起業して、売上が上がるようになれば、
私はもっと自由になれると思っていました。
起業する前の私は、近所に住む親の介護に奔走。
子どもの予定に合わせて、自分の仕事を後回しにする毎日。
「自分の人生このまますぎるのかな…」こんな風につぶやくと、
夫からは「なに贅沢なこと言ってるの、不自由させてないだろ?」で終わる。
そりゃそうです、贅沢を言わなくてもなんとか生活はできる。
家族のことは大切です。
投げ出したかったわけではありません。
それでも、ときどき思っていました。
「私は、いつまで誰かのために生きるのだろう」
「私の人生は、いったいどこにあるのだろう」
そんな思いでいっぱいでした。
けれど、そんなことを口にすれば、
冷たい母親だと思われるかもしれない。
親不孝だと思われるかもしれない。
妻として失格だと言われるかもしれない。
だから私は、苦しいとは誰にも言えませんでした。
その代わりに向かったのが、
「稼ぐこと」でした。
お金があれば、この生活から少しは自由になれる。
自分で稼げるようになれば、誰にも遠慮しなくていい。
結果を出せば、家族にも周りにも認めてもらえる。
「私だって、ちゃんとできる」
そう証明できる気がしたのです。
だから、発信を学びました。
集客を学びました。
商品をつくり、何度も募集しました。
うまくいかないときには、
「まだ知識が足りないからだ」
と思い、また新しい講座へ申し込みました。
発信が伸びなければ、ライティングを足す。
商品が売れなければ、マーケティングを足す。
自信がなくなれば、資格や肩書きを足す。
いつも、今の私には何かが足りないと思っていました。
何かを足さなければ、認めてもらえない。
もっと結果を出さなければ、ここにいてはいけない。
そんな感情が、いつの間にか、稼ぐためのエネルギーになっていたのです。
だから、休めませんでした。
でも、売上が上がっても、安心するのはほんの一瞬。
次の月には、「今月も同じだけ売らなければ」という不安が始まりました。
売上が落ちれば、自分の価値まで下がったように感じる。
申し込みが入らなければ、誰からも必要とされていない気がする。
お金を稼ぐことと、自分の存在価値が、すっかり結びついていました。
それでも、周りから見れば、私は順調だったと思います。
好きなレストランで外食する。
家族で旅行へ行く。
欲しかった服やバッグを買う。
SNSには、きれいなホテルや料理の写真が並んでいました。
以前の私が欲しかったはずのものを、少しずつ手に入れていました。
ところが、楽しいはずの旅行先でも、
私はスマホを手放せませんでした。
投稿の反応が気になる。
問い合わせが来ていないか確認する。
ほかの起業家の発信を見て、置いていかれるような焦りを感じる。
家族が楽しそうに話している隣で、頭の中では翌月の募集について考えていました。
旅先では目の前には、きれいな景色がある。
家族もそばにいる。
使えるお金も、以前より増えている。
それなのに、私はそこにいませんでした。
身体だけが旅行先にいて、心はずっと、売上と発信の中にいたのです。
「自由になりたくて始めたはずなのに、私は何からも自由になれていない」
そう感じました。
稼いだお金で外食をしても、旅行へ行っても、
自分の人生を生きている感覚がありませんでした。
家族のために動く自分。
お客さまのために動く自分。
SNSで評価されるために動く自分。
売上を落とさないために動く自分。
どこを探しても、
「私は本当はどうしたいのか」
が見つからなかったのです。
気づけば、口座には以前よりお金があるのに、心はひどく孤独でした。
人に囲まれている。
お客さまから感謝される。
家族とも一緒に暮らしている。
それでも、誰にも本当の自分を見せていない気がしました。
弱音を吐けば、売れている自分が崩れてしまう。
休みたいと言えば、怠けていると思われるかもしれない。
誰にも知られてはいけない。
そうして私は、孤独を感じるたびに、また仕事へ戻りました。
仕事をしている間だけは、
「私は役に立っている」
「私は必要とされている」
と思えたからです。
けれど、それは、自分の人生を取り戻すために稼いでいるのではありませんでした。
自分の中にある寂しさや、認められない苦しさを見なくて済むように、
稼ぎ続けていただけだったのかもしれません。
でも・・・・
あるとき思ったんですよね
「同じじゃん前と・・・」って。
私の起業する前と、今
抱えていた不足感は何ら変わっていなかった。
どこまでいっても満足しない。
舞台が、家庭からビジネスに変わっただけで
私はずっと同じところにいる。
そんな感覚がすっとありました。
そんな私の視点を変えたのが、まきさんの教えでした。
真紀さんは、
「もっと稼げば自由になれます」
とは言いませんでした。
「家族から離れれば、自分らしく生きられます」
とも言いませんでした。
「あなたには、もっと大きな成功が必要です」
とも言いませんでした。
まきさんが最初に教えてくれたのは、
今、自分が何のためにお金を稼いでいるのか。
・何を守るために働いているのか。
・毎月いくらあれば、暮らしは本当に成り立つのか。
・私はどんな人生を送りたいのか。
そこを、自分の言葉で確かめることでした。
私はそれまで、「もっと稼がなければ」ということばかり考えていました。
けれど、必要なお金の額も、自分が望む暮らしも分からないままでは、どこまで稼いでも終わりはありません。
売上の目標は、安心のためではなく、
自分を認めてもらうための数字になっていました。
お金と、自分の価値を切り離すこと。
売上と、自分の存在価値を切り離すこと。
「稼げる私」でなければ愛されない、認められないという思い込みから、
自分を少しずつ解放していくことでした。
「まだ足りない」という正体の分からない焦りが、少しずつ小さくなりました。
いくらあれば暮らせるのか。
何か月なら仕事を休めるのか。
何にお金を使えば、自分と家族が本当に満たされるのか。
それが分かれば、誰かに認めてもらうためだけに、
売上を追い続ける必要はありません。
旅行へ行ったことを見せなくてもいい。
高いレストランへ行ける自分を証明しなくてもいい。
月商という数字で、自分の価値を語らなくてもいい。
お金は、自分の価値を証明する道具ではありませんでした。
自分が望む人生を、自分で選ぶためのものだったのです。
このことに気づいてから、
私はようやく、自分の人生に戻ってこられた気がしました。
子どもと過ごす時間も、
親と向き合う時間も、
旦那との関係を考える時間も、
見える景色が変わりました。
相手のためにすべてを差し出すのでもなく、
苦しいからすべてから逃げるのでもない。
私は何を引き受け、何を手放し、どう生きたいのか。
自分で選び直せるようになったからです。
私が本当に解放されたかったのは、家族そのものからではありませんでした。
「誰かの期待に応えなければ、私は認められない」
「何かを足し続けなければ、今の私には価値がない」
という生き方から、解放されたかったのです。
もし今、あなたが
・売上はあるのに、なぜか満たされない。
・外食や旅行を楽しんでいるはずなのに、心がそこにいない。
・家族のために頑張っているのに、孤独を感じる。
・休むと、自分の価値までなくなるようで怖い。
そんな感覚があるなら。
足りないのは、新しい資格やノウハウではないのかもしれません。
もっと稼ぐ力でもないのかもしれません。
一度立ち止まり、
「このお金で、私はどんな人生を生きたいのか」
を確かめる時間なのだと思います。
私はこのメルマガに出会い、
ようやく「稼いでいる私」ではなく、
何も足さないままの「私の人生」を取り戻し始めました。
▼売上があっても安心できなかった私が知った、
「お金を追わずに家計が整う5ステップ」
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