家族といるときの私
夫婦としての私
職場での私
いろいろな環境と人間関係のなかで
さまざまな「私」という役割を果たしています
どんなに頑固な人でも
人や環境の影響を必ず受けています
「影響を受けない」 とするより
「その影響を意識する」 ほうが
ずっと自分らしく生きれます
「しばらく離れて戻ってみたら、居心地が悪くなっていた」
というのは
自分らしさを取り戻すことで
役割を果たしていたことを忘れてしまう
あるいは役割をはたしていること自体気づいていなかった
ということです
どんな関係性でも 「意志設定」 がとても大切です
「運命の人だから、運命の仕事だから、いつまでもぴったり寄り添える」
はずもなく
(縁はあっても運命の人はいないけど)
「一緒に生きていく」
「この仕事をする」
という意志の設定がとても大切です
だから
「この人と一緒にいるときの私が好き」
「この仕事をしている私は輝いている」
というのは、気づきとしてとてもよいことですが
その先には
「いつでもどこでも私は私のことが好き
そしてこの大好きな人や仕事と一緒に生きる」
というように
関係や影響を自分の視点と意志で決断していくことが
非常に大切です
居心地の善し悪しは
はじめのきっかけにすぎません
夫婦でも仕事でも
「見ている方向が同じか」
「目指すものに共感できるか」
「自分自身が本当に求めているものか」
「理由なんて関係なく好きか」
自分に主体を置いて
きちんと自分自身を見ることが大切です
いつでもどこでも
様々な影響によって「私」は作られていきます
役割を果たすことにも前向きに
役割をやめるときは潔く
どんなときでも
ど真ん中の揺るぎない 「私」 を忘れないようにしましょう
