治療再開まで …卵巣茎捻転とドリリング手術、先生との出会い
治療再開〜現在まで …体外受精に進むまでのこと
前回までの流れ。。。
卵巣ドリリング手術後、
排卵誘発を繰り返しますが
なかなか排卵に至らず…
もう体外受精以外の治療では
妊娠は難しいと宣告されます
そして夫婦での話し合いの末、
体外受精へ進む事を決断!


その後
体外受精の為の説明会で
出会った培養士さんは…
私と同じPCOSで
体外受精を経験された方でした

。。。。
説明会の後、
夫の感染症検査と
本人が命をかけていた精子検査を
受けてもらいました

精子検査の結果が、コチラ


・精液量 5.5ml
・濃度 150.2
・運動率 76.0%
・奇形率 86.6%
・精子生存率 81.6%
奇形率高くない?って思ったけど…
一応基準値は全てクリア

検査結果は
私が一人で聞きに行きました

診察室にて

先生

「うん、大丈夫そうかな。問題ありませんね」
私

「先生、主人のこの数値で見たら、自然妊娠は可能なレベル…ですか?」
先生

「…んー、まぁそうだねぇ、でも」
先生

「妊娠してたかどうかは、それは別の話だよ。分からないからね。誰にも分からない」
私

「はい…そうですよね

何を聞いているんだろう私は…
また自分を責めようとしてる……

私のバカタレ




先生

「それじゃあ、生理起こす注射しましょう」
先生

「生理が来たら3日目までに来てね。そこから採卵周期だからね」
先生

「頑張りましょう!!!!」
私

「はい!ありがとうございます

その日の夕方、
仕事から帰宅した夫は
真っ先に検査結果を聞きに来ました

夫

「ねぇ



私

(…ぷっ

「問題ないって。おめでとう

夫

「ホント?お、おぉ…。むぅ。おぅ」
意味不明なうめき声を上げながら
夫は自分の検査結果に見入っていました

晩御飯の時も
傍らに検査結果を置き
ずーっとその話…

夫

「俺はまだ若い!イケる!俺は男だ!」







でもね、ごめんね夫よ…
昼間、あなたの検査結果を見た時
自分の身体のダメさと比較して
少しだけ悲しくなって、申し訳なくて
また自分を責めてしまった

妊娠出来てたかどうかなんて…
そんな事を考えても仕方ないのに

もうそんな自分とはサヨナラせねば


でも良かった

これなら私と同じ思いをしなくて
済みそうだよね
本音は、あなた初老気味だから
結構心配したぜ


本当に良かった…
さぁ、ようやく採卵周期だ



