- こんにちは。静岡市の建築アドバイザー 建築工房ユキ・アートです。
2021年は124年ぶりに2月2日。今年の立春が2月3日になることが理由だそうです。
国立天文台のサイトによると、これは地球の公転が365.24…日と6時間ほどずれているからなんだとか。4年に一度閏年でリセットされるこのずれによって、旧暦のお正月である立春が2月4日に納まりきらずに前後にずれてしまう時期に入ったそう。来年からもしばらくは、閏年の次の年は2月2日になるそうなので覚えておくと便利ですね。(https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/topics/html/topics2021_2.html)
さて、節分といえば恵方巻。今年の恵方は、南南東だそうですが、家で方角といえば風水!
西は金運とか、北東は鬼門だから不浄は置かないなど、気を使っている方も多いと思います。風水は、古来中国から来た住居を快適にするための環境学。今回は風水についてお話しようと思います。
風水を正確に知ろうと思ったらまず、正確な間取り図を切り抜いて、とがった針の上に乗せて、水平になる家の重心を知るところから始めます。対角線等で中心を求めても張りや欠けがあると重心が変わってくるので、家相を考えるときの方角はこうやって求めます。ユキ・アートでも家相の基本は押さえ、気になる方はさらに相談に乗りながら、設計を進めていきます。
細かな決まりごとがあり、見るサイトによって言っていることが様々なように感じますが、現在の家で運気を上げたい!という方は、基本的には「掃除と整頓」。そして「配色」と「明るさ」が大切なんだそう。
配色で言うと、北はモノトーン、東は赤、西は黄色、南はナチュラルカラーなどといわれますよね。もともと環境学である風水では、汚れや埃、そして影は邪気のもとと呼ばれます。キレイにして、影が落ちないように複数の照明を使い明るくしておくことで良い気が流れ、運気がアップします。
場所別に見ていくと、「玄関」は家の中に「金運」が入ってくる場所なので、たたきのタイルをきれいに磨くとよいですし、砂やホコリが入らないように、外に土を落とすマットを置くとよいと言われます。そしてマットはこまめに洗濯をすることで、より運気の通りがよくなります。そして、玄関の真正面に鏡を置くとせっかく入ってきた運気を跳ね返してしまうので気を付け、家の中が丸見えになるようなら、つい立てをたてたり、のれんをかけたりするとよいようです。
「トイレ」は「健康」をつかさどるので、キレイに磨いて邪気のもとになるにおいや汚れを落としておいたほうが良い。「キッチン」と「西」は火に縁の深い場所なので、インテリアには火の色である赤は避け、火気を弱めバランスをとるとよい。等言われています。暗くなりがちな廊下には、白または生成りのマットを敷くと明るい印象になりますよ。
節分でせっかく方位磁針を取り出したこのタイミングで、運気アップのお掃除と模様替え、してみませんか?
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