やすきよ。 | 声と言葉と沈黙と。

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TVの特番で、やすしきよしさんの漫才を楽しみました。

すごすぎます。
おもしろい!おもしろすぎる!

言っときますがね(なぜかエラそう)、あたしゃ、お笑いの殿堂の地の出身な訳ですよ。

出身地 東大阪は、エンタツ アチャコ先生所縁の近代漫才発祥の地なんですよ。

ほんまにね、地元民の会話って、おもしろない若手芸人さん達のネタより、絶対おもろい自信はあったぜ。

毎日涙流すほど大爆笑してたな。
ほんまに。

ま、あたしの場合、立ち位置がツッコミなもんで、優秀のボケがいて成立するんですがね。

東京来て、会話のベースが変わって、封印。精神的死亡。無口。

大阪人の、真実かどうかより、笑かす(人の心を動かす)事に主眼を置いたコミュニケーションって、ほんとすごいと思うんですよ。

やすしきよし師匠の漫才見てると、(申し訳ないが) ザ MANZAI より、面白かった。

大林宣彦せんせーが、
「日本人は、独り言と演説しかできない。唯一会話ができるのが、大阪人だ。」って言ってはったけど。


やすきよ師匠は、どうでもいいことをわーわー言うてはるんやけど、いちいち全てがおもしろい。

立ち居振る舞いも。やっさんダンスも。

しかも、舞台の立ち姿を見てると、余裕っていうか、器の大きさを感じたな。
現在(今)の漫才師は、150%でやってる感じ。

だいじやねー、それ。


役者さんも大好きやけど、私の中で何よりかっこいい人たちは、お笑いの人

漫才師さんもそうやし、落語家さんとかね。
ほんま、ごいすー。



昔のVTR見て、色んなこと思い出した。

大阪時代、色んな漫才師さん達とご一緒させて頂きました。

印象的な人のお一人、太平サブローシローさんの、シローさんの話で、我が家で盛り上がる。


朝日放送のラジオにコメンテーターで週イチ来ていただいてて、あることを伝えるために、局の廊下を追いかけた時に見た、背中の淋しさが忘れられません。

改めてご冥福をお祈りします。


あ、やっさんもね。

ほんとすごいよね。

ってか、大阪帰りたい。
ってか、喋り倒したい。

誰か付き合ってくれるかなぁー、TOKYOで。

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