「星空を見に登ったのはいいけど」
8月24日、25日に久しぶりの遠征で星空を見に中央アルプス木曽駒ヶ岳に行ってきました。
木曽駒ヶ岳は5年前の秋以来の2回目です。
(次の日の2019年8月25日に撮影)
「最大の目的は」
昨年北アルプスの蝶ヶ岳(標高2677m)に登り蝶ヶ岳ヒュッテから見上げた星空に感動し、また高山に登って星空を見たい!出来れば満天の星空を!星景写真を上手く撮りたい!etcです。
で、今年はどこにしようか?と探していたら、木曽駒ケ岳があったのです。
1週間前に天気予報を見ていると雨、どうなるかと思っていたけど、当日家を出た時も雨だった。
ところが大阪から岐阜県の恵那峡SAで天気が回復!7時間ほどかけて駒ヶ根 ICを降りた頃には快晴!素晴らしい青空が広がっていたのです。天気指数もAなので、その時は星空をめっちゃ期待していたのでした。
ところが千畳敷カールに着いたら空は曇っていてガスが発生しているではありませんか。アレレ!?
結局のところ星空は全く見られなかったという初日のお話しです。
なので今回の「満天の星空を見る登山計画」は見事に失敗に終わりました。
標高2600mの千畳敷カールまでバス🚌(駒ヶ根〜しらび平)とロープウェイで上がれ、そこから木曽駒ケ岳山頂までは標高差350mなので楽ちんです。⁇
千畳敷から駒ヶ岳山頂まで約2時間かけてゆっくりと登ります。
高山登山では初級と言われている木曽駒ケ岳は自分には丁度いいです。山から見る星空の名所は探せば他にたくさんあると思うし、テント泊もいいなって思いますが、体力や登山技術etcを考えるとたくさんの無理があるので木曽駒ケ岳は◎ですね。
ロープウェイは満員御礼!
紅葉のシーズンが人気だと思っていたけど、年中人気のようでした。
例えば、「天空のでお花畑」と呼ばれている千畳敷カールの高山植物は6月、7月頃が見頃らしいですね。
8月末でも色んな花が咲いていたのが嬉しかったです。
ロープウェイで7分ほどで千畳敷駅着、気温は14℃と涼しかったです。
降りた駅の目の前に広がる雄大なカールの景色は、残念ながらガスに覆われて見られずでした。
「出発!」
駒ヶ岳山頂目指して出発します。
「今日のコース予定(赤線)」
剣ヶ池→八丁坂→乗越浄土→中岳(標高2925m)→木曽駒ケ岳山頂(標高2956m)
頂上直下に建つ頂上木曽小屋(標高2900m?)泊
ナナカマドの紅葉はまだですね。
↓の乗越浄土を目指してハイキングコースから登山口ヘ、ここから今日のコースで一番の急登八丁坂を登っていきます。
咲いている 高山植物の種類が多すぎて、ほんの一部だけコンデジで撮りました。
・ネバリノギラン・ウサギグサ
・ミヤマリンドウ・ゴゼンタチバナ
(名前間違えていたらごめんなさい)
一周40分のハイキングコースだけでも高山植物もたくさん咲いているし、すごく楽しいと思いました。
八丁坂にはたくさんの高山植物が咲いていたので、登山客が多くて渋滞する中でしたが楽しく登れました。
高山植物のクルマユリも可憐に咲いていました。
八丁坂は下山をしてくる登山客も非常に多く、かわり番こに山側に避けて渋滞ができます。
振り返ると、随分高いところまで登ってきました。
乗越浄土に着きました。
目の前にある宝剣岳(標高2931m)はガスで見えず、近くの天狗岩がゴリラのようにも見えました。
乗越浄土から見えている宝剣山荘の前で休憩。トイレは有料200円
強風の中、中岳ヘ向かいます。
岩場の中岳山頂に着きました。
中岳山頂からは下って行き宮田村頂上山荘の前で休憩です。トイレは有料200円
山荘の前はたくさんのテントが張ってありました。昨夜雨が降っていたら大変だったやろなって思います。
ここから あと少しだった駒ヶ岳山頂、ガスに覆われているようなので登頂は翌日にして、宿泊する頂上木曽小屋ヘ変更に。↓のところまで登って行きます。
木曽小屋へはトラバースルートで行きます。
ちょっと危険なルートですが、
咲いている高山植物のヒメユキソウや
(ピンボケてしまった)
終わりかけのコマクサに癒されます。
ヒメユキソウは、この中央アルプスだけでしか見られないそうです。
高山植物の女王と呼ばれるコマクサ、白い花に出会えて幸運でした。
なんかいいことないかなぁ〜
もうすぐ木曽小屋
無事に 木曽小屋に到着しました。気温5℃と真冬の寒さです。
晩ごはんのカレーライスを美味しくいただき、PM8時30分消灯。
天気の回復をPM9時過ぎまで待っていたけど星空は見えずでした。気持ち切り替えて!
明日は御来光に期待したいのです。日の出はAM5時4分だったかな?
つづく
最後まで読んでいただきありがとうございます。