小林由依×渡邉理佐(社会人パロ)
リクエスト







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むぅ、、、



ずるいです、私だって理佐さんと一緒にいたいし
近くに行きたいのに、

会社だと部署は同じでも担当している内容が違うとあまり話せない、、。


それに自分の気持ちと周りの目線が邪魔して近寄れないです、、




「由依どうしたの?」

『別になんでもありません。今仕事中ですよ?』

「だって、ほら周りみてご覧。みんな自分のことに集中してるよ」




確かにさっきまで理佐さんの周りにいた人たちは自分のデスクに戻って仕事をしています、


これは少し甘えられるチャンスでは!

でも、せっかくこうやって周りの隙を見て理佐さんが私の近くに来てくれたとしても、、チャンスが目の前にあったとしても、



『ここは会社です』

「少しくらいいいじゃん」



どうしても素直になれないんです、

だって素直になったら…



○○「理佐さん資料の確認お願いします」

「あっわかったそこ置いといて。じゃあ無理しないでね。また後で」



そういい私の頭を撫でて自分のデスクに戻って行ってしまいました、、。



いつも通り仕事をこなし定時になりました。


私は資料などを整理して理佐さんに連絡をいれて仕事場を後にします。そして近所のスーパーに寄って理佐さんを思い浮かべながら夕食の食材を買って自宅に帰宅します。


なぜ一緒に帰らないのか
それは、、


前に一緒に帰った時に同じ部署の子に見られてしまったからです。
付き合っていることを秘密にしている私たちにとって色々誤魔化すのが大変だったのであれ以来私たちは一緒に帰らなくなりました。

私はバレてもいいと思っているのですが、
理佐さんには今後のためとかなんとか言われて否定されてしまいました。
否定されてしまうと色々不安になって押しつぶされそうですが理佐さんのお願いなら仕方がありません。

でも、私たちが付き合っていることを知っている人が3人だけいます。

本当はもっと広めたいし理佐さんは私のと言いたいところですが我慢です。



自宅に帰宅し、夕食を作りながら理佐さんの帰りを待ちます。
お風呂のお湯も沸けて、ご飯も作り終わったところでタイミングよく理佐さんが帰ってきました。


「由依ただいま」

『理佐さんおかえりなさい、先お風呂にしますかそれともご飯にしますか?』

「うーん、本当は由依って言いたいところだけど、先にご飯頂こうかな?」

『///っ、何言ってるんですか!ご飯ですねもう用意できてるので食べましょ

「ふふ、かわいい」


理佐さんはよく私のことをからかってきます。
理佐さんは手洗いうがい、着替えを済ませ
私の作ったご飯を美味しいと言いながら食べてくれました。

お風呂に入り、お互いの髪を交換で乾かして
ベッドに着きます。


「由依、今日もお疲れ様。ゆっくり休んでね」

『理佐さんもお疲れさまです』

「由依大好きだよ、愛してる。」

『///私も、、、、です、、。』

「うん?私も」

『私も大好きです!おやすみなさい』

「ふふ、おやすみ」


そういい、おでこにキスをしてくれました。
理佐さんは私にいつも愛を伝えてくれます
心配する必要なんてなにもないのに、、、、 


私たちは眠りにつきました。


この時はこんな生活を続けられると思っていました。
私が我慢していればって。
でもいつまでも自分の性格に嘘をつき続けるのは不可能でした。
私の中の何かがプツリと切れてしまったんです。





