三連休の初日に、いつもの山仲間と久しぶりに伯耆大山に行こうと計画していました。
今回は晴れて欲しい。そしてタイミングよく紅葉が見れたら最高かと思います。
山仲間とは過去2回大山に登っていますが、2回とも雨だった記憶があります。
2年ぶりの大山、今回は晴れが期待できそうです。
10月は台風が2週連続やって来ていたので登山ルート情報を事前に確認しましたが、台風の被害は無いようでした。
AM4時30分に出発です。阪神高速を使って池田から中国自動車道に乗って米子道自動車道の溝口ICで降ります。
渋滞していなかったら約4時間で大山の駐車場に到着予定です。
加西SAで休憩をして、次は蒜山SAまで行きました。途中で濃霧が発生したりしていたので今日の天気が気になりました。
でも、蒜山SAに着いた頃にはすっかりいい天気になっていました。
この場所から大山を見ると、山頂付近は雲がかかっていたので、今日はどうなんやろう?
って眺めていたら、仲間の1人が白い岩肌を見て、アイゼンいるのとちがう?って言うもんだから一瞬焦りました。アイゼン持って来てへん! 要らないですがね、。
天気が良いと気持ちも良くて中国道をスイスイ走って行くって感じです。
渋滞も無く、ほぼ予定通りに溝口ICまで来ました。
ICを降りると目の前にドドーンと大山が見えます。
おや! 笠雲?富士山の笠雲は知っていましたが、大山が笠をかぶっています。
ということは、、、近いうちに雨が降るの? おいおい勘弁してよ!
不安にかられながら美しい紅葉の道路を走って行ったのです。
夏山登山道入口付近の駐車場は満車でした。次に一番大きな駐車場に行ってみたのですが、もう満車状態です。なんとかぎりぎり奥にとめることができました。
駐車場で登山靴に履き替えて大山を見上げると、先ほどあった笠雲がだんだんと消滅していったのです。
俺って晴れ男!イベントごとに晴れの日が続くやん。
今回の大山登山はいい感じに登れそうです。
大勢の登山者や観光客の中、澄んだ空気と大山の秋を体いっぱいに感じながら登山口までてくてくと歩いて行くのでした。
登山届を出して、夏山登山道から登って行きます。
西日本最大級と言われているブナ林は紅葉を迎えていて見頃のようです。
暑くも無く寒くも無く、気持ちいいです。
そして、山道は登山者が途切れることなく続いています。
標高900m
ほんと、早起きをして大山まで来て良かったって思います。
ブナの幹と紅葉のコントラストがとても美しいです。
標高1000m
五合目に山の神さんという遥拝所があります。
無事に登れますようにと安全祈願しました。
六合目まで登ってきました。ここにはベンチと避難小屋があります。
六合目の避難小屋の所は休憩している人がたくさんいたので、休憩もそこそこ山頂を目指します。六合目から少し登った所から振り返って見た景色です。
北壁を眺めながら登って行きます。
標高1400m
過去2回登った時の大山は残念ながら眺望はゼロでしたが、今、目の前に広がる絶景に感動します!
更に登山道を登って行くと急勾配になりました。10月は雨の日が多かったこともあり、山にほとんど登っていなかったので体力が落ちています。こんなに大山ってしんどかった?って思うほどでした。
でも、風も無くこんなに天気が良いので、しんどさも忘れてしまいます。
8合目を登り切ると、山頂の台地が現れてきます。
もうすぐ山頂
山頂付近から国の天然記念物に指定されている、日本最大のダイセンキャラボクの群生地が現れます。
そして、ダイセンキャラボクには赤い実がいっぱい生っていました。
山頂まで木道を歩いて行きます。
雲の上
山頂は・・・
登山者でいっぱいでした。
大山頂上 (標高1710.6m)
伯耆大山山頂からの眺め、天気が良くて最高です。
雲海も素晴らしい!
登山者が多くて、山頂まで約3時間くらいかかりました。
我々からは聞いていないのですが、すれ違った人がトイレは1時間待ちとか言っていました。
山頂は風がほとんどなかったです。少しの時間でしたが太陽の暖かさを感じながら、いつものインスタントコーヒーでしばらくの時間休憩をしました。
つづく
下山は行者谷コースで、綺麗すぎる大山の紅葉と北壁へと、、、。