人に話すと驚かれることがある。
私の大学では、バスルームは男女共用だった。
アメリカのトイレは人が入っているかを確認できるように(だと思う)
床と、そして天井との間に大きくスペースが開いている。
背の高い男子は頭が飛び出ていたりして、
隣で用を足す時などは、気まずくて逆に申し訳なかった。
満員電車で痴漢と間違われないように必死に手を上げている
男性たちの気持ちがわからなくもない。
お手洗いだけでなく、シャワーももちろん男女共用。
覗けないようになってはいるけれど隙間はあるので声は丸聞こえ。
仲のいい友達と隣同士のシャワーに入っておしゃべりをして
近くに部屋がある友達に「うるさい」と怒られたりもした。
みんなタオル1枚(またはバスローブ)だけで利用するので
廊下でそのまま友達と雑談をすることもあれば
バスルームでタオル1枚の男友達と鉢合わせなんてこともざらにあった。
青春真っ盛りの男女が裸同然で……

なんてロマンチックな妄想をされがちだけれど
毎朝寝癖ぼうぼうの寝ぼけ眼と顔を合わせていて胸に抱くのは
恋心などではなく、兄弟姉妹に対する愛情のようなものだった。
男女は関係ない。
シャワーセックスの噂を耳にしたこともあるし
実際に経験した友達もいるけれど
綺麗に使ってくれればいいやと思っていた。
うちの大学にはそれよりも衝撃的な伝統行事があったのだけれどその話はまた今度。
