最初の治療〜挫折まで …子宮退化宣告から始めた通院
治療再開まで …卵巣茎捻転とドリリング手術、先生との出会い
治療再開〜現在まで …体外受精に進むまでのこと
前回までの流れ。。。。
卵巣ドリリング手術の効果はなく
妊娠に至らなかった私は
体外受精へと進みます


期待と不安の中、迎えた採卵日。
ブセレキュアが
私には全く効いておらず
一つも採卵する事が出来ませんでした

その後、診察室で号泣しながら
OHSSの経過を診てもらっています…
。。。。
誘発と採卵の影響で
右8cm、左9cmの私の卵巣

カバサールのお陰で
それ以上の悪化はしませんでした

ほどなくして、周期20日目で
早すぎる生理が来ました

生理3日目で
2度目のOHSSチェック診察です
担当は、おじさん先生

内診室にて

先生

「うん、いいね。卵巣が大分小さくなってるよ!左右とも5cmくらいだね」
あれ?これって…
この前の採卵で潰れた卵胞が
元に、戻ってる??

先生

「お腹どう?どこか痛いかな」
私

「いえ、生理が来てから楽になりました」
先生

「そうだよね。うん、それじゃ内診終わりますね」
診察室にて

先生

「卵巣はもう小さくなってきてるから大丈夫だよ。でもまだ走ったりスポーツするのはやめてね」
先生

「カバサールが良く効いてるなぁ。これ大切だから、ちゃんと飲みきってね」
私

「はい。あの、先生」
私

「潰れた卵胞が元に戻ってる気がするんですけど…」
先生

「あぁ、あれね。採卵はね、卵胞の中の卵液を吸引するだけなんだよ」
先生

「卵液を吸引すると、卵胞壁から剥がれた卵が落ちてくる。それをキャッチしているんです」
先生

「だから卵胞が潰れたというよりは、卵液がなくなって一時的にしぼんでいたって感じかな」
先生

「時間が経つと卵胞はまた水分を含んで元に戻るんだよ。スポンジと同じですね」
私

「へぇー!そうなんですね

先生

「今回はアンタゴニスト法で卵巣をたくさん刺激しちゃったから、2周期はお休みになります」
先生

「次に採卵するなら、9月の生理が来てからになるね」
次の採卵か…

よし、話をそらそう。

私

「あの、生理がものすごく早い気がするんですけど、大丈夫そうですか?」
先生

「アンタゴニストの影響だね。薬をいっぱい入れるから、生理が乱れる人が多いんですよ。出血が止まらないとかね」
先生

「それだけ身体に負担をかけてしまうから、十分に2周期は休ませたいんです」
先生

「でも思ったよりOHSS悪化しなかったなぁ。重症化すると思って構えてたんだけど、以外とアッサリ終わったねぇ」
先生

「いやぁ良かった。ハッハッハッ。」
私

「ハ、ハハ…

先生…。初耳です。
私のOHSSは
重症化する見込みだったんですね?

いや、助けてくれそうだから
いいんですけどね



。。。。
『卵あるのに採卵失敗』
という衝撃の展開を経験したお陰で?
卵胞の生命力を知りました

卵液吸引され卵胞しぼむ


↓↓でもしばらくすると…
水分戻って卵胞復活



こんな過程があるなんて

そういえば

卵巣茎捻転を起こした時、
私はずっと子供を諦めていたのに
卵巣は卵を作り続けていたんだなって
MRI画像を見て、
ちょっと切ない気持ちになったっけ…

今回も
こんなに打ちひしがれているのに
卵胞は復活してくれてる…

私の身体、ダメダメだけど
ダメダメな身体なりに
頑張ってくれているんだよね

。。。。
それにしても
不妊治療をしていると、
知識がメキメキと増えていきますね

身体はポンコツでも

まだまだ知識は入りそうなので
このお休み周期の間に
調べられることは調べてみよう

次の診察は8月7日です

はっ


やっとリアルタイムに追いついたー

