前回の記事で、
長年のクセで、無意識のうちに本音をスルーしてしまっている
その無意識のうちに抑え込んでしまった本音は『心の壺』に溜まっている
というお話をしました。
どうでしょう?
あなたは心当たりあったでしょうか??
私の心の壺はパンパン状態だった
以前の私は、
“超”が付くほどのネガティブ(マイナス)思考でした。
普段の生活の中での何気ないことでも、
誰と話していても、
ふっ…と思い付いた本音は
「あっ、ダメダメ」
「私の言うことなんて間違ってるに決まってる」
と抑え込んで、
常に自分以外の人に話を合わせていました。
子供の頃の
「ゆきの言うことだから…」
と相手にされなかったことが発端だと思うのですが、
完全に自分に自信がない状態だったんですね。
長年のクセで
自分の本音を抑え込むのが当たり前だったので、
私の心の壺はパンパン状態でした。
自分以外の人にはどうしようも出来ない
それでも不思議なことに、
自分の心の壺がパンパンで破裂しそうな時
というのはわかるもので、
ごく稀に、大爆発させることもありました。
↑これって、いわゆる
『人に当たり散らす』
という、超迷惑行為です。
他人(自分以外の誰か)に当たり散らしたところで、
周りにとっては迷惑千万。
引き寄せの法則(量子論)で言えば、
自分が出したものが自分に返ってくるので、
(↑この話の詳細は、またの機会に…)
結局のところ、
事態は余計に望まない方向へいっちゃうんですよね。
自分の心の壺にある本音ちゃんは、
自分にしか助け出せないんです。
マジです。
あなた以外の誰かが、
あなたの心の中を知ることは出来ないですよね?
逆に、
そんなことが出来る人がいたら怖くありませんか?
例えば、
家族とか、友達とか、占い師の方とか、
アレコレ言って下さる方はいるかもしれませんが、
あくまでも“助言”です。
あなたの心の中全部を見通してどうこう出来るのは、
あなたの全てを知っているあなたしかいないんです。
心の壺の本音に寄り添ってあげましょう
どういうことか?と言いますと、
『自分の中にいるもう一人の《じぶん》の話を聞く』
という感じです。
今までやったことのないことなので、
まずは今日起きたことや最近の出来事から取りかかるのが
始めやすいと思います。
《例えば…》
今日ご主人が何気なく言った言葉に、あなたは傷ついた
とします。
出来れば、その場で素直に
「今の一言は、私は悲しいなぁ」
って伝えられたら一番いいのですが、
それがなかなか言えないから余計に悲しいんですよね。
その場では何も出来なかった(言えなかった)としても、
一人の時間が出来た時に、
その悲しい気持ちを心の壺から引き上げてあげて、
「悲しかったんだよね。よしよし」
してあげるんです。
そうすることによって、
あなたの『悲しい』という本音ちゃんは
「わかってくれてありがとう」
って、だんだんと癒えてくる(昇華されていく)ワケなんです。
↑これって、何かに似ていると思いませんか?
お気付きになりました??
そう、親子関係に似てるんですよ。
悲しんで泣いている自分の子どもに
母親が寄り添って話を聞いてあげている感じに似てますよね?
子どもに
「どうしたの?」
と寄り添って話を聞いてあげるのと同じように、
自分の本音ちゃん(自分の中のもう一人の《じぶん》)
にしてあげるんです。
これが、
【心の壺の本音に寄り添ってあげる】
(=自分の中の《じぶん》の話を聞く)
ということ(やり方)になります。
何なら、自分の中の本音ちゃんに
お好きな名前を付けてあげてもいいと思います。
『ミニ○○(あなたの名前)ちゃん』とか…
私もやっていますが、
名前を付けることで擬人化されて、
自分に寄り添いやすくなりますよ
もし泣きたくなったのなら泣いてもいいです。
腹が立ったなら、
枕やクッションにパンチしてもいいです。
自分以外の人に攻撃さえしなければ。
(自分の望まない事態になるだけなので)
癒えるまでに時間がかかることもありますが、
その時はその時で、
「そんなに悲しいんだね」
「そういう時があってもいいよ」
と、
自分にOKしてあげてゆっくりと休んでくださいね。
長くなってしまいましたが
いつも最後までお読みいただきありがとうございます。