小林由依×渡邉理佐(謎パロ)


前回の続きです。





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静かに自分の部屋から出て
夜の街を1人歩く。




(や、やめてくれ!)

『往生際が悪いですよ』

_バァン

私の周りに血潮が飛ぶ


コードネーム 雪
職業・殺し屋    



『貴方も来世では素敵な人になってくださいね』


後片付けをして事務所に戻る。



△「いやぁ、結婚して腕が鈍り始めると思っていたがいつも通りの活躍っぷりでよかったよ」

『ありがとうございます』

△「これからもよろしく頼むよ」

『はい、それでは失礼します』



どどどどうしましょう
結婚して約2週間この生活を崩す訳には行きません。
でも任務にも行かないと、一応部屋は別々にしていただいたので気配を消せばバレないはずなのですが、
私の正体がバレてしまったら絶対に結婚を破棄されてしまう、、


私は事務所でシャワーを借り、服装を着替えて自宅に帰る。


起きませんようにと願いながら自分の部屋に戻ることが出来た。



この生活慣れるのでしょうか、、。







ピピピピ

うるさい機械音で目を覚まし、
うがいや洗顔、着替えを済ませ朝食の準備をする。

時刻はa.m.5時半
私はスパイの事務所の下にある普通の研究員としても働いている
そして由依さんは教員の仕事があるため朝が早い


のだが

同棲してみてわかったことは由依さんは寝起きがとても悪いということ。

とりあえず、そろそろ朝食が出来上がりそうなので由依さんの部屋をノックする。


やはり起きないな、
失礼ながらに部屋を開け、由依さんを優しく叩き起す



「由依さんおはようございます」

『うぅ、ねむぃ

「由依さん、早くしないと遅刻してしまいますよ」

『んんっ、わかりましたぁ』

「朝食出来上がるので洗顔など着替えを済ませたら来てくださいね。」

『ありぃがどうございます、おはようございますぅ』



寝起きのため呂律が少し回っておらず舌足らずになっているが頑張って起きてくれた。
その間に朝食と珈琲テーブルに並べる。


支度を済ませてリビングに戻ってくるといつも通りの由依さんに戻っていた。


『すみません、いつも朝お任せしちゃってありがとうございます』

「いえ、私朝は得意なので。では頂きましょうか」

『はい、いただきます。ふふ理佐さんのご飯とても美味しいです』

「それは良かった」


朝食を食べ終えると由依さんが洗い物をしてくれる。
少しでも手伝いたいからだという
こういう礼儀など律儀だなと毎度感心させられる。


お互い仕事に向かう支度を済ませ、一緒に駅まで行き場所は真反対なためいつもここで別々になる。


「それではいってらしゃい」

『行ってきます、理佐さんもいってらしゃい頑張ってくださいね。』

「はい、それでは」


私たちは違うホームに行き、仕事に向かった。
私が職場に着くと


夏鈴「あっ理佐さんおはようございます」

「おはよう、夏鈴ちゃん」


藤吉夏鈴 研究員

コードネーム 轟
職業・スパイ

研究所には私の他に夏鈴ちゃんがスパイその他は民間人となる。
そしてここの部長は裏の職場の×部長である。



夏鈴「新婚生活どうですか、」

「まぁ順調かな」

夏鈴「恋人役なら私でも」

「きっと、民間人の方が良かったのだろう。」

夏鈴「で、でも」

×「渡邉ちょっと」

「はい、ごめん。夏鈴ちゃんまたあとで」


私は部長に呼ばれ研究所の裏
事務所に入った。


×「明日○○で行われる森田さん主催のパーティーに出席してその中にいるこの人の情報を得てきて欲しい」

「森田さん?あの取引先のですか」

×「そうだ?森田さんはパーティー好きで有名だろ?そこにたまたま目をつけている奴が来るのだがそこはカップル限定のパーティーらしくてな。君にしか頼めないんだよ」

「なるほど、1度由依さんに相談してみます。決まり次第すぐにご連絡を」

×「そうだな、頼んだよ」

「はい」


夜ご飯の食材を買い家に帰りながら由依さんに伝える方法を考える
とりあえず軽く話してみるか


「ただいま帰りました」

