小林由依×渡邉理佐(リアパロ)


前回の続きになります。






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君のその優しさが顔が仕草が声が
私は狂わしい程愛おしく思う。
だけど私だけのものにしてしまったら君を縛り付けてしまいそうで私が何をしでかすか分からないから怖いんだ。

君が私の大好きな料理を作って待っていても、
これ以上君からの愛を受け取ったら私は君を壊してしまいそう。
きっと私が喜ぶと思って身につけている下着は
私の理性を壊し暗闇の中ですぐに脱がせれて感情のままに言動よりも先に行動に移してしまう。

ねぇ知ってる君はよく私のことをタラシと言ってくるけど
好きって言ってるのは君だけなんだよ、
最近は言えてないけど、本当にこれだけは嘘じゃないよ


私は君の乙女心なんて知ってはいけない。


君は私を唯一射止めた。
君以外は私にとって眼中にすらない。


君からの連絡
私は他の子といることで君への愛が溢れすぎないように抑制する。ほんと最低な方法だと思う。
私がこれ以上君を愛しすぎないように壊さないようにそして愛されすぎないように冷たい言葉をかけてしまう。


夏鈴「本当にそんなこと送っていいんですか?」

「由依のためだから」

夏鈴「うーん、なんか小林さんのためというより自分のためのように感じますけど、、」

核心をつかれてしまいぐうの音も出ない。


また別日今日も夏鈴ちゃんと一緒にいる。
そしてまた君からの連絡。けど今日はいつもとは違う。
ひかるちゃんと会うの?本当はダメって言いたい。だってひかるちゃんは由依に好意を持っているから、でも縛るのは良くないよね、

夏鈴「またそんなこと送って素直になったらいいのに」

「だって、」

夏鈴「このままだと気持ちどうこうの前に別れちゃうかもしれませんよ。時には素直になることも大切です。」

「なんか夏鈴ちゃん変わったね」

夏鈴「保乃のおかげですかね。なんかあったらいつでも私たちが助けますんで頑張ってくださいよ。」


私と由依は付き合っている。

夏鈴ちゃんの言う通りこのままだとこの関係が過去形になるのもきっとそう遠い未来では無いのかな?
あの言葉を君から言われたら私はどうなっちゃうの?でも、私は止める資格なんてないよね、私はまだ由依のこと好きなのにな、こうならないためにも頑張らないと

私は翌日早速由依の家に行った。
時刻は少し遅めの16時由依は家に居なかった。
どこか出かけているのかなと思い、来る途中に買った食材をキッチンに広げ夜ご飯を作っていく。喜んでくれるかな?

料理やお風呂掃除をして湯を沸かしておき準備は万端になった。
でもまだ帰ってこない。時刻は18時。

遅いなと思いつつ待つ。
由依を待ち続けようやく玄関が開く音がして由依の声が聞こえた。
現在時刻20時。少し遅めの夜ご飯になりそうだ。
私が急にいたら驚くかな?ふふ、


「おかえり」

君は驚いた表情で私を見ている。作戦大成功かな?

「午前中どっか出かけてたの?夜ご飯作ったから一緒に食べよ」

私は冷めてしまったご飯をレンジで温めテーブルに並べる。
由依が手洗いうがいを済ませ椅子に座る。
なんか顔が冴えないけど何かあったのかな?

「今日元気ないね?大丈夫?」

『う、うん大丈夫だよ。食べてもいい?』

「そう?ならいいけど。どうぞー」

「『いただきます』」


本当に大丈夫なのかな?
でもご飯食べてくれてるし体調が悪いって感じではなさそう。
あっご飯の味大丈夫かな?一応レンチンしたけど冷めちゃったものだし。聞いてみようかな

「どう?」

『美味しいよ、』

「よかった、由依と一緒に食べれるの嬉しいわ」


私は思ったことを口にした。由依は少し顔を赤くしていた。
そんなところも可愛いと思った。

ご飯を食べ終わり、まったりと過ごす。
まぁ私は変に緊張しちゃってまったり過ごせてないけど、

「あっ湯船沸けたからそろそろお風呂入ってきたら?」

『うん、そうする』


由依は寝室に着替えを取り、お風呂場に行った。

私はテレビを見て過ごしていると由依は思っていたよりも早く上がってきた。

「由依、髪乾かすからこっちおいで」

『う、うん』

久しぶりに由依の髪を乾かす。やはり細くサラサラな髪質で甘く良い香りが広がってくる。
そんなことを考えているとあっという間に乾いてしまった。

「よし終わった、私もお風呂入ってくるね」

着替えを持ってお風呂場に向かい、体を洗って湯船に浸かり今日のプランについて考える。
久しぶりにシてくれるかな?今日はしっかり由依に愛を伝えながら。思い立ったらすぐ行動。私はお風呂から上がった。

