明石市は日本一子育てがしやすいとして全国的に有名になりました。
パワフルな泉市長の有言実行される姿勢を信用しており、明石市民として誇りです
私たち夫婦にはまだ子供はいませんが、その支援の充実を実際に聞いたり見たりすることは多々あります。
数年前に隣の部屋にフィリピン人のご夫婦が引っ越ししてきました。
明石市独自の5つの無料化の一つ、「おむつ定期便」が配達されており、
こども医療費の無料化はもちろん、おむつも友人夫婦は本当に助かると喜んでいました
今日は彼らに起こった最近の出来事を、ブログで投稿します。
もし身近に日本語が苦手な外国の方が困っていたら、ぜひ助けて欲しいという思いがあるからです。
彼らには約1歳半の息子さんがいて、保育園に通園していました。
以前から保育園を辞めることを考えていましたが、
月末にコロナの影響で保育園が急きょ休園となり、相談するタイミングが延びてしまいました。
~日まで休園であることは言われており、また休園中の緊急連絡先の案内はもらっていました。
しかし、日本語がまだ苦手な友人夫婦にとっては、電話は意思疎通が難しく、理解不足で誤解が生じるため、
大事なことは直接保育士と話そうと、保育園へ出向きました。
~日まで休園と言われていた通り誰もおらず、月末中に話すことが出来ませんでした。
園からの緊急連絡先は、コロナに感染することなどが「緊急」になると、彼らは解釈し使いませんでした。
翌月2日に退園の申し出をすると、月末までの在籍となるので1カ月分の保育料を支払うように言われました。
1日も利用していないのに、彼らはショックを受けて私に相談をしてきました。
保育園のしおりには、「月払い」が明記されており、ルールだから仕方がないと思いましたが
コロナによる突然の休園や、言葉の壁などがあったため、それらを考慮してもらえないか、
保育園や明石市に相談をしましたが、保育料1カ月分を支払うことは変わりませんでした。
保育料1カ月分は大きな金額で、負担も大きいことは言うまでもありません。
保育園側は、月払いが明記されたしおりや緊急連絡先を渡しているので、
それを確認できていなかった、理解できていなかった知人夫婦に落ち度があります。
しかしながら、日本語がまだ苦手なことは明らかで、コミュニケーションが取り難いため
園からの大事な案内などを渡す際に、ゆっくり日本語を話して理解を促すなどの
気遣いや努力をしてもらえなかったのを、冷たいと感じるのは私だけでしょうか。
特別扱いをして欲しいわけではありません。彼らへのほんの少しのヘルプを差し出して欲しかったのです。
また、外国の方にとって保育園を選ぶ基準として、保育園・幼稚園が言語の対応力を示すことも大事だと思います。
大事な子供を預けるにも関わらず、保育士と意思疎通が取れないことは不安が募るばかりではないでしょうか。
彼らは私達と同じ様に納税をして社会のルールを守って生活をしています。
言語や文化が障害となり、日本人が普通に受けられる情報や公共サービスが受けられないことは不公平です。
行政などに相談できる窓口があったとしても、その情報すら知らない、アクセスできない人がいます。
そんな人々は、社会からこぼれ落ち、孤立してしまう可能性があります。
日本社会に馴染もうと必死に頑張る外国の方が、今後はますます増えるでしょう。
コロナの心配もありますが、周りの人間が手を差し伸べる、わりと普通のことが普通にされればいいなと思っています。
もし身近に日本語が苦手な外国の方がいたら、もしかしたら困っているかもしれません。
彼らと社会を繋げられるような、話しかけたりコミュニケーションをとったりする人が
一人でも増えて欲しいなと強く思います
※保育料が月払いになるか日払いになるかは、自治体や園によって異なるようです。
そのルール自体に不満を言っているわけではないので、ご理解をお願い致します。