Beauty-Full Wonder-Full Love Live Life

Beauty-Full Wonder-Full Love Live Life

存在そのものがアートなyukeyはとびらをひらく魔法の鍵。

yukeynishiyama(ゆき姫)

憑依系ライター・翻訳家。生きるアート。

2003年、英国Virgin社の「女性が書いた女性のための官能小説」で翻訳家デビュー。
以降、『キース・リチャーズの不良哲学』『レッド・ツェッペリン写真集 狂熱の日々』『マイケル・ジャクソン伝説の軌跡』『AVATAR完全公式ガイドブック』『HIPHOPNOVELS 明日なんて見えない』など、音楽やエンターテイメント、フィクションを中心に書籍を翻訳。また、EPOのアルバム『Sacred Note』の曲名や歌詞の英訳を手がける。その他、楽曲の英訳や日本語訳のサポート多数。

2013年には自らのヌードと愛の詩をミックスさせた写真詩集『LOVE LETTERS』を発表。

翌2014年からは独自の愛と官能の世界観をさらに広げ、オリジナルの物語りとギターやピアノをコラボレーションさせた朗読のライブを全国各地で開催。

2018年からは人気メイクアップアーティストKIKIのメッセージを英訳しSNSで世界に発信するプロジェクトを始動、海外のシーンからの問い合わせが相次いでいる。

現在は、写真家KUMI NOROとのコラボレーションでその世界観を自らが体現したポートレートを撮影、写真と文字と物語りとで構成されたアートワークを制作、発表中。

 
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3月に6年ぶりに開催した朗読ライブ「人魚の媚薬Night」の映像と

 

 

物語りの中で人魚が歌う魔法の歌『Say My Name』のフル・ヴァージョンを

 

 

一本の映像にまとめ、

 

 

5月27日から6月3日の期間限定で

 

 

配信することになりました。

 

 

 

 

 

詳細はこちらから 

 

 

 

 

 

 

自分自身のヌードと詩で構成した『LOVE LETTERS』に収録した一節が

 

 

ふくらんで

 

 

「おとなのための童話 人魚姫」

 

 

になり、

 

 

 

 

 

 

続いて私の中から

 

 

「雪女」が生まれ

 

 

「かぐや姫」が生まれ、

 

 

 

 

 

 

私の中の3人の女は

 

 

胸をキュンとさせるギター

記憶をまさぐる香り

脳を痺れさすクリスタルボウル と、

 

 

そして

 

 

雪の音そのままのピアノの音色 と

 

 

絡み合って

 

 

「おとなのための官能童話朗読ライブ」となり

 

 

 

 

 

 

今、

 

 

五感を愛撫し官能を震わす

 

 

文字×写真×声のアートになりました。

 

 

 

体感してね

 

 

❄️

 

 

現在、雪女 -1- から  -4-  まで公開していますのでぜひ順番に。

 

 

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プレイボタンを押す前には焦って押さずに

少しだけ時間をおいてあげて
焦ると声が出ないから

 

 

 

❄️

 

 

 

 

 

 

事前に

真ん中の列の左端を座席指定しておいたので(別料金よw)

ゆったり。

周りは多分大学の研修か何かの帰りなのかな、

若い子でいっぱいでした。

 

 

 

 

ロンドンに着いたときと同じお気に入りの歌を

ロンドンを発つときにも聴いて飛び立とうと

決めていたので

iphoneを取り出し、アルバムを選び

イヤホンを耳に入れて

目を閉じる。

 

 

 

 

‥‥‥

ゴーッというtubeの金属音と

地下鉄の中の生温い匂いがして

私は地下鉄の座席に座って

うつらうつらしていた。

 

 

 

 

いつもの通り

「Mind the gap(線路とホームの間の溝にご注意)

というアナウンスが聞こえて、

と思ったら

いきなり地下鉄が凄い速さで走り出して

「!!!!!なになになに!!!!!」

ってびっくりして目が覚め

 

 

 

 

 

 

ら、

 

 

 

飛行機が離陸に向けて

スピードを上げたところだった。

 

