治療再開まで …卵巣茎捻転とドリリング手術、先生との出会い
治療再開〜現在まで …体外受精に進むまでのこと
一度目の体外受精まで …一つも採れずに終わった採卵
前回までの流れ。。。。
採卵失敗から二ヶ月。
長いお休み周期も終わり、
二回目の採卵周期へ入りました

OHSSを回避、軽減する為に
まずはレトロゾールを一日一錠5日間。
どうか卵胞が、
少しでも育ってくれますように。
そう祈りながら
卵胞チェックの日を迎えました。
。。。。
D10です

D3〜D7までの5日間、
レトロゾールを一日一錠服用

おりものとか、
お腹の張りや副作用的なもの…
自覚症状は
なんっっっにも、ない。

採血を済ませ、
待ち合いで待つ間…
ほんの少しの可能性に掛けてました

ちょっとでいい。
ちょっとだけでいいから…。
良い事が起こってくれてますように。
担当はおじさん先生







診察室にて

先生

「こんにちは。お待たせしました」
診察室に入った時から、
先生は難しそうな顔をしていました。
先生

「ホルモンがね、上がって来てないね」
私

「はい…ほんとですね」
先生

「とりあえず、卵巣の様子を診させてくださいね」
内診室にて

先生

「こっちが、右の卵巣ね。一番大きくて0.6mm…か」
先生

「で、こっちが左。まだ小さいのばかりだね」
レトロゾールを服用する前と
ほとんど変わりないように
私には見えました。
いつもの、いつも通りの、
小さい卵胞で一杯の私の卵巣です

ただぼんやりと…
私はモニターを見つめていました。
私

「……。」
先生

「内診終わりますね。診察室へどうぞ」
診察室にて

先生

「一番大きくて0.6mm。レトロゾールは効いてないと思います」
私

「…はい」
先生

「E2の値、エストロゲンなんだけど、これが上がってないから、このまま待っても育たないでしょう」
私

「レトロゾールはもう増やせないんですか?」
先生

「レトロゾールはあまり多く飲む薬じゃないんだよ。本来は2〜3錠の場合が多いんだ。5錠飲んだからね…もう上限です」
私

「そうですか…」
先生

「うーん。でもね、レトロゾールのおかげでエンジンはかかってると思う。ゆっくりだけどね、仕方ない。
どうしようかな。…少し時間下さいね。計画を立てますから」
先生は
私の過去のカルテを眺めて
時折、うーん、と唸りながら
計画を立てていきます。

先生

「ゴナピュールというFSH注射でやるしかないけどね、卵が多くなると困るから…」
先生

「本当は300打ちたいけど…危ないので150で注射していきます。自己注射と病院に来るの、どっちがいい?毎日打ってもらうよ」
私

「病院に来ます。自己注射高いっす…

先生

「うん。わかりました。じゃあね…この日程で注射に来てね」
私

「はい」
先生

「時間かかるかもしれないけど、慎重に安全重視でいきましょう。卵が多くなっちゃうとね…大変になっちゃうから」
私

「…はい」






看護師さんに
一回目のゴナピュールを打ってもらい、
会計を済ませて病院を出ました。

(さっきまで曇ってたのに…)
外は太陽がさんさんと照りつけ

青空が広がっていました。
ふと前を見ると…
お母さんと小さい男の子が
手を繋いで歩いていました。
ぎゅっと繋がれた手

よちよちと一生懸命歩く男の子

…今の私には、
全てが眩し過ぎました。
一歩一歩と歩く度に
涙がぶわっ…と溢れました。

今日の殴り書きのようなブログに
たくさんのあたたかいコメント…
本当にありがとうございます。
あの状態では一人で帰れる気がしなくて
衝動的にブログに吐き出しました

ホント、しょーもないな自分…


あの後…
帰ってきて泣いて
料理しながら泣いて
アイスクリームやけ食いして泣いて
少しすっきりしました

お薬のこと、治療のこと…
私の言葉が足りてない部分があるので
後で補足させてください。
言葉足らずの説明不足ですみません

たくさんの情報、経験談、
本当にありがとうございます。
全ての知識、ありがたく頂戴します!
まだまだ私は止まりません
