こんにちは
結城あすかです
昨日たまたまYouTubeで夏目漱石の「こころ」の朗読が流れてきました。
耳ざわりのいい声とこころを捕まれる内容で、その気はなかったのについ今日も最後まで聞いてしまいました。
主人公の書生と先生の交流の物語ですが、先生がずっと良心の呵責に責められてきて、最後に自死してしまいます。
そのきっかけになるのが明治天皇の崩御と乃木大将の殉死?
明治に生きた人の日常や考え方が描写されていて、「ああ、なる程、だからなのね。」という箇所が所々でてきました。
例えば
天皇への思いとか、
以前なら子どもは親を養うものなのに、今は反対になってしまった、
とお父さんだったかが言う場面があって、
当時はそれが普通だったんだ、と改めて認識させられました。
私の祖父が奉公に出されたと言う話も当時としては子どもが多くて貧しい家庭にはよくあることだったんですね。
そして戦争を経験してきた人たちの考え方など、戦後は大きく変化してきたと言うものの、昭和生まれの私達は、ずっと古い考え方に縛られてきているのです。
意識するしないに関わらずね。
だからまだまだ苦しい時があります。
もう縛る人が誰もいなくなったというのに…
私も正直、まだ完全に自由にはなれていません。
ブロックを外すのはなかなか至難の業です。
でも大丈夫。何でも自分次第。
自分を大切にすることから始めましょ。
今日の日が
あなたにも私にも
美しい日でありますように
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