 

 

 

ほんの一瞬、自分がどこにいるのか

何をしているのか

わからなくなった。

そういえば私はロンドンの地下鉄に乗ってるんじゃなくて

日本に帰る飛行機の中にいるんだったって

思い出して。

 

 

 

 

飛行機がふわりと持ち上がって

体の感覚が空中にいる感覚に変わり

少し遠くの窓に目をやると

小さな窓に切り取られ

小さくなっていくロンドンの景色が見えた。

(ああ、帰りは窓際でもよかったな、とちょっぴり思う)

 

 

 

 

行きの機内で見たのと同じ

British Airwaysの機内での注意みたいなビデオには

ハリーに出てた先生役の俳優さんが出てて

魔法がどうのこうのというセリフを言うんだけど

そんなところや出てる人たちの表情や言動が

今見るとなんかイギリス的だなあって思う。

 

 

 

 

朝ビール@ヒースローできなかったから、

ビールもらってみた(笑)

ついでながら赤ワインもね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プリッツェルをつまみながら

ビール飲んで、

ipadひらいて原稿書きの仕事したり

一カ月間の写真を見返したり

物思いに耽ったり。

 

 

 

 

モニターで聴けるようになってた

ビョークのアルバムがふと気になって聴いてみた

この曲 『blissing me』 が空の上の思い出。

こんな歌詞だったと今初めて知った。

 

 

 

 

Blissing Me.

 

 

 

 

気がつくと眠りに落ちていたみたい。

周りも眠ってる時間だったのでそっと席を立って

トイレに行ったら

非常扉の窓からの景色に

思わず息を呑む。

 

 

 

 

 

 

 

 

stunning っていう言葉が浮かんで

胸がきゅんとして

のち

ふわっと広がった。

急いで席に戻ってiphoneを手に取り

写真を撮りました。

世界ってなんて美しい。

見ていると、

体の中にこの景色が染み込んでいく気がした。

 

 

 

 

 

 

 

 

モニターで確認したら

この空はちょうどモスクワ辺り

地上が夜になる一歩手前。

世界って広いようで狭いね。

 

 

 

 

席に戻ってぼんやりしていたら

たぶんきっとまた眠りに落ちて

 

 

 

どのくらい時間が経ったのか、

目覚めてまたトイレに行ったら

 

 

 

 

 

 

 

 

今度はこの大地。

凍土っていうのかな。

窓の近くのひんやりした冷気と相俟って

完全に目が覚める。

 

 

 

 

 

 

 

 

中国の山岳地帯上空

地上が朝を迎える頃

私は空の上から

地上を眺めてるって

なんて不思議。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

飛行機は

夜と朝の境目を通って

Tokyoへと近づいていく。

 

 

 

 

で、朝ごはんはそりゃあ

イングリッシュブレックファストを迷わず選ぶよね。

(空港で食べられなかったリベンジ。笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

結局最後まで紅茶は飲まなかったな

やっぱり私はコーヒーの方が好き。

 

 

 

 

私は数字と仲良くなくて、さらに

立体的に何かを捉えるのが苦手なので

時差という概念がよくわかってないんだけど

空の上というのはやっぱり時間が変な気がする。

理論上では12時間弱のはずなのに、

体感的には4〜5時間くらいしか経ってないような感じで

何か騙されたような、さ(笑)

 

 

 

 

ただいま、ニッポン!

 

 

 

 

成田に着いてからようやく

荷物がたくさんあるなら

カートを使えばいいじゃないってことに気づき(遅)

カートを借りてスタンバッてたんだけど、

私のスーツケース、

オレンジ色のテープで巻かれて出てきたよね(笑)

しかも荷物ちょっとはみ出てるしw

 

 

 

 

 

 

 

 

“Checked Baggage”  ってあるから

抜き打ち検査的な? ものをされたのかなーくらいで

一瞬帰りかけ、

いや待てよw とBAのバゲッジカウンターに戻る。

 

 

 

 

どうやらベルトコンベアで運んでる最中に

開いてしまった模様。

原因は荷物の詰め過ぎ(ごめんなさいw)

