緊急手術&緊急入院となった私
バタバタの術前検査を終え、
病室で看護師さんから
入院と手術の説明を聞きます
ところが肝心の私は、
緊張と恐怖と痛みで
もう何がなんだかわかりませんでした
看護師さん
「手術の後は身体を動かせないので、導尿が入ります」
私
「どう、にょう…
看護師さん
「力まずに自然とおしっこ出るので楽ですよー。頑張りましょうね
私
「はい
仕事中の夫にラインで
緊急手術になった事を報告します
私
【緊急手術になったよ】
【なるようにしかならないから、来なくても大丈夫だよー
夫
【何言ってんだ。今から行くから!】
しばらくすると、麻酔科の先生や
診察に当たってくれた女医さんが
様子を見にきてくれました
後は誰が来たか覚えてませんが…
衝撃的だったのは
執刀医の先生でした
執刀医
「ぱんなさーん、始めましてー。今日の手術の執刀医ですー。よろしくねー」
執刀医の先生は軽い口調で、
ネームプレートを指で
クルクル回しながら登場しました
私
「(チャラいッ
執刀医
「難しい手術じゃないから安心してねー。お腹痛いと思うけど手術まで時間あるから、まだのんびりしててー」
話してる最中も
ずっとネームプレートをクルクル…
さすが…
手術する人って器用なんですね
執刀医
「じゃ!また後でー。手術室でねー」
私
「よろしくお願いします
…この先生との出会いが、
私を大きく変える事になります
その後、看護師さんに案内され
手術室へ
そこはEXILEの曲が流され、
ノリノリな空間でした
程なくして麻酔がかけられ、
強制的に眠りの中へ…。
。。。。
目を覚ますと、緑色の天井…
そこはまだ手術室の中でした
執刀医
「ぱんなさん、手術は無事に終わったからね。安心してね」
終わったんだ…
執刀医
「不妊治療、早く再開してね…」
…???
え?
そこでまた
意識が遠のいていきました