寒い時は暖かいものに限ります。

数週間前にラジオでりんごと甘酒のホットスムージーの紹介をしていましたが、聴いていて ナルホドこれは内部被曝にもなかなか良い飲み物だ!と思いましたので皆さんにも是否おすすめしたいと思います。
では、何が良いのか?

先ず、米麹(こうじ)は元気の元、アミノ酸やブドウ糖、ビタミンが豊富で栄養はいわゆる栄養剤としての点滴とほぼ同じ内容であることから「飲む点滴」とも言われ、健康と美容にも最高!水分と栄養を同時に取れます。この寒い季節、顔が冷たい風にあたるとお肌にもよくありませんが、この甘酒は体を浄化してくれる働きがあるのでお肌もきれいにまりますし、ダイエット食品としても最高です。



甘酒と言ってもアルコールは一切入っていないノンアルコールの甘酒でなくてはダメです。
大きいスーパーや酒屋さんで販売しています(*^^*)

この甘酒にはブドウ糖が20%以上含まれ,ビタミンB1・B2・B6・葉酸・食物繊維・オリゴ糖やシステイン、アルギニン、グルタミンなどの必須アミノ酸も豊富でカラダにもやさしい飲み物です。
毎日の朝食健康習慣作りにもオススメ!
病後にも良いです。下痢や便秘、風邪などの体調不良の時、水分をたくさん摂りながら体調を整え、召し上がって下さい。

甘酒は糖化の過程では、コウジカビのアミラーゼによる糖化のほか、プロテアーゼによるタンパク質のアミノ酸への分解や、混入乳酸菌による乳酸発酵も進行します。
温度が高すぎるとコウジカビの酵素が充分に作用せずに糖化が進まず甘味が乏しくなり、逆に温度が低すぎると乳酸発酵が進行しすぎ、雑菌も繁殖するので、酸味が強く風味が損なわれます。


(写真は、無添加、米こうじの甘酒で、300mlですが、加熱殺菌をしております)

市販の甘酒は、殆どが加熱殺菌されているので酵素はない物が多いそうですが、冷たくなるとどちらにしても酵素は消えるので、甘酒でデザートをつくったり、あたたかい状態で召し上がらない時は市販の甘酒の方がとても便利です。

自分で甘酒を作って見たい人へ



本格的!甘酒の簡単な作り方

麹(こうじ)と米で本格的な甘酒を作ります。
酒粕ではなく、米麹(こうじ)ですからくれぐれもお間違いなく。
炊飯器を使えば、誰にでも失敗なく、本物の甘酒が作れます。でも、圧力式炊飯器ではできませんので、その時は普通のお鍋に移し替えて火にかけ加熱します。

アルコール分が含まれていないので、お酒が苦手な方や、子どもでも飲めます。お砂糖を使わないのに、うまく発酵させるだけで、びっくりするくらい甘くなります。

炊飯器でのつくり方
白米をお粥(かゆ)にセットして炊きます。
炊き上がったお粥は調理用の温度計で60度くらいになるまで水又はぬるま湯を入れながら温度調整します。

ドライ麹をお皿にあけ、麹を手で細かくもみほぐします。(触っていると指がツルツルしてきます)それを炊き上がったお粥の中に入れ、ヘラで均等にかき混ぜます。この時も温度は60位をキープします。おかゆが熱すぎるとうまく発酵しません。
このとき、ひたひたにならないようであれば、ぬるま湯を足します。その後炊飯器の蓋は開けたままにして、盆ザル(またはタオルか布巾)をかけて、炊飯器の保温スイッチを入れます。

1時間半~2時間おきにかき混ぜながら、5時間ほど発酵させます。
辺りに甘酒の匂いが漂うと、かなり甘くなっています。

<注意点>
・保温は5~8時間で発酵させますので、時間のある時に作っていただくか、55℃~60℃をキープできる保温器を用意して下さい。炊飯器で保温にした時にこのくらいの温度が保たれていればOK。
60℃を超えると、酵素が消えるので、手造りする意味がなくなります。温度はこれより高すぎても低すぎてもいけません。50℃を切ると、甘くならず、酸っぱくなってしまいます。
*酵素は、48℃で働きが失われますが、甘酒を甘くする分解酵素は55℃で一番活性し、60℃以上が30分以上続くと、米を糖化させる酵素がこわれてしまうため、55℃~58℃がベストです。
温度が大事なので必ず温度計で測って作ってください!
あたため直す際も、60℃以上に絶対ならないように気を付けましょう!!

