今回はJRのコンテナです。
まず写真見てもらってから。
Facebookでは一度この写真上げています。
ZG15A 101
南武線 尻手駅
いわゆる事業用コンテナで、
Zはそのためにつけられます。
Gは・・・電源の意味のような・・・
元々は、
JR貨物の子会社の所有していたコンテナで、
5トンサイズクラスでした。
用途は海上輸送用冷凍冷蔵用コンテナ、
(リーファーコンテナというそうです。)
の電源供給用で、
前回のUF16Aは自分自ら運転できるように、
ディーゼルエンジンを積んで、
石油によって運転されています。
海上用のはわかりやすく言うと、
家庭用の冷凍冷蔵庫みたいなもので、
外部から電源を取らないと機械を運転できません。
海上輸送中は電源ケーブルは船に備わっていてそれを使用。
トラック輸送中はトラックからですが、
鉄道輸送中は・・・で作られたのがこのコンテナです。
輸送中はこの電源とコンテナをケーブルで結んで動かしていたと思われます。
JR貨物の子会社持ちでもU標記でしたが、
後々JR本体に移籍した際、
20フィートクラスに改造されたようで、
前後の枠はその際に追加されているようです。
UG15D-24が消されていますが、
元はその番号で、
JR貨物持ちになった際にZG~になっています。
(JR貨物の新型コンテナにはハイフンがないので、こちらもそれに合わせました。)
現在どのような用途に利用されているかわかりません。
撮影時はどうみても他のコンテナに電源供給しているわけではなく、
ただ駅に回送している状態なので・・・。
(列車は宇都宮貨物ターミナル駅から東京貨物ターミナルに行ってる最中です。)
上部にうっすらと、
JRTU10023_3 の表記がありますが、
これについては後々やります。