小林由依×渡邉理佐(学パロ)
リクエストです!










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私は物心がついた時から女の子がすきだった。
他の女の子があの男の子かっこいいなど恋バナをしている時も周りから浮かないために合わせてはいたが全く興味がなかったし私は違う女の子に恋をしていた。

私は恋にトラウマがある。
中学生の頃、とある女の子に恋をした。

優しくて可愛くて
私の一目惚れだった



ねる「はいドリンク」

「ありがと」

ねる「おつかれさま」


そういい私の汗をタオルで拭ってくれた。
ドキッ

頬が紅くなり心臓の鼓動が早くなっていくのを感じる。
このままだとまずい、。


愛佳「ねる、私のドリンクは〜?」

ねる「はいはいちょっと待ってね」



はあ何とか乗りきった。

私の好きな人

長濱ねるは
同じバレー部でマネージャーをしてくれていた。



そんなある日ねると2人っきりになるタイミングがあった。



ねる「りっちゃんおつかれさま」



ドキドキ
運動して疲れた脳には正常な判断なんて出来なくて
さらに恋という別の感情が混じり
胸に閉まっておこうと思っていたこの思いを伝えてしまった。



「すき」

ねる「えっ、?」

「ねるのことが恋愛的な意味ですきです」

ねる「っ、ごめん。りっちゃんのことそういう目で見れない。でもこれからも仲良くして欲しい」

「わかった、ごめんね急にこんなこと伝えて」


もしかしたらねるなら大丈夫かも
そう思った私がダメだったんだ。

その後、気まずい雰囲気が流れ
ねるはその場を去っていった。


私は制服に着替え
教室に忘れ物を取りに行った時
何か声が聞こえ私は耳をすませた。



ねる「理佐が告白してきたんだけどさ」

○○「まじ、?同性とかキモ」

△△「さすがにないよね」


耳を塞ぎたくなるような内容だった。

次の日から私は誰とも関わら無くなった、


愛佳「理佐、」

「なに?愛佳も私のことキモイって思ってるんでしょ、?」

愛佳「そんなこと」

「私とはもう関わらないで!」



この日から1人勉強に打ち込んだ
そして私は私のことを知っている人が誰もいない遠くの高校に入学した。

恋という感情を捨て周りに合わせながら過ごし
何とかクラスの中心的存在になった
なぜならその方が気が楽だから


そうこれでいい
このままでいれば私は普通でいられるから



なんの問題も起きないまま高校2年生になった。
そんなある日転校生が来た


眼鏡をかけて
前髪が長くマスクをしていて顔が見えない
声も小さくて不思議な子だった。


小林由依



彼女の情報はそれしか得られなかった。
なぜ転校してきたのか、何も話されることは無かった。



先生「小林は渡邉の後ろの席な。渡邉仲良くしてあげろよ」


げっ、マジかぁ
私は手を挙げ席を教えてあげる。
小林さんが近づき席に着いた

何か話しかけた方がいいよね?


「小林さんだよね。渡邉理佐です。よろしくね」


無難に自己紹介をしたが
小林さんは下を向いたまま軽く会釈をして
その場を去ってしまった。

何あの子態度悪いな

小林さんは1時間目が始まる直前に教室に戻ってきた。
が転校初日教科書などあるわけもなく1人辺りをキョロキョロとしていた。
はあもう私は自分の教科書を小林さんの机の上に置いた

すると小林さんは軽く声を漏らした


『えっ、』

「教科書貸したげる。私隣のクラスから借りるから」

『あ、ありがと』


これが小林さんとの初めての会話だった。
そして転校して1ヵ月くらいが過ぎた頃、相変わらず小林さんが話してくれることは少ないが何とか過ごせていた。




でも、小林さんは急に学校に来なくなった。
女遊びをしているとか未成年飲酒、煙草だとか
色々な噂を聞くけど私には関係ないしどうでもよかった
それにあの小林さんがそんなことできるような気もしなかったから。


家が近いという理由で小林さんの家に書類を届けることになった。担任の先生に小林さんの家の場所を聞くと私の家の最寄りの1駅先ということがわかった。結構近かったんだな。
少しめんどくさいとは思ったが立場を保つためにも笑顔で受けいれた。

私は1人小林さんの家に向かう。
てか、高校生で一人暮らしかぁ、それにここから学校はまあまあ遠いいし私には考えられないな。

小林さんの住む綺麗なアパートの前につき部屋を探す。
305、305、あっあった
私はインターホンを押した。


『はーい』


玄関の先から声が聞こえ
扉が開いた。



へっ、?誰この子


『どうしたの?』


声的に小林さんだよね、?
普段とは違い、
前髪をセンターで分け目をクリクリとさせている。
やばぃ///可愛すぎる。


『ふふ、顔赤くなっちゃって可愛い。お茶飲んでく?』


いつもとの雰囲気が違いすぎてどう接すればいいのか分からなくなる。
小林さんって笑うとこんなに可愛いんだ
それに声綺麗だな


いやいや、そうじゃなくて書類渡さなきゃ


「あっ、いやぁ、、これ!届けに来ただけで」

『うん?ああ、高校の子か、、』


高校の子かっていやいや、ずっと会ってたでしょ
少しの疑問を抱えながら軽く会話をして帰ることにした。


  「あっそうだ次いつ学校来れそう?」  

『えっ学校?うーん多分、明後日には?行けると思う』

  「そっかまってるね!」    



この胸の違和感を無視して
絶対に違うと言い聞かせながら私は家に帰った。
その道中、知り合いにあった。


瑞穂「あれ?理佐じゃんこんなところで何してるの?」

保乃「ほんまやん、久しぶりやなぁ」



櫻警察署の生活安全課に務めている土生瑞穂と田村保乃だ。
年の離れた幼なじみで今でも仲良くしてもらっている。


「久しぶりだね。ちょっとお休みの子の小林さんって言うんだけどその子の家行って書類渡してきた。」

保乃「小林、、、そっか!」

瑞穂「なるほどね、理佐は偉いねー」


子供扱いをしてくるし鬱陶しいなと思うこともあるけど
私の良き理解者であり優しくてこの職業にうってつけな素敵な人たちだ。


「2人は?」

瑞穂「これからちょっと仕事にね」

「おっ頑張ってね」

保乃「今度ご飯行こな!そろそろ暗くなってくるし危ないから気いつけて帰ってね」

「うん、ありがとう」



この後少しだけ雑談をして家に帰った。


数日後
久しぶりに学校に来た小林さんは転校初日と変わらない雰囲気できた。 
まるであの日見た小林さんが嘘かのように。  
でも、なんか気になる存在で目で追ってしまう  
いけないと思っていてもどうしても話しかけずには居られなかった。   


「小林さん」  

『は、はい、』  


なんかあの時と雰囲気も話し方も違うけど 
でも、なんかそれもいいかも
やっぱり小林さんの声いいな


この日から私が小林さんと関わることが増えた。
転校初日の時に比べたら小林さんもよく話してくれるようになっていた。

それに1番の成果は


『わ、渡邉さん』

「うん?どうした」


小林さんからも話しかけてくれるようになったことだ。
少しは心を開いてくれたのかなと謎の達成感というか嬉しくなっていた。




でも、ある日から小林さんは私を避けるようになった。








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最後までお読み頂きありがとうございました


では、

またね*