「晴れの日に」——とはよく聞きますから
ハレは晴れの日の事なのでは?と、推測できますが
では「ケ」とは一体何でしょうね。
実は私、"ハレとケ"という言葉を、
着付け講師になるまで知りませんでした。
(約、10年前です😓)
さっき主人に聞いてみたら
「知らない」と言ったので、ちょっとホッとした私です🤭
ところが高校生の息子に聞いてみると、
「知ってるよ」と答えるではありませんか🫢
「あんた、なんで知ってると?」と驚いて聞いたら、
なんと授業で習ったそうです。
実はこの"ハレとケ"という考え方、
昔の日本人の暮らし方を表す大切な言葉なんです。
◽️ケ(褻)は、日常のこと。
ごはんを作ったり、働いたり、いつもの生活。
毎日の静かな営みを指します。
◽️ハレ(晴れ)は、その反対。
お正月や結婚式、成人式など、
特別な行事やお祝いごとの"非日常"を意味します。
つまり日本人は、
「日常(ケ)」を丁寧に過ごしながら、
ときどき訪れる「ハレの日」で心を切り替えてきたんですね。
着物にも"ハレとケ"を当てはめてみると自分に無理のない楽しみ方を取り入れ易くなります。
成人式をきっかけにご本人やお母様が和服に興味を持ち出しますが、先ずは"ケ"の和服を楽しんでみると良いですよ♪
NHKの朝ドラで主人公が普段着ている着物姿が"ケ"
ですかね![]()
![]()

