5月17日、離婚後の「共同親権」が可能になる改正民法が参議院本会議で可決された。
 
 いやぁ、最近は充分な議論、審議を尽くさず、高速で法案が成立していくなぁ。
 ねじれ国会で簡単に法案が成立しなければ、与党も野党ももう少し真剣に議論、審議をするのだろうが。

 離婚・・・・様々な事情があるから、軽々しい事言えんが一つ二つ思う事を。

 以前、岡山にいた頃のハナシ。
職場には離婚したシングルのパートさんも多かった。
 地域柄、結婚すると夫側の実家に同居を始める事が多かったようです。

 パートさん同士の会話で「いいわねぇ、貴女のところは離婚をしてくれて・・・」と言う言葉をよく耳にした。
 会話の相手は
「うちのところは、主人も、お義父さんもお義母さんも、絶対に離婚はさせない、そんなみっともない事されたら、うちの名前にキズがつくと言って全然話しが進まないの」と言っていたのを思い出した。

あともう一つ

 うちの親父がよく言っていたのが、
「離婚したら赤の他人だ。」
 親父がまだ仕事をしていた頃、会社に離婚した男性社員がいたらしく「子供に会いたいとか、月に一度 子供に会うのが楽しみ」と言っていたらしい。

 その話を聞いた親父が家で俺に言ったのが「離婚したら赤の他人だ」という言葉。
 離婚したのに、子供に会いたいとか言っているのは覚悟が足りない、覚悟もなく離婚なんかするな、お前ももし離婚するような事があればそのくらいの覚悟を持てと言われたのを思い出した。
まめぞうは結婚する覚悟が出来ず、五十路手前での晩婚の親不孝者でした。

 反対の声も多いのに強引に可決されたこの法律。
施行されたらどんな問題が起きるのやら、心配だわ。