甘酒とりんごのホットスムージー
でも手作りの甘酒に自信のない人は市販のノンアルコールの甘酒を購入して下さいね。
甘酒をミルクパンで(またはレンジで)温め、りんごをジューサーにかけて、注ぐと、甘酒とりんごのホットスムージーができあがります。
一人分くらいなら、りんごはおろし金ですっても良いでしょう。

1日一杯(200CC)飲むと美容と健康には本当に最高だと思います。満腹感を感じますので食後ではなく、朝食やおやつの時に飲むとよいでしょうビックリマーク



飲むときは、必要なだけ小鍋にとりわけ、お好みの固さに薄めて温めてもOK。
器に注いでお好みでおろし生姜を載せるのも良し、スプーンか割り箸などでかき混ぜながら飲みます。
私は、時々シナモンパウダーを入れて飲んでいます、というより噛みながら飲んでいます。

では、何故この甘酒が内部被曝にも良いのでしょうか?
それは発酵食品だからです。
勿論、他にもお味噌や漬物など発酵食品はいろいろありますので甘酒でなくても良いのですが、その際は食材も吟味したほうが良いでしょう。発酵食品なら何でも良というわけではありません。

日刊スパより

「原発事故で、大量の放射性物質がばらまかれた。気をつけても、知らず知らずのうちに体内に取り込んでしまう。そんな“1億総被曝時代”を生きるには、どんな食生活を送ればよいのだろうか?」

自然栽培の先駆者が語る伝統食・発酵食のススメ

河名秀郎氏
 人間は一日に農薬や添加物などの数百種の化学物質を口から摂り入れているといわれる。この化学物質漬けの食生活に新たに放射性物質が加わり、体を痛めつけて細胞をがん化するリスクはさらに増えた。

「内部被曝時代を生き抜くポイントは、体の修復能力(免疫力)と排出能力(浄化力)を本来持っているレベルに戻すことにつきる」と語るのは、無農薬・無肥料で作物を育てる「自然栽培」の先駆者・河名秀郎氏。

生命力の強い、自ら発酵能力を持った食材をいかに食べられるかがカギとなります。おなかの中で腸内細菌の働きを活発にして整腸作用を高める役割を果たす からです。人間の腸内には500種類以上100兆個を超える菌類が棲息しています。善玉菌が優性であれば免疫力が向上するんです。日本人が食べて来た和食 が、世界的にも体に良い食事として注目されています。発酵食品は、その和食の中心になっています。」

 とはいえ「発酵食品のすべてが体にいいというわけではない。素材の質が重要」と言う。
河名氏は2つの瓶を取り出した。

自然栽培のキュウリ(左の瓶)は、腐敗した一般栽培のキュウリ(右の瓶)と違い、発酵してピクルスになっていた
「これは自然栽培のキュウリなんです。このように瓶に入れて3年たちましたが、腐らずにピクルスになりました。一方、肥料・農薬を使用した一般のキュウリ。こちらは腐ってものすごい悪臭がします。同じように、炊いたご飯を瓶に入れて放置しておくと、ほかのお米は腐ってしまうのに、自然栽培のお米は甘酒になるんです。この違いは、肥料を使っているかいないか。それが品質に大きく影響するようです。この違いは、自然に沿っているか、反しているかということではない かと思っています。
自らの力で発酵する性質を持った食材を摂取できるかどうかがポイントなんです。生命力が弱く腐敗しやすい食材を一生懸命口にしても、腸内細菌はうまく働かないでしょう。
腐敗しやすい薬漬けの作物は、農薬や肥料に依存しないと生きていけない生命体とも言えます。このような食材を摂り続けた私たちの体が弱くなってもおかしくない。
発酵食品といっても、どんな食材をもとにしているかも重要です」

効率やコストが優先され “ホンモノ”が少ない

 しかし、材料だけでなく、今の発酵食品は作り方も間違っているとのこと。

「味噌、醬油、酢といった発酵食品は、自然が作った完成品なんです。本来の発酵プログラムでいけば、それら発酵食品は1~2年といった発酵熟成期間が必要となります。この時間は、発酵を促す微生物たちにとって必要不可欠なんですよ。ところが現在は効率とコスト優先。化学の力を借りれば味噌は数か月で作ることもできます。スーパーに並んでいる多くの味噌はこのように作られています。これでは、食材が本来持っている力をもらうことができません。本当の意味で 『発酵食品』と言えるものはごくわずかです

