採卵失敗 | ぱんなのポンコツロード。

ぱんなのポンコツロード。

ー10年不妊からポンコツ育児へー
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の為、10年間の不妊でした。
手術、治療を重ねてようやく第一子長女出産。
不妊治療、初めての妊娠出産、育児の記録を綴ります。

最初の治療〜挫折まで …子宮退化宣告から始めた通院

治療再開まで …卵巣茎捻転とドリリング手術、先生との出会い

治療再開〜現在まで …体外受精に進むまでのこと



前回までの流れ。。。。


卵巣ドリリング手術の効果は全くなく…

先生の勧めもあり
体外受精へとステップアップします照れ

説明会、夫の検査…
そして採卵周期での誘発を経て

いよいよ採卵日当日となりましたおねがい



。。。。


手術室で麻酔がかけられ…

眠っていた私もぐもぐ




目を覚ますと、
そこは安静室のベッドの上でしたキョロキョロ


ベッドの横には
私をじーっと見つめる夫の顔グラサン


もぐもぐ
「今何時?どれくらい時間経ったかな」

グラサン
「11時だよ。ぱんなが呼ばれてから1時間くらい経ってるかな」




そっか、1時間かぁ…

私の卵胞すごい沢山あったから
採るのに時間が掛かったのかな…


と、ボンヤリ考えていると



…ズキンッ!!

もぐもぐ
!?…いっ!痛い…!!!!」



麻酔が切れて来たのと同時に
ものすごい激痛が!!雷


もぐもぐ
「痛い…ヤバイ、痛いっ…!!」

グラサン
「おい大丈夫か?ナースコール押すか?」




ナースコール!?
そんなん知らんわっ!!!ムカムカムキーブチギレ

とにかく痛いし痛過ぎるーっ!ゲローゲロー




そこで看護師お母さんさん登場キラキラ

看護師さんお母さん
「大丈夫ですか⁉痛み止めの座薬入れますか⁉」

もぐもぐ
「はい…!お願いします…!!!」


激痛に悶えながら、
看護師さんお母さんに座薬を入れてもらいます


看護師さんお母さん
「痛いですよね…。先生、小さい卵も採ろうと何度も針を刺してたので…通常よりも痛みがあると思います」

もぐもぐ
「うぅ…チーン


痛みからなのか、何なのか?
なぜか涙が出てくる不安定な私チーンチーン


そして

座薬を入れて、ほどなく…
痛みが徐々に引いていきました

ボルタレンの即効性すごいびっくりキラキラ



看護師さんお母さん
「痛い所申し訳ないんだけど、ちょっと採血しますね。ごめんなさいね…」



ん、採血?なぜ?キョロキョロ

いろんな人の妊活ブログでも、
採卵の後に採血って…見た事ない、ぞ?



…………。




看護師さんお母さん
「痛みが落ち着いて暫く休んだら、待ち合いでお待ちください。先生の診察がありますので」




安静室を出て、
ヨロヨロと待ち合いへ向かいますゲッソリ

30分ほど待ち合いで待っていると
診察室の中から先生お父さんの大きい声が!




診察室の中PC

先生お父さん
「ぱんなさんの結果まだ出ないー!?

看護師さんお母さん
「まだですー!!






……………。

何かが起きてる。たぶん私に滝汗滝汗滝汗





少しして、
ようやく名前が呼ばれ診察室へキョロキョロ



診察室にてPC


先生お父さん
「ぱんなさん、お疲れ様でした」

もぐもぐ
「はい…ありがとうございます」

先生お父さん
「あのね、ぱんなさん」

もぐもぐ
「……」









なんだろう

先生の雰囲気が、いつもと違う









先生お父さん
「卵がね…一つも、採れなかったんだ」






………!






もぐもぐ
「…一つも?…ですか…?」

先生お父さん
「そう、一つも」








一瞬、

麻酔を掛けられた時のように





目の前がグラッ…と、




大きく揺れました