上の写真は、原子爆弾が落とされる前の原爆ドームです。
明日から8月に入ります。
地獄の日から63年になります。
小学校1年生の時に講堂で初めて観た戦争の物語。
私は悲しみを堪えきれづに全クラスの前で一人大声出して大泣きでした。
小学校5年生の時に広島出身の先生がクラスの担任になり、
戦争の事を真剣に教わった事。
その先生は、はだしのゲンの漫画を全巻持って来てくれて
貸し出しをしてくれました。
私は、全巻読みました。
広島の原爆の事は、はだしのゲンで勉強したようなものです。
はだしのゲンのビデオも見せられました。
地獄としか思えないような映像に私は言葉になりませんでした。
担任の先生に見せられた白黒写真には、
子供ながらに、こんな事が現実にあるだなんて
想像が出来ませんでしたが、今となっては、
絶対にあってはならない事です。
小学校の3、4年の頃お母さんに8:15から戦争の映像をイラストにしたリアルな
映像があるからみなさい。
と言われ、私は嫌や。と言いました。
戦争というものが私の中では恐ろしすぎて子供ながらに辛かったんです。
人間の命には限りあるものだと知った低学年の頃はショックでした。
小学生の頃は、飛行機の音がする度に戦争時代の人は震えていたのかな。
とか、ガスコンロの火を見たり、トースターの中のおんどと戦争の炎が重なり
焼け死んで逝った人たちの事を思ったり、頭の中では戦争に対する事が
常にあった小学生時代でした。
コンロのガスの火と言えばイットと呼ばれた子。
外国の子供が実際に受けた虐待の小説なんですが、
恐ろしい小説です。
虐待でも体罰をしない事だけが虐待ではありません。
放射能の問題でいまだに苦しんでいる人達もたくさんいます。
同じ事を繰り返さないようにしなければいけないですが…
3.11の事から2次被害、3次被害と広がってしまいました。
真剣に考えなければいけないですね。