治療再開まで …卵巣茎捻転とドリリング手術、先生との出会い
治療再開〜現在まで …体外受精に進むまでのこと
前回までの流れ。。。。
卵巣ドリリング手術の効果は全くなく…
先生の勧めもあり
体外受精へとステップアップします

説明会、夫の検査…
そして採卵周期での誘発を経て
いよいよ採卵日当日となりました

。。。。
手術室で麻酔がかけられ…
眠っていた私

目を覚ますと、
そこは安静室のベッドの上でした

ベッドの横には
私をじーっと見つめる夫の顔

私

「今何時?どれくらい時間経ったかな」
夫

「11時だよ。ぱんなが呼ばれてから1時間くらい経ってるかな」
そっか、1時間かぁ…
私の卵胞すごい沢山あったから
採るのに時間が掛かったのかな…
と、ボンヤリ考えていると
…ズキンッ!!
私

「

麻酔が切れて来たのと同時に
ものすごい激痛が



私

「痛い…ヤバイ、痛いっ…!!」
夫

「おい大丈夫か?ナースコール押すか?」
ナースコール

そんなん知らんわっ





とにかく痛いし痛過ぎるーっ



そこで看護師


看護師さん

「大丈夫ですか⁉痛み止めの座薬入れますか⁉」
私

「はい…!お願いします…!!!」
激痛に悶えながら、
看護師さん

看護師さん

「痛いですよね…。先生、小さい卵も採ろうと何度も針を刺してたので…通常よりも痛みがあると思います」
私

「うぅ…

痛みからなのか、何なのか?
なぜか涙が出てくる不安定な私


そして
座薬を入れて、ほどなく…
痛みが徐々に引いていきました
ボルタレンの即効性すごい


看護師さん

「痛い所申し訳ないんだけど、ちょっと採血しますね。ごめんなさいね…」
ん、採血?なぜ?

いろんな人の妊活ブログでも、
採卵の後に採血って…見た事ない、ぞ?
…………。
看護師さん

「痛みが落ち着いて暫く休んだら、待ち合いでお待ちください。先生の診察がありますので」
安静室を出て、
ヨロヨロと待ち合いへ向かいます

30分ほど待ち合いで待っていると
診察室の中から先生


診察室の中

先生

「ぱんなさんの結果まだ出ないー

看護師さん

「まだですー

……………。
何かが起きてる。たぶん私に



少しして、
ようやく名前が呼ばれ診察室へ

診察室にて

先生

「ぱんなさん、お疲れ様でした」
私

「はい…ありがとうございます」
先生

「あのね、ぱんなさん」
私

「……」
なんだろう
先生の雰囲気が、いつもと違う
先生

「卵がね…一つも、採れなかったんだ」
………!
私

「…一つも?…ですか…?」
先生

「そう、一つも」
一瞬、
麻酔を掛けられた時のように
目の前がグラッ…と、
大きく揺れました