私は、稽古場で、とても重要な役割を拝命してます。
本役の先輩(大好きな先輩です)に「本番では、私の魂も舞台に連れてってくださいね!」と、笑顔協定?を結びました。
がっちり心の握手です。
急遽振られた挨拶で、咄嗟にでてきた言葉は、「1mmでも、皆さんのお役に立てればいい」。
そうなんです。
相手に集中する。
自分のことではなく。
芝居もカンパニーも自分のことではなく、全ては相手のために。
そこは夏の「LOVE」で、ある俳優さんが下さった私への賛辞。
宝物です。
そう言ってくださったことで、自分の良いとこ?や、当たり前と思ってたけど、自分がより一層大事にすべきところを、教えて頂きました。
感謝です。
そうした出逢い、ステップアップになるよう、今回も精進のみです。
演者じゃなくでも、私が現場にいてくれて良かった、と、また言ってもらえるように。
それを胸に、この現場も、みんなのために生きて行こうと思います。
そして、それにまつわること。
挨拶で言い忘れたこと。
尊敬する師匠の口癖。「誠実」。
稽古場にいるとき、お稽古に参加しているとき、パンを食べてる時、とにかく全ては誠実に。
役にも、相手にも、本役の先輩にも、演出家さんにも、カンパニーにも。
神様にも、自分にも。
見てる人は見てる。多分。
そう信じて、自分の信じる道を進むだけです。
師匠から手渡された演劇の魂を穢さないように。日々闘って舞台に立っている師匠の姿を思い浮かべて、その名前と教えに恥じないように。誠実に。とにかく誠実に。
明日から、新たな創造の現場です。
楽しみです。
そう、楽しみなんです。