http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20121110-OYT1T00515.htm

千葉県栄町安食台の十王児童公園で10月、毒物付きのソーセージを食べたとみられる犬が動物病院に運ばれたことがわかった。

 同公園付近では1か月で猫5匹が死んでおり、町は「人為的に置かれた可能性がある。小さい子供が落ちている食べ物を手にしないよう注意して」と呼びかけている。

 町環境課などによると、犬は10月15日午後、散歩中に落ちているものを食べた約20分後に立てなくなり、飼い主が動物病院に運び、数日入院した。飼い主は同公園で、刃物で切られ、断面に青い液体がこびりついたソーセージを見つけた。

 犬を治療した渡辺言之獣医師は「症状などから、食べたのは保冷剤などに使われる成分ではないか」と話している。

 同課によると、この公園とその周囲では、9月20日に3匹、10月14日に2匹、野良猫の死体が見つかっており、同課は注意を促している。

(2012年11月10日12時34分 読売新聞)