Primarkのキャリーに

スーツケースベルトを使っちゃったのも

敗因です。 ここな

 

 

 

 

ちなみに

最初に気になったのは、

ヒースロー空港内部の

薄暗くて埃っぽい

ベルトコンベアでひたすら荷物が運ばれてるエリア(※妄想)

私のおパンツとか落ちてたらどうしようやだーっ

てことね(笑)

 

 

 

 

これは完全に私が悪いなと思ったんだけど、

BA負担でフレームの歪みとか点検して

修理が必要なら修理をしてくれるとのことで

あとで必要書類と着払い伝票を送ってもらう手続きをして

いざ、ニッポン国に入ります。

 

 

 

 

残ってた£を¥に替えて、

一カ月肌身離さず持ち歩いたwifiの機械を返却して、

空港タクシーに電話して、

ウィルキンソンの炭酸水を買って、

空港タクシーの待ち合わせ場所へ。

 

 

 

 

乗客は

オーロラを見に行ってきたというおじさまと

行き先は忘れちゃったけどおばさまと

私の3人で、

おじさまが「よければどうぞ」

ってペットボトルのお茶をくれた。

 

 

 

 

眠くて途中のサービスエリアで

降りずに車内にいる私を

運転手さんが心配して

「花粉症? この薬効くで飲んでみ?(信州弁)」と

お薬をくれた。

 

 

 

 

みんな優しい。

そういえば、イギリスに着いた最初の日も

くたくたでほぼ充電切れの私に代わって

重いスーツケースを持って

地下鉄の階段を上ってくれた人や

「大丈夫?」って声をかけてくれた人が

いたなあって思い出して

胸がキュッとした。

 

 

 

 

 

 

 

 

一カ月ぶりに戻った松本で

一番最初に目についたのは

草間彌生さんの水玉模様と

“ALL ABOUT MY LOVE”

後ろ側。

 

 

 

 

前から見た愛も

後ろから見た愛も

同じようにここにあって

過ぎた時間も

変わらずここにあって

全部がここにあって

それでいいのだ

それが私なのだ

っていう感じ。

 

 

 

 

って思ったら、

感謝の気持ちが噴き出してきた。

出会ったすべての人たちと

出会ったすべてのものたちと

過ごしてきたすべての瞬間と

私自身と

私を組成するすべての成分に。

 

 

 

 

「ロンドンに行きたい」と夢見た私の中の15歳の私は

もうすっかり成仏(笑)して大人になり

それから先の30年間、時折

ふわりふわりと浮かんできた

いつかロンドンに行って

「あれしたい」「これしたい」ということがらも

全部やり尽くした、

30年を凝縮して過ごした一カ月でした。

 

 

 

 

ご一緒してくださったみなさまに

心からのハグとキッスを。

 

 

 

 

西山友紀

 

 

 

 

 

 

期間限定一カ月ロンドンっ子生活、これにておしまい。

 

 

 

「ロンドン最後の日に雪なんてって感じです」

「ロンドンで雪はあまり降らないんだけど

2週間前も降ってあたり一面真っ白だったんですよ」

「あ、その時も私、ロンドンにいました」

って

運転手さんとお天気について会話を交わし

車は動き出したのだけど、

動き出した途端

曲がってきた車と正面衝突しそうになって

びっくりした(笑、(笑)じゃないよって話だけどw

 

 

 

こっちもゆっくりで向こうもゆっくりだったから

ギリギリのところでぶつかりはしなかったけれど、

びっくりしたなあ。

一瞬、本当に一瞬

「これで喧嘩になって飛行機乗り遅れたらどうしよう」

って考えたよね(笑)

向こうの車を運転してたお兄さんは

顔がマジギレしてたけど

(今でも思い出せるくらい)

私の車の運転手さんは笑ってた。

 

 

 

 

そういえば私、

バスには何度か乗ったけれど

こっちで普通に車に乗るのって

初めてだなあって思いながら

流れてゆく寒そうな外の景色を眺める。

 

 

 

