こんばんは。
ご無沙汰をしてしまいました。
次々に用ができてしまい、ちょっと休ませて頂きました。
この3日間、続けて京都に出かけました。
1日目は、家族、総勢5人(平均年齢66歳)で甥の大学祭へ。
2日目は、一人で小さな集まりに。
3日目は、主人と北野天満宮の蚤の市へ。
紅葉が見頃を迎えています。
でも、今日は平日だから、まだマシかなぁ、
と思って、蚤の市の後、
叡山電車で八瀬周辺に寄って見たら、
びっくり仰天。
自分達を含め観光客、特に外国人観光客でいっぱい!
通りを10分か、15分くらい歩いて、
すぐに折り返して帰ることに。
電車は一本待ち。
いつからこんなに混んでるの〜?!
(叡山電車を待つ人の列)
そして12時半過ぎには、そそくさと紅葉の京都を後にしたのでした。
この3日間で思ったことは、
京都の静かで落ち着いたイメージを維持するのは苦労が入りそうだな。
京都に住んでいる人は、観光シーズンは、大変だな。
どこにも出かけたくない人も多いんじゃないかな。
ということ。
学生時代を京都で過ごしましたが、
その頃(地下鉄烏丸線が開通した頃)、
市バスがここまでぎゅうぎゅうで、
乗れないこともある、なんて
なかったような気がします。
(黄昏時の加茂川。)
30、40歳代、日本での生活がないところへ持ってきて
3日連続で京都へ出かけ、
大学祭に行ったり、
学生時代住んでいたところの近くに
行ったりしたせいか、
長い夢から覚めて
大学生の自分が京都に住んでいる感覚になっていました。
(鏡を見ると、グレイヘアの私が)
別の言葉で言うと、京都が
観光地ではなくて、
生活の場のような感覚。
〇〇へ行って、XXを見て、△△を食べる、とかじゃなくて、
用を済ませて、適当に食べたり、ちょっと寄り道して帰る。
ニューヨークにいた時もそうです。
私がトレンディなお店やカフェに行って、
おしゃれな写真を撮らなくても、そういうのは、
他の誰かがやってくれる。
用事が終われば、本屋をのぞいて、
チェーン店のカフェか、スーパーマーケットで
適当に何か買って休憩する、「いつものパターン」が一番落ち着く休日。
今回の3日間で
京都がすっかり「日常化」したみたいです。
たとえ片道2時間近くかかっても身近な感じ。
(京都の方には、「好きなこと言うてはるわ」、と言われてしまいそうですが)
観光名所に行かなくても、いい。
有名なカフェに並ばなくても、いい。
「人が多いから今日は行かない」のもあり。
(どこぞのお寺のお庭みたいに見えるのがフォトマジック)
この間まで、
この遠く離れた
懐かしい憧れの地、京都に
心をときめかせていたのに、
すっかり落ち着いたのが
自分でも不思議なくらいです。
だから、これからは、逆にしょっちゅう
気軽に行くことになるような気もするんです。
手作り市で食べた
プチあんドーナツやコーヒーを
また味わいに行きたいなあ、と
来月の下鴨神社の手づくり市に行こうかと
考えていたりします。
(アリカ、と言うお店のプチあんドーナツ。パンが有名だそうですが、私はこちら)
(出張店舗、アウトドア専門の杣珈琲 soma coffee。美味しいエチオピアの豆)