今般の台風、地震と被害にあわれた皆様にお見舞い申し上げます。
一日も早い復興を心よりお祈り致します。
我が家は被害はなかったですが、いろんな物が飛んでいたり、風雨のピークのときは一時間くらいマンションが揺れたり、今までに経験したことがない恐怖を感じました。
台風の影響で設備障害だったインターネット、本日夕方にやっと繋がりました。
「続きから」
山道の要所に設けられている道標の中に「熊野参詣小辺路」と記されたものがあったり、ここまで来るときに相ノ浦口女人堂跡のところにも「相ノ浦道」があったので何だろう?って思っていました。
家に帰ってから調べてみると、どうやら高野山へ通ずる七本の街道(高野七口)だということが分かったのです。
【高野七口とは】
参詣道として多くの人々が行き交う。現在はハイキングルートとしても人気を集めている。世界遺産にも登録されている「高野山町石道」「熊野古道小辺路」などがある。
・高野山町石道・高野街道京大坂道・黒河道・大峰道・熊野古道小辺路・有田、龍神道・相ノ浦道(インターネットより抜粋)
「高野七口」がこの女人堂巡り、7ヶ所の女人堂のことだと思っていたのがどうも違うようです。
そうなんだ!だんだんと高野山女人道のことが分かってきました。
「ろくろ峠から次へ」
後半は、地図の中の黄色の線ろくろ峠から不動坂口女人堂までの歩いたコースです。
ろくろ峠から、次の大峰口女人堂跡へ向かいます。
この辺りは道標が分かりやすく立っているのでありがたい。
おや?鷹の鳴き声が!撮れなかったけど、見上げると鷹が飛んでいました。
歴史を感じながら自然も楽しめる女人道でしょうか。^^
ろくろ峠からの山道は車も通れるくらいの幅があるし、標識も分かりやすかったです。
円通律寺へ
ここからは下り
円通律寺への分岐のところから20~30分くらい?下りたところに円通律寺、こんな山中にあるんだって思ってしまいます。看板は「円通寺は修行道場につき拝観できません」になっていました。
奥の院へ
円通律寺から5分くらいで、再び山道に入ります。
そこそこ歩いて行くと
高野七口女人道の看板を見ると大滝口女人堂跡となっているではないですか、えええ??大滝口はろくろ峠のところじゃない?矢印の方向が間違っている!大滝口から来たんだよ。。。 あまり考えないようにして青色矢印のほうへ行くとこにしました。
しばらく歩いて行くと、また看板らしきものが
6、大峰口女人堂跡・みろく峠
看板には大峰口女人堂跡と書かれていました。女人堂跡と思われるところには、この看板だけでした。ということは、残りの女人堂は、あと黒河口だけです。
しばらく山道を歩いて行くと、コウヤマキの群落地なのでしょうか
山道には、またまたマキボックリがたくさん落ちていました。この山道をしばらく歩いて行きます。
少し山道の景色が違ってきました。弥勒峠、大峰口女人堂の周辺がうっそうとしていたので、この辺りまで下りてくると奥の院近くまで来たことを感じます。
大峰口に出ました。中の橋駐車場の近くですね。
ここまでひたすら歩いてきたせいか、、、大峰口に居たツマグロヒョウモンが優しく出迎えてくれたような気がしました。
中の橋駐車場の自動販売機でドリンクを買ってしばらく(20分くらい)休憩しました。
○中の橋駐車場から○鶯谷までのルートは奥の院の参道と車道なので割愛
「鶯谷から」
高野山大学グランドが見える道路から鶯谷までの住宅街はわかりずらくちょっとコースを間違えてしまいました。
ちょっと迷って(GPSも使って)、その先に鶯谷停留所がぽつんとありました。この停留所で自分の居場所が分かったのです。鶯谷って東京にもあるけど、、、。こんなこと思うのも余裕やな!・・・
7、黒河口
鶯谷からすぐのところに黒河口の看板があったけど、黒河口女人堂跡が分かりませんでした。(この場所なのかもしれない。)
黒河口から少し道路を歩いて行くと、民家の所に女人堂への標識がありました。
鳥居をくぐり
標識通りに行きます。
ここは高野山コウヤマキ植物群落保護林って看板に書いてありました。
山道脇には笹、静かすぎるので熊が気になってって感じで歩いて行くのでした。
おおっ!この景色はゴールの女人堂じぁない!
着きました。不動坂口女人堂です。
高野山不動坂口お竹地蔵がやさしくゴールを迎えてくれました。
女人堂
1872年(明治5年)まで高野山に女性は一歩たりとも入山が許されなかった。高野山に通じる主要な道には女人堂が建てられ、女性はそのお堂までしか立ち入ることができなかった。現在残っているのはこの不動口に建てられた女人堂のみ。残りの6つは今はもう存在しない。 (インターネットより抜粋)
7つの女人堂巡りの内、6つは現存していないので女人堂跡はわかりずらかったのは仕方ないことですね。
少しずつですが高野山のことが分かってきました。また行きたいと思います。
最後まで見ていただきありがとうございます。