絶景が見られることで有名な秘境路線、只見線!
昨年11月、偶然魚沼を訪れることがあり、乗ってきました!!
いざ乗ろうと調べ始めると、列車本数の少なさや、始発から終点まで乗るのは意外と時間を食いすぎる(なんとなく乗ってみたいねレベルの私たちにとっては)ことから、スケジューリングに苦戦しました。
そこで今回は、熟考の末、私たちが最終的に選択した、「新潟(小出駅)発着1泊2日只見線の旅」という楽しみ方について、ご紹介したいと思います。
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「新潟(小出駅)発着1泊2日只見線の旅」とは、つまりこういうこと!
【1日目】
16:20小出駅~17:30只見駅
→宿泊
【2日目】
9:30只見駅~10:40小出駅
そして、このスケジュールを実現するのが、奥会津・只見に位置するお宿「季の郷 湯ら里」です✨
地図で調べてみると、只見駅から車で17分。
駅自体、人が行き交うような場所にはなく、タクシーを拾うのもなかなか難しそうと、ぱっと見候補から外れてしまいそうなところですが・・・
実はこのお宿、只見駅までの送迎付きなのです!!!!!😲
しかも、温泉ありの2食付き1人当たり15000円程度(日によって違う可能性あり)!お値段も良心的!写真も良さそうだったので、迷わずこちらを予約しました。
只見駅で泊まれるというのがまた、「ちょっと只見線乗ってみたいね」レベルの私たちにとっては、ちょうどよかった。乗車時間は行き帰りそれぞれ1時間ちょっと。行きは日が暮れていく車窓を眺めながら。帰りは昼間の開けた視界を楽しめる。これもまたおすすめの理由です。
夜に近づくほど、奥へ行くほど、雪深くなる窓の外
一方、さわやかな朝の只見駅☀️
ちなみに、始発の小出駅から終点会津若松まで、かかる時間は、約4時間45分。只見駅から次の駅までの区間もかなり長くなっていることから、そのまた次の駅で宿泊地を探すというのも、ちょっとハードルが高かった。
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そんな完全利便性で宿泊地を選んだ私たちでしたが、最終的には、「毎年訪れる決まりの宿にしよう」と話すほど、お気に入りの宿になりました。
一体どんな宿だったのか、こちらもご紹介していきます。
感動ポイント①「なんといっても、食事!!」
「季の郷 湯ら里」の食事は、奥只見の食材や、それを使った郷土料理がメイン。
いわゆる“カニ食べ放題”的な料理よりは、その土地ならではの食事が食べたかった私たちにとって、それは本当に魅力的でした。
翌日の朝食バイキングでは、料理1品1品について、どこでとれたどんな食材を使ってなぜこの調理法なのか等、張り紙で紹介されていたのが印象的でした。
そういった背景をふむふむと読みながら、料理を取る時間が楽しかった。
そして何よりおいしかった…!
ゆうかの1周目
かずやの1周目
福島県鮫川村のブランド牛乳を使ったフレンチトースト。
その場で焼いてくれるスタイルでした。トロトロでおいしい!
都内の高級朝食バイキングを食べ歩いたこともありますが、個人的に、これまでのベストをたたき出していました、、🥺
感動ポイント②「2種類の温泉巡りができる!!」
宿についているお風呂(内風呂・露天風呂・サウナあり)のほかに、宿から徒歩数分のところにあった「むら湯」という温泉を無料で使うことができました。
宿のお風呂は透明のさらっとしたお湯だったのに対して、むら湯は赤茶色の、ちょっと口に入ると鉄の味がするようなお湯。
この2つのお風呂に入れたのも、充実した滞在の思い出になりました。
廊下はこんなの。
お部屋も、清潔感ある広々としたお部屋で、大満足でした。
きらびやかという感じではないけれど、それがむしろしっくりなじんで、居心地がよかった。
こういうところが実は1番好きだったりする。
(お部屋は荷物が散らかった写真しかなく、載せるのを断念💦)
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翌朝ももちろん、只見駅までの送迎付きです。
只見駅で電車を待つ時間、近くにあった小売り店に立ち寄ったり、駅の装飾を見たりして過ごしました。
駅や電車からの景色は、やはり昨日とは違うものでした。
このプランにしてよかった・・・!
只見駅前はこんな様子
駅中の装飾
お気に入りのお揃い傘とともに✌️☂️
折りたたみ版を楽天市場で発見。
宿には、時間や天候の問題で楽しみきれなかった、レンタサイクルなどのサービスもあったので、「季の郷 湯ら里」、今度は只見線とは関係なく別ルートでも、訪れてみたいと思いました。
新潟から只見線に乗りたいと考えているかた、ぜひ泊まってみてはいかがでしょうか!
~おまけ~
食後のおやつに、小出駅ちかくの洋菓子店「甘泉堂」で購入したケーキ🍰 (かずやの誕生日)
シャインマスカットのショートケーキが500円程度という、激安&おいしいケーキ屋さんでした。
東京だったら2~3倍してもおかしくない😲
ちなみに甘泉堂、かわいい缶にはいったクッキーなどが有名で、以前「マツコの知らない世界」で取り上げられたことも。
小出駅からはタクシーで行くしかないような距離でしたが、時間が合う方はぜひ!