*2023.09.23〜27
シェムリアップ アンコールワット五日間!
私の今回の旅は、阪急交通社さんの
ツアーに1人参加。
私が参加したこのツアーのスケジュール、
なんとありがたいことに、
ランチを美味しく食べてから一旦ホテルに戻って
約2時間ほど休憩が出来るプラン!
元気な方々はその時間も利用して
ショッピングをしたり、プールで泳いだり…と
過ごされていたそうですが、
私はシャワー浴びて着替えてお洗濯して…で、
あとはお昼寝😴💤…
遺跡は絶対に元気に回りたい!
ので、無理はせず。
九州出身だというのに、
暑さに弱いんですよね(^◇^;)
🔸🔸🔸🔸🔸
午後からは街からバスで約1時間ほどの
バンテアイ・スレイ寺院へ。
ここはアンコールパスが使えます!
967年、ラージェンドラヴァルマン王が
臨席する下で寺院の着工式が行われ、
息子君のジャヤーヴァルマン5世の時に
完成しました。
駐車場でバスを降りてから遺跡までは
少し歩きます。
この遺跡の名前、バンテアイ・スレイは
「女の砦」という意味なのだそう。
(バンテアイ→砦、スレイ→女)
ほとんどが赤っぽい砂岩で作られている
遺跡です。
この寺院の見どころは、
浮き彫り細工のレリーフ、繊細な彫刻などを
きれいに見ることができること!
とても繊細で細かい彫刻が全体的に
施されていて、美しい遺跡です✨
この日は幸い空いていて、ほぼ貸切状態!
その美しい彫刻をゆっくり鑑賞出来ましたよー
ほんとに細かい!!
この彫刻は、先に石を積んでから
掘っていく方法なのだそう。
ガイドのソティさんが、
「硬い石なんだけど、柔らかそうに見えませんか?
なんかチョコレートみたい🍫よね」
…と言っていたのが印象に残っています。
そう言われると、
ちょっと美味しそうに見えてくるという…(笑)
とても立体的な彫刻なので、
葉っぱのレリーフのところとか、
ほんとに柔らかそうに見えるんです^ ^
「アンコール美術の至宝」と呼ばれている…と
説明頂いたのですが、納得です!
この寺院のエピソードとして有名なのは、
1923年にフランス人の作家で冒険家の
アンドレ・マルローさんの逮捕劇ではないかと。
発掘したここの美しい女性像に魅せられて、
持ち出してフランスに持って帰ろうとして
逮捕された…という。
「東洋のモナリザ」と呼ばれているその美女象は、
今は周辺がら立ち入り禁止になっていて、
遠くから見ることしかできません。
女性像は全部で16体あるそうですが、
確かに穏やかな表情で、
そばに置いておきたくなるような
柔らかい雰囲気なんですよねー。
レリーフは、ヒンドゥー教の神話の蛇神ナーガや
シヴァ神、インドの伝説「ラーマーヤナ」なども
掘られています。
こんなに綺麗な状態で残っているのが凄いことですよね!!
このバンテアイ・スレイ遺跡は
他の遺跡群&街から約40km...と離れているので、
ここだけで半日程度は必要となりますが、
行く価値は十分にありだと思いますよ!!
その11へ続く。