【短歌】ていねいに噛む | monologue~宥生のひとりごと~

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短歌、はじめました

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おおいぬのふぐりだよってきみが言う去年わたしが言ったみたいに

 

すれ違う犬をときどき褒めているきみに撫でられたいのはわたし

 

せせらぎに耳をすませているようなメジロの羽に散る梅の花

 

ふくらんだバッグの中を探しても鯉の期待に応えられない

 

もしきみが鳥なら首は希少部位 折らないようにていねいに噛む

 

 

メジロが、もふもふです。