【短歌】お眠りなさい | monologue~宥生のひとりごと~

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短歌、はじめました

てんてんと肉球模様のボンネットやっぱり冬も裸足なんだね

 

試着して鏡を見ては諦める真冬はいっそ着ぐるみでいい

 

穏やかに今年も過ごせますように きみの隣におみくじ結ぶ

 

この声は誰かの耳に届きますか見上げても見つめても冬空

 

温かいハーブティーです召し上がれそして百年お眠りなさい

 

 

冬が

山茶花のはなびらを

氷に閉じ込めました

それはとても

凄惨な緋色なのでした