「上がったよー、由依髪乾かして」

『あっうん、ここ座って』

由依のしてくれるドライヤーはとても心地よい。
少しウトウトしていると

「終わったよ」

『ありがとー、』

よし、ここから作戦をスタートしよう。
私は由依のことを後ろからハグをした。

「ねぇ由依いい?」

『う、うん』

私は由依を抱き上げ、優しくベッドに押し倒した。
キスをして由依の唇に舌をふれ、少し口を開けた瞬間に舌を中に入れた。

キスに夢中になっている由依を下着姿にする。
この下着、めっちゃ私の好みのものだ。もしかして自惚れかもしれないけど私のこと思って着てくれたのかな?
思わず行動が先に出てしまいそうだったところを抑え、思ったことを伝える。

「今日の下着可愛い、もしかして期待してた?」

なんか驚いた顔してる?
でも、やっぱり可愛い。ぐちゃぐちゃにしてしまいたい。

『んっ、っあ』

気持ちよさそうにしてくれている君にもっと触れていたい。

「可愛い」

私は声が出ていることに気づいていなかった。
ただ目の前の由依の反応に集中していた。
手の動きを激化していく。すると由依は気持ちよさそうに良い反応をしてくれる。

『んっ、いく、あぁ、イッちゃう、んんん!!』

私は由依にキスする。
すると由依は嬉しそうに私の顔を見てくる。

「もうイッちゃったの?可愛いねぇ」

もっと、もっとしてあげたい。



プルルプルルル


っ、こんな時に誰だよ。


「あっごめんちょっと」


私は夏鈴ちゃんからの電話に出た。

夏鈴:理佐さん今から私の家来れますか?急ぎなんですけど

後輩からのお願いとなれば断れるわけが無い、

理佐:わかった

夏鈴:すみませんありがとうございます。


「ごめん、私帰るね」

そんな悲しそうな顔しないで、でも君は表情とは裏腹にこんなことを言ってきた。

『そっか、気をつけてね』

もっとわがまま言ってもいいのに、でも今回は私がその言葉に甘えさせてもらいます。

「うん、ごめん。今度この穴埋めはするから」

一人由依を取り残こし、夏鈴ちゃんの家に向かう。


ピンポーン

保乃「はーい。あっ理佐さんわざわざありがとうございます」

なんで保乃がと思ったが、そういえば夏鈴ちゃんと保乃は付き合っていて半同棲に近いって言ってたな。

「いや、全然」

夏鈴「理佐さんありがとうございます。単刀直入に言っちゃうと小林さんのことなんですけど」

「由依?」

保乃「今日、夏鈴と2人で散歩してたらたまたまひぃちゃんの家通りかかってそしたら由依さんが出てきたんですよ、」

あっそういえば昨日ひかると出かけるとは言っていたけど泊まりなんて知らなかった。まぁ私があんなこと送ったから言えるはずないけど、

夏鈴「まぁ昨日出かけるみたいな話を聞いてましたけどまさかの泊まりだったし玄関から出てきて小林さんが帰ろうとしてた時、ひかるとキスしてたんです。」

「う、嘘」

まさか私の行動するのが遅かったから、でも浮気なんて
夏鈴ちゃんの言ってたことが本当になるのかな

夏鈴「理佐さんは今日何してたんですか?」

「午前中は仕事があって午後から由依の家にいた。でも帰ってくるのが遅くて少し怪しいなとは思ってたんだけど特に気にしてなかった」

夏鈴「えっ!?ちょっと待ってください。さっきまで小林さんの家にいたんですか?」

「うん」

夏鈴「なら、呼ぶタイミング間違えましたよね。ほんとにすみません」

「いや、まぁうん」

保乃「ほんまにごめんなさい。」

「大丈夫だよ」

2人から謝罪を受けた。
でも今の私の頭の中は由依とひかるちゃんのことでいっぱいだ。


ピコン

そんな時私のスマホの着信がなった。

保乃「理佐さんスマホなってますよ?」

「う、うん」

私はスマホの画面を見て唖然とする。
それはさっきまで話題に上がっていた相手からでまさかの写真が送られてきていたからだ。

夏鈴「理佐さん大丈夫ですか?」

「…」

保乃「なんやこれ!」

保乃は私のスマホを見てそういった。

夏鈴「これはすぐ返信しなきゃ、わたしたちのせいですよね、理佐さん?理佐さん!」

私は頭がもうキャパオーバーで何も考えられなくなってしまった。

保乃「とりあえずなんか返信しますよ!?」

保乃の言葉にハッとして2人に連絡を入れる。

感情のままにひかるちゃんに返信してしまった。
そして私は由依にも連絡を入れる。

ひかるちゃんはすぐに返信をしてくれるのに由依からの返信は一向に来る気配がない。

「出ない、」

夏鈴「とりあえず、由依さんの家行きましょ」

「う、うん」

私のせいだ全部。由依ごめん
私は夏鈴ちゃんの家を後にしてダッシュで由依の家に向かった。









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長くなってしまってすみません
次回でラストの予定です。


最後までお読み頂きありがとうございます。



では、


またね*