翌朝
がさごそと周りからの音で目が覚めました。




『うぅ、っ理佐さん?』

「あっごめん由依起こしちゃった?」

『大丈夫です、おはようございます』

「おはよう、今日は由依お休みなんだからゆっくり寝てな」



そう今日は私はお仕事がお休みです。
でも、理佐さんは接待で飲み会があります。


久しぶりに一緒に入れると思っていたので寂しいです、、



「今日は飲みに行ってくるけどなるべくお酒は控えるし早く帰れるようにするから」

『はい、』

「そんな顔しないで、じゃあ私そろそろ行くからまたね」

『玄関まで見送ります』

「ふふ、ありがとう」

『行ってらっしゃい』

「いってきます」


理佐さんはそっと私の唇にキスをしてくれました。





理佐さんのいない家はやけに静かに感じます。

心にぽっかりと穴が空いたような感覚です。
時間が早く経つように私は再び眠りにつきました。


次目が覚めたのは17時
日頃の疲れが溜まっていたのか結構寝てしまいました。
でも、理佐さんが帰ってくるまでにはまだまだ時間があります。


なんかヤケになってしまった私は
軽いツマミを作ってテレビをつけて家にあったお酒を何缶か机におき1人で飲み始めました。


最初は寂しかったのも次第にお酒がまわり、なんか楽しくなってきました。


しばらく一人で飲んでいると、、




プルルルルプルルルル


電話がかかってきました。理佐さんかな?

私はワクワクしながら電話に出ます。



『もしぃもし?』

友香「あっごめん由依ちゃん?菅井です」



うん?理佐さんじゃない?
どうして急に菅井さんが連絡をしてきたのでしょうか?
菅井さんは理佐さんの同期で隣の部署の守屋さんと付き合っています。そして私と理佐さんが付き合っていることを知っている方たちです。


そして今日の飲み会に理佐さんと一緒にいます。



友香「理佐が飲みすぎちゃって、今から帰すからよろしく」

『お手数おかけします、ありがとうございます』



理佐さんが飲みすぎるなんて珍しいです、、
それに行く前になるべく飲み過ぎないようにすると約束していたのですが、、、



「へへ、保乃かわいいねぇ、」



理佐さんの声?保乃って田村さんのことですか?
田村さんって確か理佐さんの



友香「ちょ!理佐」

「保乃、んっ」

保乃「んっ、理佐!?」



元カノですよね、、、、

って、、、えっ、今2人絶対キスしましたよね、、?


田村さんも私たちが付き合ったことを知っているのに、、



友香「由依ちゃん、由依ちゃん?」

『あっ、、はい』

保乃「由依ちゃん今のはちゃうねん」

『大丈夫ですよ、、はい、大丈夫です。』

友香「とりあえず今から理佐連れて帰るか、、」

『それも大丈夫です。』



なんか、言葉がすらすらでてきます。



友香「ら、、えっ?」

『あのスピーカーにして貰えますか、?』

友香「できるけど、どうするの?」

『少し理佐さんに話をしたくて』

友香「わかった、スピーカーにしたよ」

『理佐さん聞こえますか?』

「うん?由依?由依だぁ。ふふゆーいー」



甘々な理佐さん、
普段だったら可愛くて可愛くて仕方がないですけど、
今は私の黒いモヤモヤを炊きたてるだけです。

この気持ちを早く止めなきゃ行けない、


だから



だから私は





『理佐さん私たち別れましょ』




別れを告げます。




「ちょ、ちょっと待ってどういうこと?」





先程とは違うはっきりとした声が聞こえます。
きっと理佐さんの、酔いが覚めてきたのでしょう。
その方が都合がいいです




『私優しくないんです。嫉妬しちゃうんです。このままだと本当の私がバレちゃう、だから、別れましょう。理佐さんを縛りたくはありません。』

友香「待って由依ちゃんそれは、」

『もう私ダメなんです。友香さんごめんなさい、田村さん理佐さんのことよろしくお願いします、理佐さん幸せになってください。』

「ゆ、」


ブチ



理佐さんが何か話そうとした瞬間に電話を切ってしまいました。
本当の私は別れたくなんかありません、、、

でも、もう過去みたいにはなりたくないから
理佐さんの事が大好きだから愛してるから


だからだからだから


私は変わろうとしました、

でも、根の部分は変えられないみたいです


私の酔いはもうとっくのとうに溶けていたらしいです。








 




𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 







最後までお読み頂きありがとうございました



続きは近々出す予定です


では、


またね*