みなさま、あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
(家の前のプランターのビオラも咲き始めました)
年末、年始は一体どうなることか、と、緊張していたのですが、
蓋を開けてみると、私の周りには、
伝統のようなものを把握できている古風な人間が
いないことが判明し、
全てにおいて、「憶測」と「想像」と「確信のない同意」で
事が運んでおります。
例えば、元日の夜のすき焼き。
主人、私の母、義弟、甥、そして私、の5人(妹は単身赴任中)。
私「どんなふうに作る?」
義弟(以下、弟)曰く、
「(私の妹が)あまり牛肉が好きじゃないので
すき焼きは、結婚して20年以上の間に
1度食べたかどうか、なので
よくわかりません。
僕の母は南の島の出身なので、
お砂糖とお醤油で甘辛く煮てただけやし」。
私の母も「適当にしよったから、よくわからん」。
インターネットでサーチすると、
あまりにもたくさんの微妙な違い。
初心者には、困惑の極み。
私「一人分のお肉ってどれくらいですかねえ」
主人「適当でいいんじゃない?」
私「適当って?」
(お店の人が聞き間違えて1キロでなく、1.1キロ包んでくれたので、
5人でちょうどよかった)
主人「ラード、もらってよ」
私「ラードって豚の脂じゃなかった?(お店の人に)すみません、脂身(あぶらみ)もらえますか?」
お店の人「ギュウシ(牛脂)、ですか?」
弟「くずきり入れます?」
主人「白滝ですかね」
弟「白滝ってなんですか?」
私「なんだっけ。糸こんにゃくでもいいかな」
私「お豆腐って入れたら食べますか?」
弟「木綿豆腐やね。ああ、焼き豆腐なんかいいねえ」
私「豆腐焼くの?」
弟「いや、売ってますよ」
私「確か、子供の頃、お麩入れてたなあ。水に浸したっけ」
弟「そのまま入れて、いいんちゃいます?」
主人「でも、煮汁が全部吸収されるかも」
私「そうだね〜」
弟「ゴボウ入れたら美味しいと思う」
私「へえ、ゴボウ入れるんですね」
弟「甘辛い感じに合いそう」
私「春菊入れようかな」
弟「春菊って。。。ああ、菊菜のことなんや」
じゃあ、まず、牛脂をひいて、ネギと玉ねぎを少し炒めて、肉を入れて
「おお〜〜」
と、こういう冗談のような本当のやりとりを繰り返しながら
美味しいのができました。
(金箔の入れ過ぎ。)
2日目からは、普通の食事で、
何事もなかったのように日常が戻ってきました。
(いつものことながら、大阪は空が広い)
久しぶりに貸し農園に行ってみました。
そんなに大きくはなってませんが、
しっかりと春に向かっている感じがしました。
ゴデチャという花が咲いていました。
(後ろに見えるのは、麦に負けそうなエンドウ)
これって、この季節に咲くんでしたっけ。
寂しげなヒョロヒョロのストックとともにカット。
今年力を入れたいこと。
- お料理(特に日本の素材のもの)
- 貸し農園(今年は2年目で、ようやく少し流れがわかったので)
- 読書(本屋さんに行くのも含めて)
- 針仕事(ソーイングと刺し子か刺繍)
- お花屋さんとガーデンめぐり
- ニューヨークで撮った植物とガーデンの写真の整理
どうなりますか。
無理をしないよう、心の動くままに、
まずは行動してみたいと思っています。
誰も、私に期待も要求もしてませんからね
お時間の許す限り、今年もお付き合いのほど、
よろしくお願い致します
(今日も綺麗な夕暮れでした。電線が邪魔ですけどね)