2023年1月25日、CR2169日目(初の投薬治療開始から数えて2358日目)、10日間の病院での治療を終え、自宅療養になりましたが、会社のメールを外部受信できるようしていなかったので、会社にその設定だけをしに行きました。ただ、まだ一人でそこそこの距離の運転をするのは危険性なため、会社近くに用があるという子どもと途中まで一緒に行き、設定と現状報告してきました。


さて、約4日の絶食から重湯、三分粥、五分粥、全粥、常食と約1日ごとに食事が普通のものへと硬さや量が変わっていきましたが、全粥が普通の1食分の量が食べられず、量を半分にして慣らしてから全量へと近づけました。

三分粥からはタンパク質とともに胃腸にやさしい系統の根菜のおかずが出るようになりました。五分粥とともに卵、高野豆腐、豆腐とタンパク質の量が劇的に増量され、高タンパクそこそこ低カロリー(?)なおかずが増えてきました。

その後は普通の食事なのですが、やはり食材は脂身が少なく、消化しやすい食材で、繊維を断ち切る方向に包丁が入れられ油をあまり使わない調理方法のものでした。
使われている食材も、豆腐や卵以外は、里芋、大根、人参、玉ねぎ、鶏肉(ささみ)、豚のひき肉(脂少な目)など、消化しやすく繊維質がどちらかというと少なめ、不溶性よりは水溶性ですが消化の負担が少ない物、だけど栄養があるもの、どちらかというととろみ付き、という感じ。
入院中、同じ病気の方が何人か同室になり入れ代わり立ち代わり退院されたのですが、下血していた皆さんも7日で退院していくし、10日というのはかなり重症だったのですね。
退院前に念のため食事指導は受けていたものの、担当の先生方や看護師さん、作業療法士さんらみなさんから、「ラーメンなんか食べちゃダメだよ、無理したらすぐまた入院だよ」「脂っこい物もだけどお酒や辛い物はダメだからね」「1カ月は消化良いものをとるようにして腸に負担かけないように」「普通でも2カ月は落ち着くのにかかるから無理しないように」「ストレスをためこまないように」「水分はこまめにとって座りっぱなしにならないように」などなど、退院に向けてたくさんのアドバイスをいただきました。
・・・先に退院された皆様(私よりも5~15歳ほど年上の方々)よりも、かなりいろいろ細かく言葉いただきましたが、感じたのは、何より自分が年なんですよね。50歳になるっていうことは、高齢者の仲間入りにもうなるってことなんですね・・・。

それでなくても、がんサバイバーになって一気に体年齢は老けたことを感じてきた身には、追い打ちのようです(苦笑)