フエ王宮は、

1802年から1945年までの143年間、

ベトナム最後の王朝がおかれたグエン朝王宮は

フエを象徴する観光スポット。

 


世界遺産に指定されています。



1955年から1975年の間に起こった

ベトナム戦争の時に多くの

建造物が被害に遭ってしまったのですが、

今はかなり修復をされています。




この城門を抜けて敷地内へ入ります。





🔸🔸🔸🔸



余談なのですが、

ベトナムのお土産屋さんでは、

ノンラーという、頭に被るタイプの

カラフルな三角笠が山積みされているのを

よく見かけます。



これですね! ↓ 


何処に行ってもたくさん積んで売ってるので、



これ嵩張るのに、買う人多いのかなぁ??



とか、思って見ていたのですが、



大人気でした!!!爆笑




みんなかぶってた笑い泣き


涼しくて可愛いので、

フエ王宮の散策時にはぴったりのようです。



🔸🔸🔸🔸🔸




先ほどの城壁の門を抜けると、

大砲が置いてあります。



王宮門に向かって左側に5門、

右側に4門あり、

右側の4門は春夏秋冬を、

左側の5門は木・火・土・金・水の五行思想を

表しているのだそう。



実際にこの大砲から砲弾が発射されたことはなく、

霊力で王宮を守ってるんですって!

下の写真は「午門」です。


この門の手前に入り口の受付があり、

門の下にいるスタッフさんに入場チケットを見せると、

王宮内の案内MAPを貰えました。^ ^





敷地がかなり広いので、

ガイドさん無しでまわるなら

このMAPはとても役立ちます!!



メインエントランスになるのですが、

入るのみで、出口は別の門になります。




そしてこの午門。

ベトナム戦争での焼失を免れた貴重な建物。



門…といっても、とても豪華な二階建ての

建物です。

そして中はとっても煌びやか!!!



グエン朝は中国の影響を受けていた事で

知られていますが、

確かにものすごく中国風味!!!



床の柄が可愛かったです^ ^

実質、現存している建物の中で

この午門が1番立派な建物になります。



この午門を抜けるとすぐに「太和殿」があるのですが、

経年劣化のため、現在は修復工事が行われています。

*2025年8月終了予定…とのこと。



その太和殿(工事中)を抜けると、

右廡と左廡があり、

右廡は武官、左廡は文官が使う詰所です。



壁面などは、時間が経過しているのが伝わる、

味わいのある回廊です。



ここを抜けると、紫禁城跡になります。



残念ながら、紫禁城はフランスとの戦争で

ほとんど焼失してしまっており、

今残っているのは赤い回廊のみになります。



この日は比較的空いていたので、

あちこち写真を撮りました爆笑(←赤い建物が好き)



壁面はちょっとしたギャラリーに

なっている箇所も。





ちなみに、2018年から始まっている

建忠宮殿の再建は、

もうだいぶ完成が近いてましたよー!



細かい装飾がすごい✨






フエ王宮散策 続く。