こんにちは
LGBT・恋愛アドバイザーの相原 結響(あいはら ゆき)です
今日は、何人かの方からご質問などをいただいた件について書きたいと思います！
「アセクシャル」についてです
アセクシャルに関しては、説明動画をアップしているのですが、見ていただいた方から、難しくて分からなかったとご相談(？)いただいたことがあり、別の方からも「好きになる相手の性」って恋愛感情なのか性的感情なのか？とご質問もいただいたので、改めてご説明させていただこうかと思います！
ちなみに動画はこちら
「好きになる相手の性別」の細分化
実は、「好きになる相手の性別」は、「恋愛感情」と「性的感情（欲求）」の２つに分けて考えます
画像の緑の線は、組み合わせを表しています
誰かに恋愛感情を感じないなら、「アロマンティック」
そして、誰かに性的感情を感じないなら「アセクシャル」
と呼びまして、「Ａセクシャル（Ａロマンティック）」と表記される場合もあります
「Ａセクシャル（Ａロマンティック）」の読み方ですが、「アセクシャル」または「エーセクシャル」のどちらでも大丈夫です
この記事では「アセクシャル」に統一させていただきますね
「恋愛感情」と「性的感情」を分けて考える
話を戻しまして、誰かに恋愛感情も性的感情も感じないなら、その人は「アロマンティック・アセクシャル」ということになるんです
では、恋愛感情はあるんだけど性的感情はない人、または性的感情はあるんだけど恋愛感情はない人は何と呼ぶのでしょうか
それが先ほどもお見せした画像のようになるんですね
もう一度見て下さい
例えば
異性に恋愛感情を感じる誰にも性的感情（欲求）を感じない人なら「ヘテロマンティック・アセクシャル」となります
もう一つ、例を挙げてみましょうか
同性に恋愛感情を感じる両性に性的感情（欲求）を感じるこの場合は「ホモ(レズ)ロマンティック・バイセクシャル」となるのです
お気づきかと思いますが、
恋愛感情の有無については「〜ロマンティック」と言い、
性的感情の有無については「〜セクシャル」という言い方をします
そして、「〜ロマンティック」の「〜」に入る部分に、
「ヘテロ（異性愛）」
「ホモ( or レズ)（同性愛）」
「バイ（両性愛）」
「パン（全性愛）」などなど、
その人の性的指向の呼び名が入るのです
この呼び方の法則は「〜セクシャル」でも同じです
そして恋愛感情を誰にも感じないなら「〜ロマンティック」の「〜」の部分に「ア（またはＡ）」を入れ、
性的感情・欲求を誰にも感じないなら「〜セクシャル」の「〜」の部分に、先ほどと同じく「ア（またはＡ）」を入れるという、一度覚えてしまえば、簡単な法則になっています
よく「アセクシャルは性的感情（欲求）や、恋愛感情を抱かない人」という誤解をしている方がいるようですが、厳密に言うとアセクシャルとは、ただ単に「誰にも性的感情（欲求）を感じない人」であり、恋愛感情の有無については別の話ということになります
つまり「私、アセクシャルなの」と言う人がいたとしても、その人は恋愛感情の有無については何も言っていないことになりますので、恋愛感情はあるかもしれないし、ないかもしれないですね
呼び方について…
呼び方について、一つ注意点というか補足がありまして…
同性に恋愛感情を感じるなら「ホモ(レズ)ロマンティック」、または同性に性的感情を感じるなら「ホモ(レズ)セクシャル」と説明させて頂きましたが、「ホモ」または「レズ」は差別用語として認知されています
単体で「ホモ」「レズ」と言うと、かなり角の立つ印象の表現ですので、他人を言い表す時には、あまりオススメはできません
単体で、ただ単に性的指向を言う場合は「ホモ」ではなく「ゲイ」、そして「レズビアン」または「ビアン」と言うようにした方が無難です
ちなみに呼び方については、こちらの動画でもお話しさせていただいています