 

こちらに来て最初の週末とかに

歩いて来てみたあたりとか、

「ああここプリベット通りっぽいと思ったんだよなあ」

とか

「そういえばこのお店、可愛いって思ったなあ」

とか

ほんの3週間前のことなのに

随分と昔のことのような

前世の記憶のような気すらする。

 

 

 

これは最初の頃に撮った

Wembley Park駅から反対側のWembley Central駅方面に

向かって道に迷った散策した時の写真。

 

 

 

 

 

似たような家が連なってても可愛いのは不思議だ

 

 

 

 

高速道路に入ると窓の外は一段と白い

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロンドンは木までロンドンっぽい。

枯れた幽霊の手みたいな木の枝を見るたびに

古いお屋敷の暗い階段を上る

ヴィクトリア調のドレスを着たご婦人の幽霊を

連想したものでした。

 

 

 

 

ウェンブリーパークからヒースロー空港までは

30分くらいだったかな

スムーズに、思ったよりも早く着いた。

ああ、でも車を降りたくない。

だって、荷物が多いんだもの。

一人で荷物を運ばなきゃならないんだもの。

 

 

 

 

空港に着いたらば、

最初のミッションは

ステップ③無事にタックスリファンドの手続きをする

です。

そう、昨日パッキングが終わった後に思い出して

書類を書いたアレです。

 

 

 

 

もうとにかく荷物が多くて重くて

自分で探すのやなので

すぐに空港の職員の方に場所を尋ねる。

(商品を見せろと言われる場合もあるので

預け入れ荷物に買ったものを入れる場合は

荷物を預ける前にが鉄則らしいの。

タックスリファンドが申請できるほどのものは

やっぱり一応鍵付きのスーツケースに入れたいでしょ?

昨日の日記参照w)

 

 

 

 

並んでるのは4組くらい。

週末は30分くらい並ぶこともあるって読んだから

楽勝すぎて

せっかち万歳と心の中で叫ぶ。

 

 

 

 

列の入り口で

ポンドか円かどっちで返して欲しいかって聞かれて

円って答えたら

すごい殴り書きのメモ(多分JYEN)を渡され、

並んでると程なく呼ばれる。

 

 

 

荷物を見せろと言われることもなく

よくわからないままに手続きは進み

5,000円札3枚が戻ってきた。

ここで面白かったのが、

この5,000円札が、ほんとにおもちゃみたいで

これは偽札ではあるまいな? と疑ってしまったこと。

偽札じゃなかったとしても

「樋口一葉って今の5,000円だっけ? 前の?」

ってその辺りがよくわからなかった。

だからお金っておもしろいよね。

実は本当に紙切れなんだよねえ。

 

 

 

 

で、続いて

帰国までのステップ④無事に荷物を預ける。

 

 

 

 

バッグドロップのカウンターに辿り着くまでに

自分がカウンター間違えたのと、

正しいカウンターに行ったものの

「ここ混んでるから別のカウンター開けます

そっち行って」って言われ

都合4箇所くらい、大荷物を持って移動して汗だくw

 

 

 

最終的に辿り着いたCカウンターは

右端の人が一番優しそうだなあ、って

思ってたら

ラッキーなことに右端の人に当たった。

 

 

 

プライマークで買った小型キャリーは

問題なくイン。

しかしやはり、大型のキャリーは

重量オーバー。このままだと追加で60£必要と

係の女性が言う。

 

 

 

 

でも、すでに私の心は決まっていて、

ここで荷物を広げてじたばたするくらいなら

潔くお金を払おうと思っていたので

オッケーと答えた。

 

 

 

 

でも、彼女の方が私の答えに難色を示し

「荷物を少し移せばなんとかなる」と言ってくれた。

でも私は

「もうどのバッグにも余裕がないからいいです」

と答えた。

 

 

 

「そんなこと言わずに、ジャケット一枚くらい

動かせない?」

 

 

 

 

ジャケット一枚?

動かした時の感覚も来るときよりかなり重い感じがして

私はてっきり27〜28キロになってるはずと踏んでたのに

ジャケット一枚?