 例えば「天然醸造」と称している味噌の大半も、実は化学薬品を使って分離培養された糀菌で作られたものだという。

「麹菌にはいろんな種類がいて、それぞれのコラボレーションが面白いんですが、効率優先の味噌作りではその中のエリート菌だけ分離培養して作ります。“ホンモノの天然菌”の場合は、麹菌だけでなく酵母も乳酸菌などの有用菌もいっしょに同居しているんです。

 これはほかの発酵食品にも言えることで、菌を操作するのが当たり前になっています。『発酵食品が放射能対策にいい』と言っても、遺伝子をいじられた菌だったり、材料が農薬や肥料で汚染されていたりすると、結局は体に負担をかけて免疫力が低下してしまう」

~中略~

「味噌、醬油、納豆、漬物など、日本人はもともと日本人にあった食べ物を食してきました。中でも主食であったお米はどんなものを食べてきたかを調べてみると、コシヒカリに代表されるモチモチ系の米は常食してこなかった。モチ米は内臓への負荷が大きく、昔の人はハレの日だけに食べる習慣を持っていたともいわ れます。モチ米とウルチ米を食べ分け、さらに麦をうどんにしたり、ソバの実を蕎麦にして食べたりして、穀物を上手に食べてきたんです。

 ところが、品種改良を重ねて甘みやモチモチ感を追求し、コシヒカリ系のお米を毎日食べるようになった。さらには遺伝子操作をしてミルキークイーンといったお米まで作られるようになりました。

 本来、日本人の体にはササニシキ系のウルチ米が合っていると考えています。米は毎日たくさんの量を食べるので、汚染されていた場合のことを考え、 (1)出荷基準がしっかりしている(2)放射性物質の検査体制が整っている(3)検査結果を公表しているなど、信頼できるお店で購入するといいでしょう」

 とはいえ、自然栽培の作物は手間も時間もかかるし、収量が落ちる。それらを使った加工食品も、丁寧に時間をかけて作ればどうしても高価になってしまう。

「汚染されていない食材を極力摂りいれることを前提としてですが、例えば、毎日食べる米だとか、日常に使う調味料だとか、まず一部だけでも“ホンモノの 食材”を取り入れてみたらいかがでしょうか。食材が本来持っているパワーをもらって、放射能に負けない元気な体をつくれるはずです

原発事故後、「ナチュラル・ハーモニー」では独自検査20ベクレル以下・外部機関検査1ベクレル以下未検出を基準に販売している

【河名秀郎氏】
’58年、東京都生まれ。無農薬無肥料の「自然栽培」作物などを宅配する「ナチュラル・ハーモニー」代表。著書に『ほんとの野菜は緑が薄い』(日本経済新聞出版社)など

自然栽培・天然菌発酵食品の個人宅配「ハーモニック・トラスト」
電:043-440-8566 http://www.naturalharmony.co.jp/trust/
(自然栽培の天然発酵食品が手に入りにくい方は一度試してみてはいかがでしょうか?)
http://nikkan-spa.jp/175948より引用

発酵食品は免疫力を高め、体内の浄化を促進する働きに優れている食品で、放射能物質による被曝が進むのを食い止める役割を果たしてくれるものです。しかし、内部被曝に効く薬で、ガンを治すというものではありませんので誤解のないようにお願いします。

内部被曝は外部被曝の600倍と言われています。無農薬の良い野菜は煮るよりできるだけ蒸して食べると、ビタミンC・ビタミンB群などが流出するのを防ぎますし、甘味もあります。良い食材を選んで食べましょう。味付けをしたい場合は、塩麹もオススメです。塩麹は日本の伝統的な自然の調味料で、お肉、魚などを焼く時にも適量を使うと美味しく食べられます。(ちなみに調味料に何を使うかでも食品の栄養価値が変わってきます)

蒸し器がない場合は、ステンレス製のフリーサイズの代用品もあります。お鍋の大きさに応じて広がるので手軽に使え便利です。




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