平日でも韓国グルメ&コスメを求める観光客が多い東京 新大久保。
 関東大震災100年、隠蔽された朝鮮人虐殺の展示を見たのが昨年7月。

 今年上期の企画展示「ハンセン病と朝鮮人」―壁を越えて― が6月30日までなので、高麗博物館を訪れてみた。

 12時の開館で12時15分位に入館したら、14〜15名の団体さんがいてスタッフさんから説明を受けていた。

 ハンセン病「らい予防法」が廃止されたのは1996年、28年前のつい最近の事。
 ハンセン病は罹患した人は日本人でも差別され、未だに根強い偏見が残っている。     

 自分の中にも偏見の芽、根はあるような気がする。

 ハンセン病ではないが、親から実家のあった町の外れに「隔離病棟」があったと言う話を聞いた事がある。
 病棟とは言うものの、治療する事が目的ではなく、感染をひろげない為の隔離で治って出てくる人は皆無だったと言っていた。
 話を元にもどして、今でも根強く残る部落差別、優生思想、朝鮮蔑視、ヘイトについて考えて行く必要があるとは思うが難しい。
 
頂いた資料の中に7月4日から始まる、
「強制連行」「強制労働」の否定に抗う
〜各地の追悼・継承の場をたずねて〜
のパンフレットがあった。
是非これも見るべき価値はある、いや、見なければいけない内容だと思う。