 

 

 

 

心動くよね?

「ジャケット一枚程度の少しの超過なのですか?」

「そう。こんな程度の超過に60ポンド払う価値はないわ」

と断言する係の女性。

 

 

 

 

その言葉に、いとも簡単に私の心は動いたよね(笑)

その場でスーツケースを開けて、ニットを一枚抜いて

重さを測る。

「もう一枚」

二枚でどうだ! とばかりに(古いw)

重そうなパンツを一枚出して重さを測る。

「んー。他にもっと重いものないかしら、ジャケットとか」

そういえば、と

化粧品を買ったときの箱がやけに重かったのを思い出し

箱を取り出して

係員の女性の顔をチラ見すると

 

 

 

 

「(んーーーーーー。。。。。)」

と、眉間にしわを寄せてちょっと考えた後に

「オッケー、まあ、これでいいわ」

ってオッケーが出た!!!!!

親切なアドバイスありがとう、と

お礼を伝えたら

にっこり笑ってくれた。

 

 

 

ステップ④無事に荷物を預ける もとりあえずは完了!

 

 

 

 

スーツケースとキャリーからは解放されたものの

ニットとパンツと化粧品の箱で

モッコモコになったバッグを二つ持って

お次はステップ⑤セキュリティチェック通過ね。

これは余裕と思ってたよね。

 

 

 

 

鼻歌を歌いたいくらいでセキュリティのエリアに入って

はたと気づいたのは

化粧品がバッグの中にあるということ。

確か100グラムを超える液体系は

手荷物として持ち込めなくて

没収されるんじゃなかったっけ。。?

(いや、ちょっと高かったけど欲しくて買った化粧品なのよ)

 

 

 

 

また変な汗をかきながら

係の女性に訊いたら

「このくらいなら袋に入れれば大丈夫」

と教えてくれてホッとするも

なんか荷物チェックの流れがいまいちわからず

まず途方に暮れそうになり

 

 

 

 

荷物がやっとベルトコンベアを流れてくのを横目で見ながら

あの金属探知機?のゲートで引っかかり

靴を脱いで

テレポーテーションしそうなカプセルの中で

改めてチェックされるも

まだピーピー鳴られて(笑)

女性の検査官によるボディチェック開始。

なぜゆえに?

と、思っていたら

犯人は

空港の中を大荷物で歩き回って汗かいて

暑くなって髪を留めたバレッタの留め金でした。w

検査官の女性も

「‥‥‥だけど、このバレッタ綺麗ね」

って笑ってた。

 

 

 

 

帰国までの

ステップ③無事にタックスリファンドの手続きをする

ステップ④無事に荷物を預ける

ステップ⑤セキュリティチェック通過

完了!

もう、本当に疲れたわ。。

その分ビールはうまいはず。

 

 

 

そう

全部手続きが終わったら

搭乗時間まで

空港内にしつらえられたパブで

朝ごはん食べてビール飲んで過ごそうと思ってたの(笑)

なぜなら事前のリサーチにより

例のWeatherspoonのお店が

第5ターミナルにあるって知ったからさ♪

 

 

 

 

ぷらぷらしながらお店を探して

見つけたWeatherspoonはあまり人が座ってなくて

朝だからかなラッキー♪って思ったのもつかの間、

「サービスはしてませんが自由に座って使ってね」

という意味の張り紙が。

空港でタップビールとイングリッシュブレックファストという

私の野望は残念ながら果たされず。

昨日の夜、パブに行っといて本当良かった。

 

 

 

 

仕方ないので向かいのBootsで

飲み物やサンドイッチを買って

ロンドン最後の朝ごはんを食べました。

 

 

 

 

空いてる

なんかこの金色のデコレーションがクリスマス風

 

 

 

 

 

あちこちで見かけたスムージーNaked

オールデイ・ブレックファストというサンドイッチと

お約束のキャロットケーキ。

本当にサンドイッチの中身が

日本では「ないな」すぎて可笑しい。

 

 

 

 