当事者の人の中で、自分のことを「ホモ」とか「オカマ」と言ったり、そう呼ばれてもあんまり嫌じゃないと言う人もいたり、または仲良しのゲイ仲間を冗談めかしでそのように呼んだり、ゲイのタイプを区別するためにそのような表現をすることもありますし、本当にそれぞれなのですが、多くの場合、「ホモ」「オカマ」は差別的表現となるので避けるのが無難です
だから、この「〜ロマンティック／〜セクシャル」の呼び方も「ゲイロマンティック」とか「ゲイセクシャル」とかにすれば良いのにと思うのですが、「ホモ」とはもともと「同じ（つまり同性・同性愛）」と言う意味で使われていたらしく、堅い表現で「ホモセクシャル」なんて言うこともあります。
それが次第に相手を侮辱する時に「ホモ」という表現が使われ出して「ホモ＝差別的」というイメージがついてしまったんだなと思います
なので「ホモセクシャル／ホモロマンティック」は差別的な意味での「ホモ」とは全くの別物なのですが、心配なら「ゲイロマンティック／ゲイセクシャル」でも私は良いと思います！
（だってそれで通じると思うから！）
（だってそれで通じると思うから！）ここでは学術的と言うか正式には「ホモセクシャル／ホモロマンティック」という表現が使われてるようだったので、念のためそうしただけですので
おまけ：私のセクシャリティについて
では最後に、私のセクシャリティについてですが、今回の記事の言い方で表現することができます
私は恋愛感情は異性に感じることがほとんどでしたが、性的な魅力は男性より女性の方が強く感じる人なので、「ヘテロマンティック・バイセクシャル（ビアン寄り）」という表現が一番しっくり来ます
でも、ちょっと不思議なのは、友達や知り合い、またはすれ違った美人さんなどに、性的魅力を感じることはないんです
（でも美人さんを眺めるのは大好き！笑
）
）私が女性に性的魅力を感じる時、それはその女性が自分のことを性的に見て欲しいとアピールしている時に限るんです 笑
どういうことかと言うと、私、ゲーム好きなので、たまに攻略サイトを見る時があるんですね
そうすると、なぜかゲーム攻略ページの広告が、なんというか、めちゃくちゃアダルトコンテンツのような広告だったりするんですよ 笑
書いてる内容は全然普通のゲーム攻略なのに何故…って思うのですが（あれ本当に不思議です 笑）、つまりそういう広告に映ってるような、性的にアピールしている女性に限り、性的魅力を感じるんです！
友達や知り合い、またはすれ違った美人さんは、私に性的なアピールなんかしませんから 笑、私は性的な感情を感じないみたいなんです
ちなみに性的にアピールしている男性の広告は滅多に見ませんが、もし見たとしても一切、私は何も感じないと思います 笑
しばらく前の出来事で、車で外出した時に、イケメンタレントのでっかい写真のラッピングカーが並走してたんです 笑
そのラッピングカーのイケメン写真と目が合っちゃった時があって、その時、なぜかイラッとしたんです 笑
そのイケメンさんの表情が、「どう？イケメンでしょ？キュンと来たでしょ？ドキッとしたでしょ？」と言わんばかりの表情に見えて 笑（本当にごめんなさい
）、マジでイラッとしちゃって、自分でもビックリしました！笑
）、マジでイラッとしちゃって、自分でもビックリしました！笑美人さんの顔を眺めるのは好きなのになぁ〜…笑
そういうところがビアン寄りだなと、自分で思います 笑
最後にオマケの余談をしてしまいましたが 笑、「好きになる相手の性別」には、厳密に言うと「恋愛感情」と「性的感情」があり、「アセクシャル」とも繋がるお話だったのがお分かりいただけたのではと思います
わたくし相原 結響は、このようにいつでも質問やリクエストなどをお待ちしています！！
もし何か疑問とか、「これ分かんない！」と言った質問などあれば、どしどしコメントやSNSでメッセージ下さい！！
あなたの質問やリクエストを、心待ちにしております！！
最後までご覧いただき、ありがとうございました
また次の記事でお会いしましょう
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