『おかえりなさい理佐さん、寒かったでしょう今お茶入れますね』

「ありがとうございます」


手洗いうがいと着替えを済ませ、由依さんの入れてくれたお茶を飲む。


「あの由依さん、私とパーティーに行きませんか?」

『パーティーですか?』

「取引先の方との大切な接待で是非ともお願いしたくて」

『うぅ、なるほどわかりました。理佐さんがおっしゃるのであればお力になれるように頑張ります』

「本当ですか、!」

『はい、でもパーティーとか初めてで大丈夫でしょうか?』

「大丈夫です、いつも通りでいていただけたら」



私は部長に連絡をいれる
するとすぐに場所と任務の詳細が送られてきた。



翌日指定された場所に由依さんと二人で向かう。


ピンポーン




森田「はーい」

「渡邉です」

森田「今出ますね」


隣を確認すると表情の固い由依さんがいる


「大丈夫ですよ」

「は、はい」


森田「わざわざ御足労頂きありがとうございます。久しぶりに理佐さんにお会いできて嬉しいです。隣の方は?」

『は、初めましていつも主人?がお世話になってます。妻の由依です。』

森田「ふふ、可愛らしい恋人さんですね。由依さん緊張しなくて大丈夫ですよ。ぜひ楽しんでいってください。」

『ありがとうございます』



中に入ると思っていたよりも人がいる、
一通り挨拶をして当たりを確認する。

いた

今日の目的の人物発見


がしかし下手に動けないな、相手に動きがバレては困る。
由依さんもずっと誰かに話しかけられては対応をしている。

少し申し訳ないな

なんて考えていると森田さんが話しかけてきた。




森田「まさか、理佐さんが結婚されたなんてなんで教えて下さらなかったんですか」

「あはは、ご挨拶遅くなってしまってすみません。なかなかタイミングがなくて

森田「そうだったんですね。でもとても良い方ですね」

「私には勿体ないぐらいですよ」

森田「私はとてもお似合いだと思いますよ?」


お似合いか、


)森田さんー!


森田「すみません呼ばれたので行きますね。楽しんでってくださいね」

「はい、ありがとうございます」

森田「ふふ、私の方が年下なので敬語じゃなくていいですよ堅苦しいのは苦手なので、では」


ふと当たりを確認する
っ、相手が動き出したか、
なぜ今外に出るんだ。きっと何かあるな、

とりあえず追いかけるか、
由依さんもう少しの辛抱です


声が聞こえずらいもう少し近づくか、


なるほど、そういう事か
録音をしておこう


何とか無事任務完了か、
私は部屋に戻り由依さんの傍に行く。


「由依さん、そろそろ帰りましょうか」

『あっお話とても勉強になりました。ではまたどこかで。すみません理佐さんおまたせしました』

「いえ、お疲れ様です」


森田「ご帰宅ですか?」

「はい、本日はありがとうございました。今後ともよろしくお願いします」

森田「こちらこそやっぱりおふたりはお似合いですね。」

『えっ?』

森田「同じ反応。おふたりは似た者同士なのかもしれませんね。では、またお仕事で」

「はい、それでは失礼します」




森田さんの言っていた言葉が少し気になるがまぁ今は忘れよう。

帰宅途中隣にいる由依さんの表情は少し疲れていた。
なれないことさせた由依さんには申し訳ないことをしてしまったな

いやいや、これは偽りであり任務のためだ。
そんなことを考えるなんて私らしくない



『理佐さん、私上手くできてましたでしょうか?』

「はいよく頑張ってくれました」

『ふふ、良かったです。理佐さんのお力になれて!』


っ、
顔を崩すなスパイである私が感情に支配されるなどダメだ。


『では、帰りましょうか』

「そうですね、今日の夜は何を食べましょうか」

『うーん、理佐さんの作る料理でしたらなんでも嬉しいです。でも今日はとても寒いので暖かいものとかどうでしょう?』

「ありがとうございます、ではお鍋にでもしましょう」










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最後までお読み頂きありがとうございました。



では、



またね*