ずっと練習してたダウンのフレーズの指使いでの弦のノイズが激減してたこと、かな。

アップはまだしもダウンは意識してみるとノイズだらけだったのよ。未熟。

 

 

うーん、、、たまには自分を褒めろと言うけれどここ数年は褒めてない。

少なくとも5−6年は褒めてない。

 

 

 

いまとても焼酎が美味しい。

今夜は体調も良い。

まだまだ飲んで、やりたいことをやる。

 

 

ただいま夜中の2:30、誰にも止められることなく一人コツコツ働いてる信号機に職人を感じる。

 

 

酔っ払い。

散文。

 

 

https://www.youtube.com/watch?v=N3hXzN9Zagw

月日が経つのは早いもので、何をしていても何もしなくてもあっという間に時計の針は進んでいきカレンダーは僕だけを置き去りにしていく。
ワンマンライブが終わってから二ヶ月が経った。
今回も逃げずにやってよかったと心底思える。


今回もワンマンを迎えるにあたりそれなりの葛藤があった。
弱気な考えや後ろ向きな気持ちがどんどん心を蝕んでいき、音楽って一体なんなんだろうといった疑問が24時間つきまとう。誰のためのライブなんだろう、ひどい時には「これをすることに何か意味があるのか?」なんて考えたりもした。


早い話、音楽を信じられない時間がワンマン開催の週間前から続いてしまっていた。


それはワンマンに向けたただの不安からくるストレスだろうぐらいにしか思っていなかったが、
どうやらワンマンが終わった後もそれは治る気配はなかった。

ピークの時は音楽を聴いたりライブを見に行ったりすると吐き気を催すほどだった。
例えば飛んでくるギターの音、塊で飛んできているはずのそれらが6本の弦が全部バラバラになって聞こえるようになり(聞こえてると思うようになり)、とても合っているとは思えないチューニング、また、それを弾いている右手と左手の動きがいやに目障りに映る。
例えば曲の歌詞、ボーカルの発声、メロディの動き、コード、歌い手の表情、目の動き、口の動き、立ち方、服装、ピアノを弾く10本の指、音色、右や左に送られてくるアレンジの音たち、、、

あげればキリがないのだけどとにかくもう音楽を通して伝わって来る情報量の多さに酔ってしまい気分が悪くなる毎日だった。

それは何も他人からくるものばかりでなく、家でギターを弾けばコードを鳴らすだけで弦6本がばかみたいにバラついて聞こえコードの響きどころではなく氣分が悪くなる。どれだけ合わせてもチューニングは常に狂っているように感じ、曲を作ってみても同じことでつまらないなと思える曲しかできず最後まで形として完成させようなどとは思えず途中で全部に放棄。


一度離れてみれば良い、、、、

と、もしかしたらそれが良いのかも知れないが今自分が抱えている悩みはトッププロの人たちが抱える悩みであって、まだまだそんなことをする(ここでいう離れてみること)資格などないと自分を何度もたしなめた。
音楽のことで悩んでいるなどとはおこがましくて言えるわけもないのだ。


だらだらと書いてしまったがいつか将来の自分がこの記事を見返したときに笑ってくれれば良いと思い、そしてそれを願いここに残す。
どこかの人間一人が悩んでいることなどよくある話だ。
ましてや音楽がどうだのという悩み話など、100万回は聞いた話だ。


ちょっとずつではあるけれど状態は治ってきていると思える。
この前も良い曲だと思えるものができた。
人生は一本の道で繋がっている。
よくある話だ。
気が付けばもう日中には、蝉が遠慮がちではあるがミンミンと鳴いている。
そんな声を聞いて「もうすぐ夏休みか」なんて少年時代の感触が蘇ってきたりもする。

それこそ僕が小学生の頃は虫取り網片手にそこら中を歩いていたもので。
ローラーブレードなんかも近所の迷惑など1ミリも気にすることなくガーガーと音を立てながら疾走していた。

夏はもう目の前。
今年も良い思い出がたくさんできるといいな。





今日はもう本当に気分最高、それだけ。
浦沢直樹バンドのLIVEありがとう!