空港っぽいのを写したかったんだよね

後方の電光掲示板ね

 

 

 

 

ゆっくりしましたよー。ようやく。

あとは乗るだけだもん。

ここから、この投稿をいたしました。

 

 

 

 

やがて

電光掲示板に

私の乗る便のゲートナンバーが表示され、

最後に

昨日オイスターカードをリファンドしたとき

大量に出てきた1£硬貨を使うべく

お土産用のお菓子をさらに物色して

ゲートに向かいます。

 

 

 

電光掲示板に示された番号のゲートに着いたら

そこはもうロンドンの中のほぼ超リトル日本。

懐かしき日本語のざわめきに満ちていた。

私は窓際に腰掛けて

飛行機を眺めて時間を待つことにする。

 

 

 

 

 

 

 

 

お行儀よく飛行機が順番を待ち

飛び立っていくようすは何かかわいらしい。

るなさんが子どもの頃に好きでよく

寝る前に読んであげていた

勇敢な飛行機の子どものお話を思い出した。

 

 

 

 

そして、搭乗だよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

入国のときに撮ったのはこれ

 

 

 

 

天井、似てるようでちょっと違うね

 

 

 

 

来たときは予想外の青い空だったんだった。

発つときは予想通りの曇り空。

しかも

雪女の出国に際し雪が降るというおまけつき。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

帰国してすぐは「英語で考えようとする脳の部分」が

より強く働こうとしてたのが

少しずつ、日を追うごとに

これまで通りの脳の動きに戻りつつあるのを

実感しつつ、

お気に入りで買ってきた

「ジャマイカ・ジンジャーケーキ」を食べています。

今日はちょっと温めてみた。

 

 

 

 

 

 

 

 

おいしいの。

強いジンジャーの辛味プラス私好みのベッタベタに甘い味。

ジンジャービールだのジンジャーケーキだの、

ジャマイカはジンジャーが多いな。

 

 

 

 

citymapper(ロンドンの乗り換え案内的アプリ)と

世界時差時計(TOKYO - LONDON - NEW YORKの三本立て。

かっこいいっしょ(笑)いやでもこれとっても便利。)

まだiphoneに入れてるし、

夜は3時とかになっても眠くないし

昼間は頭の芯がずっと眠い。

なーんて、

そんな自分を楽しんでもいます。

 

 

 

 

そろそろお土産を渡したり送ったり、

在英中の領収書の整理もひと段落ついた。

一カ月の統合をしつつあるので、

ここらで日記もまとめたいな。

16日の深夜から帰国までの

期間限定一カ月ロンドンっ子生活

最後の日記です。

 

 

 

 

●16日夜。ほろ酔い気分で帰宅後

オンラインチェックインを済ませ、

引き出しのあちこちから物を取り出して

スーツケースに詰め込む。

こちらに来てからPRIMARKで買ったキャリーには

万が一ロストバゲッジでなくなっても

仕方ないなって思えるものだけを入れる。

 

 

 

 

これな

 

 

 

(なぜならキャリーに鍵がついていないことに

買った後に気づいたから(笑))

 

 

 

 

そして渡英時に持ってきた大きいスーツケースに

無くなっては困るものをとにかくぎゅうぎゅうに詰め込む。

しかし、詰める前から

間違いなく重量オーバーになるだろうなと予想してるよね。

だって渡英時既に22.2キロだったのに

お洋服とか靴とか増えてるからね。

ワールド・エンドで買った靴とか

万が一なくなっても諦められるものの方に

分類できないよね。w

だってスーツケースには鍵かけられるから

大事なものはこっち。

 

 

 

 

この辺りで、

「🌹鍵がないならベルトで留めればいいじゃない🌹」

と、私の中のマリー・アントワネットが囁く。

そうだ、心配性の私は

渡英時のスーツケースにベルトをしてきていたんだった。

 

 

 

 

なんていいアイデアだろうかと

PRIMARKのキャリーにギュウウとベルトを締め、

ジッパー二つをキーホララで留めておく。

これでバッチリ。

誰かが勝手に開けようとしたところで

キーホララで留められたジッパーを開けるという

面倒くささを発見した時点で

心折れるはずだと踏んだのよ。

 

