12月読書 | 拓郎のブログ

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日々の生活について楽しく綴っていけたらと思っています。

2016年12月の読書メーター
読んだ本の数:12冊
読んだページ数:4042ページ
ナイス数:1623ナイス

火花火花感想
お笑いの人って色々考えながらお笑いやってるんだということがわかりました。神谷さんなかなか魅力的でした。関西弁の力もあるかも。でも最後豊乳手術ってどうなの?と思いました。次作あるのかわかりませんがまた読みたいとは思いました。
読了日:12月31日 著者:又吉直樹
億男億男感想
どうも川村さんとは相性が良くないみたいです。本屋大賞候補作と知って読んでみましたが全く面白くなかった。猫が消えたならと同じ様な感じで全然心に響いてきませんでした。理解力不足なのか九十九が金を持って消えた理由も万佐子がやりな押せないという理由もわかりません。あれっと思ったのは競馬で実は馬券を買ってなかったというおちのとこでしたがだからなにということもありませんでしたし。本屋大賞候補作も色あるということですね。
読了日:12月30日 著者:川村元気
去就: 隠蔽捜査6去就: 隠蔽捜査6感想
監察で、弓削の言い分が認められたら腹立つなーと思っていたら杞憂に終わって良かった。最後は弓削がかわいそうな感じでした。なんか変なプライドって中々捨てられないんですよねー。結果を言い渡した後で竜崎が一人残されたからいよいよ人事で本庁復帰かと期待したらまだでした。本筋の事件は話としては今一でしたし娘のエピソードはかなり無理やりな感じがしました。今野さんにもう一度頑張って頂きたいです。
読了日:12月28日 著者:今野敏
オーダーメイド殺人クラブオーダーメイド殺人クラブ感想
辻村さんにしてやられました。この内容で、ここまで読まされてしまうとは。途中でアンが最後死んだらもう辻村さんを読まないぞと思っていました。思春期の心のゆらぎが良く書き込まれていたと思います。アンも徳川もその時は真剣に悩んでいたんだけれども過ぎてしまえばあっけなく終わっていくものなんですね。平凡な昆虫系だった私は中学時代あんまり悩んでなかったなー。
読了日:12月25日 著者:辻村深月
人質の朗読会人質の朗読会感想
やっぱり今回も小川ワールドでした。設定も凝ってるし、その人質一人一人の話が皆んな不思議ワールドでした。最後に外国の兵士まで語るって中々凄いです。ヤマビコビスケットが一番良かったです。たまにこの世界に浸るのも悪くないです。
読了日:12月21日 著者:小川洋子
ナオミとカナコナオミとカナコ感想
最後、2人が捕まらなかっただけまだマシでした。それにしてもこれって今時一冊の本にする価値が有るの?あまりに予想通りに話が進むし登場人物に魅力ないし奥田さんの小説ってこんなにつまらなかったかなー。久しぶりに読んだけどがっかりです。やっぱりある程度評判を調べて読むべきでした。それを学べたのが唯一の収穫かも。
読了日:12月19日 著者:奥田英朗
コクーンコクーン感想
う〜ん、評価が難しいです。何と書いたら良いのかよく分かりません。カルト教団というのはやっぱり作家さんにとっては惹きつけられるものが有るんでしょうね。カルトを扱った最近読んだ中村文則さんの教団Xよりこちらの方が良かったかもです。色々話が飛んでるので、ついて行けなくなったりもしました。細かいことでは最初に出てきたケーキ屋さんの主人はどうして病院に現れたのか。揚さんが登場する意味は何なのか。瑠璃の恋人はどうして男性ではだめなのか。読み終わっても色々分からない事だらけです。もう1作、絶叫を近い内に読んでみます。
読了日:12月15日 著者:葉真中顕
暗幕のゲルニカ暗幕のゲルニカ感想
良かったです。楽園のカンバス読んでからだいぶん経っているのでうろ覚えですが芸術音痴の私でもすごく楽しめた記憶はあります。私的には今回の方がさらに良かった気がします。ピカソの存在感が凄すぎます。ドラも凄く魅力的でした。暗幕事件は史実なのかと思わせる程良く書き込まれた小説でした。読んで良かった。蛇足ですがあえて言えば拉致事件はなくても良かったかもと思いました。
読了日:12月13日 著者:原田マハ
仮面同窓会仮面同窓会感想
やっぱり、してやられました。本当にいつもいつも口惜しい思いをします。読んでてわかりそうなものなのに気がつかないんだなー。ジョージが怖い人のはいいとして美郷も凄すぎでしょう。ちょっと行き過ぎです。一番最後に天突体操もってきてなんか作者のドヤ顔が見える気がしました。言いたいことは色々あるけどするすると読めたから許します。
読了日:12月9日 著者:雫井脩介
傷物語 (講談社BOX)傷物語 (講談社BOX)感想
何故か西尾さんの物語シリーズ波長が合うのか悪くないですよ。すごく面白いかと言われるとそうではないんですが、するすると読めてしまいます。化物語の前日譚で、吸血鬼が最後は可愛くなるのはわかっていたんですが成る程でした。羽川さん可愛くて良いなー。次作も楽しみです。
読了日:12月7日 著者:西尾維新
スタープレイヤー (単行本)スタープレイヤー (単行本)感想
今更ながら恒川さん初読みです。 今まで何となく食わず嫌いでここまできました。夜市とか冒頭一行で読むのやめたような気がします。今回皆さんの感想をちらっとみてなんか面白そうと思い読んでみました。感想はまずまずかなー。夕月がすぐ整形をしたのには残念な気がしました。やっぱり人間と戦争は常にどうなってもつきまとうもんなんでしょうか。2は間をあけてから読みたいと思います。次は舞台はヘブンなのかしら?
読了日:12月6日 著者:恒川光太郎
密室の如き籠るもの (講談社文庫)密室の如き籠るもの (講談社文庫)感想
久しぶりに三津田さんの小説を読みました。何となく怪異の部分は面白いのに謎解きでがっかりする気がします。密室の如き籠もるものではコックリさんの謎解きに期待したのにかなり裏切られました。でも刀城言耶シリーズは厭魅、山魔、首無が良かったので、つい読んでしまいます。次作に期待します。
読了日:12月2日 著者:三津田信三

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