【短歌】遠くまできた猫たちの長いしっぽに誘われてきみとずいぶん遠くまで来た もしかしてどこかでお会いしましたか角が片方折れた白ヤギ 唇に一度だけ鳴る静電気きみも少しは驚けばいい 森の夜の道をほんのり照らしだすキノコはきっと妖精だから たくさんの花があなたを襲う春 ごめんねきっと助けられない 少しご無沙汰をしているうちに春が終わりました。 写真の白い花はユキヤナギ。 その背景は開花前の桜並木です。 ヤギの角って、折れてもまた生えてくるのかしら。 ちょっと心配になりました。