父が亡くなって、もうすぐ1年。

だいぶ気持ちは落ち着いて

母とも程よく距離を置ける日々に戻った。

時間が解決した部分もあるし

実家以外のことに目が向くようになったことも

大きいのだと思う。

 

一番大きかったのは

数か月前、息子夫婦に子どもが生まれたことだ。

新しく生まれた生命を前にすると

鬱々とした感情を忘れてしまう。

一緒には暮らしていないので、時々会うくらいだけれど

写真や動画を見ている時間すら

マイナス感情はどこかに行ってしまう。

実家に行っても、母との会話は孫中心になり

お互い穏やかに話せるようになった。

 

生命はすごいな、と思う。

生まれたての時期なんて

ひたすら、飲んで寝て、出して泣くだけで

すべて誰かに頼り切って生きているのに。

ただいるだけで

周囲の大人を笑顔にして、癒して、元気にする。

 

人は生きているだけで

自覚もないまま

誰かを支えたり癒したりすることって

あるんだろうなと思って。

だから、生きる価値がないと思わなくていいし、

自ら死んだりしなくていいし、

ただ、生きていっていいんだと思う。

 

そんなことを思って

ちょっと前を向けるようになった

新米祖母です(ばあちゃんと呼ばせるか悩み中)。