 

 

 

んで、そういえばタックスリファンドの書類に

何か記入しておかないといけないんだったということを

今さらながら思い出す。

名前だのパスポート番号だのを記入していたら

なんだかんだ時間は深夜3時を過ぎていて

ロンドンっ子最後の夜は

あっという間に更けてゆきました。

 

 

 

 

●17日朝

 

 

 

ベッドから体を起こして

いつものようにブラインドを開けた。

起き抜けのぼーっとした頭で

窓の外に見えるウェンブリースタジアムの景色を眺めるのも

今日が最後。

 

 

 

 

 

 

 

 

寒々しい曇り空を見て、

霧っぽくて、暗くて、どんよりして陰鬱な

ロンドンの空が見たくって

私は2月を選んだんだったなあってまた思う。

 

 

 

 

いつものように顔を洗って歯を磨いて

着替えて

戸棚という戸棚

引き出しという引き出しを全部開けて

もう一度忘れ物がないか確かめて

最後にごみを捨てにレジデンスのゴミステーションに行く。

いつの間にか外は予報通りの雪模様になっていて

レジデンスのすぐ横のゴミステーションから戻ってくる頃には

私の着ていた黒いニットに

白い雪がたくさんまとわりついていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

部屋に戻り、

トイレに入ったら

在英中たいそう重宝したトイレの便座マットを

捨てるのを忘れてた(笑)のに気づき、

手荷物的にかなり邪魔だった機内用枕と

お土産にとブリックレーンで買ったものの

我慢できずにちょっと食べちゃったチーズを

思い切って捨てていくことに決め

もう一度雪まみれになりに外に出る。

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなことをしてたら

なんだかんだ時間は8時半。

空港までのタクシーは9時に予約したので

もともとせっかちな性分なのと

レセプションで何か手続きがあるかもしれないので

8時45分には部屋を出ようとしたけれど

 

 

 

 

最後にもう一度、ベッドに腰掛けて

1カ月の間、私の帰る場所だったこの部屋を

ゆっくりと見回す。

 

 

 

 

 

 

 

 

一カ月間

私のホームとなってくれて

ありがとう。

 

 

 

 

前半のハイライト、

マーク・ボランの事故現場に行く前に

使用前使用後みたいに

行く前行った後ってしたくって撮ったお気に入り。

でも行った後満足しすぎて

写真撮るのをすっかり忘れてお蔵入りしてた(笑)ので

今、蔵出しです。

 

 

 

 

毎日通っていた廊下を

大きなスーツケースとキャリーを押して

両肩からバッグを提げて

エレベーターに乗る。

レセプションでカードキーを返却して

ロビーのソファに座ったら

時間は8時56分。

吹雪のようになってきた薄い灰色の外の景色を

ぼんやり眺めていたら

背後から「ユキ?」って声が聞こえた。

 

 

 

声の持ち主は

つい数日前にサルサのクラスの時に初めて会って

昨日も一緒にトラファルガー広場まで行った

ロシアから来てるアナで

しばし別れの挨拶を。

 

 

 

 

nice to meet you  って

外人っていつも言うよなあ

これって社交辞令だよなあ

っていつも思ってたけど、

 

 

 

きっと本当はいつだって

その時は

本当の気持ちからの

nice to meet you

だったんだなあって

今は思う。

だって本当に出会いって

奇跡みたいなものだから。

 

 

 

 

(photo by Fabienne@トラファルガー広場)

 

 

 

 

9時を少し回って

せっかちな私がジリジリしはじめた頃、

レジデンスの横に黒いミニバンが止まった。

私が顔を出すと

インド系の運転手さんがニコッとしたので

レセプションの女の子にお礼を言って

荷物とともに外へ。

 

 

 

 

はい、ここまでで

①ちゃんと起きる

②迎えのタクシーが時間通りに来て、ちゃんと乗れる

帰国までの最初の2ステップ、

まずは無事完了です(笑)